【読書メモ】妹尾輝男『世界は悪ガキを求めている』08
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読書メモ
第1章 安定を望むな、変化を選べ
「本当に守るべきもの」に徹底的に執着する
リーダーは会社を家族と同じくらい守らなければならない
危機や災害などに本当に守るべきものが明らかになるが、重要なのはそれにどれくらい執着するか
→家族や会社を、自分の命かそれ以上に守るべき大切なものと思えれば、結果として、変化に対するリスクに敏感になり、対処できるようになる
感想
リーダーが会社を守るというのは当然として、その「会社」「守る」が意味するところを知りたいと思いました。会社(組織)を存続させるために従業員の解雇を決断することは「会社を守る」ことなのでしょうか。(従業員を解雇せずに会社を倒産させて従業員全員を露頭に迷わせるくらいなら、一部の従業員を解雇し他の従業員を守るという判断も、「会社を守る」といえば「守る」と言えそうです)
歴史上の悪ガキ的リーダーを見ていると、家族や家臣を大切にしない、道徳的・倫理的にどうなのかという人物が、後の世に大きな影響を与えるような改革を行っている例もあります(武則天、ピョートル大帝、ナポレオン3世など)。彼らは家族がどうとかを考えていないフシがあって、家族を大切にすることと、会社なり国家なりを繁栄に導くこととは、リンクすることも相関することもないように思われるのですが、どうなのでしょうか?
ところで、このあたり、ずっと著者の体験談が語られているのですが、「悪ガキ的リーダー」の話とどうリンクしているのかよくわからないのですが、読み進めていけば、そのうち理解できるということなのでしょうか?
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