【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』17
読んだ本
読書マインドマップ
読書メモ
第2章 10のリサーチ技法①『情報をさがす編』
公的調査・統計活用
無料で信頼性も高いリサーチの鉄板技法
行政や各種公共団体から得られるデータ
→ほとんどが無料で入手でき、かつ、比較的信頼性も高い情報源はじめは、次の点に注意する必要がある
どこに何があるのか
どのような点に注意して使うべきなのか
主な使用シーン
国や地域、業界のマクロトレンドを数値で追う
市場規模などを推計する
公表されているデータ同士、公表データ×自主調査データなどを組み合わせることが必要
テクニック:総務省統計局をハブとして活用する
欲しい情報がどこにあるのかあたりをつけたいときは、総務省統計局の各国際機関の概要が一覧になっている
テクニック:海外のマクロデータはまず世界銀行をあたる
各国のマクロ経済指標を求める場合、「世界開発指標(WDI)」をあたる
国際機関が世界各国で実施した世帯調査や企業調査などのマイクロデータもMicrodata Libraryとして情報をとりまとめている
ルール:国際比較には個別の政府機関ではなく国際機関の統計を活用する
国際機関の統計は、各国のデータが一元的に見られる
データ収集方法や集計方法が標準化されている(=基準がそろっている)
テクニック:国内のマクロデータはまずe-Statをあたる
政府系の統計データを見るときは、e-Statを見る
→政府系の統計はほぼカバーできる統計局はメールマガジンも発行している(月初・月中・月末程度)
→どのような統計が新しく公開されたかを完結に伝えてくれる
感想
総務省統計局の各国際機関の概要が一覧になっているサイトは、トップページから探すと非常に見つけにくいです。「インフォメーション」(見出し)をクリックし、さらに「リンク集」をクリックするとたどり着けます。
リサーチ・ナビ(国立国会図書館)にも、国際機関の一覧があるので、併用すると漏れがないと思います。
海外のデータを取ることがほとんどなかったので、国際機関が出している統計データの利用法はよく知りませんでいた。経済協力開発機構(OECD)は割と使った気がしますが、世界銀行(WB)はほとんど知りませんでした。使う機会があるかどうかはわかりませんが、まずはのぞいてみようと思います。
e-Statはデータ取得によく使っていました。メールマガジンのサービスをしていたことは知りませんでした。
政府系のものだと、RESASなどデータを活用するサイトもいろいろあるのですが、使いこなせているかというと、どうかというところです。
ところで、RESASとMeiNaはどう違うのでしょうか?同じように見えますが、違うのかもしれません。MeiNaを自分の手で使ってみたいです。
この記事が参加している募集
最後まで読んでくださった方ありがとうございます。よろしければサポートいただけますと幸いです。本を買い、noteを書き続け、読書文化の輪を広げるために使います。