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【読書メモ】妹尾輝男『世界は悪ガキを求めている』40

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読書メモ

第8章 流されるな、哲学を持て

  • 「哲学」を育てる土壌は自己肯定感と楽観性

    • 哲学を育てる肥料:ある程度の楽観性と自己肯定感

    • 自己肯定感を育むよう育てられなかった人でも、良質の自己啓発書を読んだり、コーチングを受けるなりして、感触を養える

  • よいものを取り込み、アウトプットを繰り返す

    • 悪ガキ的リーダーは、基本、素直である
      →世の中のいいものを取り込むことに躊躇がない

    • 取り入れたものを咀嚼して自分のものとする
      取り入れたものを自分の言葉でアウトプットすることにも長けている

    • 自分の強みや弱みはそう簡単にわかるものではなく、自らの哲学をもとに、世の中と対峙する経験の果てに初めて見つかるもの

    • 自らの哲学を持てば、自分の言葉が他人にどういう影響を与えるかを知るようになる

感想

自己啓発書もコーチングも相性に左右されるところがあると思います。コーチのなかには、何でも否定したがったり、自分の思い通りにしたがったりする癖のある人がいるので、そういう人は避けたほうがいいように思います。生成AIをコーチ代わりに話してみる、というのもいいかもしれません。

日本人は自己肯定感が低いとよく言われていますが、出る杭は打たれ、標準化・平均化・均質化することがいいことのように捉えれられているフシがあると思います。一律の基準があるからそこから外れてしまうと自己肯定感がなくなってしまうわけで、ほんとうは一律の基準などないことに気がつけば、自己肯定感は自然に上がっていくのではないかと思います。

悪ガキ的リーダー、というより、良いリーダーとは、方向転換するのがうまいように思います。流行に流されてもダメということで、結局のところ、哲学の問題に行き着くのだと思います。

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Tomoko Nakasaki(中崎 倫子)
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