【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』08
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読書メモ
第2章 10のリサーチ技法①『情報をさがす編』
情報を「さがす」技法と「つくる」技法
10の基本的なリサーチ技法
図表2-1「10のリサーチ技法」を参照(p.30)
複数の技法を組み合わせる
2つのタイプに大別できるリサーチ技法
手っ取り早く基本的な情報を吸収して仮説を立てる手がかりを得る
→Web検索や文献検索、記事検索全体の傾向を体系的・定量的に理解する
→公的調査・統計や調査レポート、アンケート調査常識を超えた専門知識や深い気づきを得る
→ソーシャルリスニングやフィールドリサーチ、インタビュー調査やワークショップ情報を「さがす」と「つくる」
さがす:すでに存在し誰でも取得できる情報を得る
→いかに効率的に取得し、その情報から独自の考察を広げられるかつくる:現在存在せず、自らが作り出す必要がある情報を得る
→「そのデータをどう作るか(設計)」が重要になる
感想
3つ情報の種類があり、ウェブ検索や文献検索・記事検索は先行研究の調査、公的調査・統計や調査レポート、アンケート調査は定量調査、ソーシャルリスニングやフィールドリサーチ、インタビュー調査やワークショップなどは定性調査とと分類できそうです。
情報を「つくる」ことに関して、調査設計が重要なことは確かにそうです。アンケートでもインタビューでも、あまりに長い時間をかけてしまうと、調査に協力してくださる方が疲れてしまい、調査結果に影響してしまうことがあるからです。
というのと、質問の内容が悪いと、ききたいことがきけないという恐れもあります。聞く順場も、間違えると回答を誘導してしまうので、注意しないといけません。
特にアンケートは、Googleフォームなどで簡単に作れてしまうので誰でもできると思ってしまいますが、いかに少ない設問で、自分の得たい情報を引き出せるかが大事です。
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