【読書メモ】波頭亮『論理的思考のコアスキル』40
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第III章 コアスキル習得の具体的方法 2 How to do : どう練習するのか
集中して考える
論理的に"良く"思考しようとするならば、集中力が不可欠
集中力は、ある1つの対象に対して注意を向けている時に発揮される
集中下では、その対象に関連のある情報とそれ以外の情報とを選別する「効率的選択」のメカニズムが働くことが、認知科学の研究によって証明されている
どうすればより集中して考えることができるのか?
集中することを意識する
集中できる環境/条件を整える
環境条件のコントロール
自分自身のコンディションのコントロール
論理的思考を行う場合には、思考対象にフォーカスする
発想や創造の場面では、フォーカスを緩める
→関連性の低い情報や通常では直接結びつけられないような事象との結びつきまでを視野に入れてあれこれ模索した方が、新たな見方や考え方が生まれることが多いため集中と非集中とを意識的に使い分けることができるようになると、正確で明快な論理展開を成す思考と、クリエイティブで斬新な発想に導いてくれる思考の双方を、高いレベルで行うことができるようになる
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