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【読書メモ】吉田満梨, 中村龍太 『エフェクチュエーション』49

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読書メモ

第8章 エフェクチュエーションの全体プロセス

  • インターミッション

    • エフェクチュエーションを構成する5つの思考様式を使い、どのように物事を捉えて行動していくのか、を具体的に説明する

    • 中村龍太さん

      • フリーランス(個人事業主)として起業しているエフェクチュエーションの実践者

      • サイボウズ株式会社のエフェクチュエーション実践者であり、推進する経営幹部

      • マイクロソフト365の流通チャネルの開発に携わる
        →自分がやってきた新商品開発や新しい仕組みづくりは、エフェクチュエーションだと腹落ちした

      • 吉田満梨さんと大学院でエフェクチュエーションの講義

        • 実務経験者として担当、上場企業内でのエフェクチュエーションの実践も解説
          コーゼーションのような解像度の高い目的・ゴールを必要とせず、自分自身の手持ちの手段から行動を始める学生の姿を見てきた

      • 第9章と第10章では、大学院の講義の内容を詳しく紹介

感想

フリーランスとして、また、組織の一員として、エフェクチュエーションを実践している方の話を聞けるのはおもしろそうです。いままで理論の話や外国の事例の話ばかりでしたが、国内ではどのような実践がなされているのか、聞いてみたいところでした。

いまのところ気になっているのは、エフェクチュエーションの実践は、「事前にエフェクチュエーションの手法を取ろうとしていたのか」、「事後的に、自分のしてきたことがエフェクチュエーションの手法であることがわかったのか」、どちらのなのかということです。これまでの事例は、事後的にエフェクチュエーションの手法をとった事例でしたが、意図的に再現できるものなのかどうかが、気になりました。

また、実践と理論をどう紐づけているのか、そのあたりも見てみたいと思いました。

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Tomoko Nakasaki(中崎 倫子)
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