【読書メモ】内田和成『ビジネススクール 意思決定入門』61
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読書メモ
Part3「人間のクセ」を知る 12幻惑 数字や状況を冷静に読み取る
Q12-2 白と黒に塗り分けられたサイコロの目(p.225)
正解は①(黒白黒黒黒)のパターン
②(黒黒白黒黒黒)の確率が最も高いと答える人が多い
確率の問題は惑わされることが多い
ルーレットで6回続けて赤が出ると、次は黒がでると思い込む
次に何が出るかは、前に何が出たかには影響されない
「大数の法則」も働き、長い目でみると平均に回帰する
感想
確率をきちんと計算すれば確認できるのですが、とっさの判断だと、やはり間違ってしまいそうです。こういうときに、統計学の知識があると、ある程度、誤りは回避できるのかもしれません。
統計学の「独立事象」「大数の法則」が、ここでは役に立ちます。
独立事象
サイコロやルーレットに関しては、互いに独立の事象であり、ある事象が起こるのに、他の事象の影響を受けることはありません。
大数の法則
大数の法則とは、試行を重ねれば重ねるほど、ある値に近づいていく法則です。例えば、サイコロの1の目が出る確率は、サイコロを振れば振るほど、1/6に近づいていきます。
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