【読書メモ】山口周 『人生の経営戦略』07

読んだ本

人生の経営戦略――自分の人生を自分で考えて生きるための戦略コンセプト20

読書マインドマップ

『人生の経営戦略』マインドマップ

読書メモ

第1章　目標設定について

• 01 パーパス　人生というゲームの「基本原理」を押さえる

  • 「時間泥棒」に自分の人生を奪われないために

    • 時間泥棒の提案
      →「愛する家族や隣人たちのために無為に使っている時間資本を切り詰めて貯蓄に回せば、あなたはお金持ちになりますよ」
      ＝「人生を豊かにしてくれる資本」を「金融資本」を築くためだけに集中して使ってはどうか、という提案

    • 時間泥棒に自分の時間を奪われないためには？
      →「自分にとって本当に大事なもの」「自分が本当に実現したいこと」を意識して時間配分をマネージするしかない

    • 「設定した目標がことごとく実現するのに全然ハッピーにならない」事態
      →自分自身が心から望んでいたものではなく、周囲の他人を羨ましがらせるものだった

感想

「自分にとって本当に大事なもの」「自分が本当に実現したいこと」をどれだけ気付けるかに、ウェルビーイングの到達するかどうかはかかっているのかもしれません。

そのことを見極める目を曇らせてしまうのが、「承認欲求の罠」だと思います。（親兄弟も含めて）他人から認めれなければならない・称賛されなければならない、という呪い（刷り込まれた先入観）にとらわれてしまうと、他人軸でしか動けなくなってしまいます。

こういう状態だと、心の自由がなくなってしまうように思われます。「自分にとって本当に大事なもの」「自分が本当に実現したいこと」を見つけるには、ある種の「わがまま」が必要になってくるのではないかと思います。