#22 【家庭菜園】肴豆とラディッシュを植えました
人生初の畑仕事に挑戦中の私。
平日は仕事で畑に行けないので、毎週末に作業をすることにした。
畑をGETして最初にしなければいけないのは、畑を耕す作業だ。
耕すときに、元肥と呼ばれる肥料や石灰を一緒に混ぜ込み、土造りを行う。
おいしい野菜づくりには欠かせない作業だ。
コメリで鍬を購入した私は、畑に行ってはじめて耕してみた。
地面ってこんなに硬かったんだ…。
でも、そんなことより今のこの状況がおかしくて笑ってしまいそうだった。
"25年間東京で生まれ育った世間的には「都会っ子」な自分が、その2年後には地方に住み鍬を購入して畑を耕している。"
誰がこんなこと、想像できただろうか。
旦那さんも、田舎暮らしを楽しみすぎている私を見て、笑っている。
やっぱり、新しいことは刺激的でいつだって楽しいものだ。
さて、話を畑の作業に戻そう。
畑を耕すと同時に、畝(うね)という野菜を植える場所を作ることも考えていく。私たちは、まずは2つの畝を立てることにした。
耕すうちに巨大みみずが3匹以上現れた。いい土なんだろうな。
いよいよ畝が完成した。汗だくだけど気持ち良い。
早速、「肴豆(さかなまめ)」という枝豆と「はつか大根」の種を植えることにした。
肴豆は、新潟県の長岡市でしかほとんど流通しない「長岡野菜」に指定されている枝豆の種類で、9月下旬~10月頭の10日間前後しか収穫できない幻の枝豆。最も、新潟県は枝豆の生産量も消費量も国内トップなんだとか。
1つ目の畝の両端を避けた約25cm間隔で、人差し指の第二関節くらいまで土を掘り、1つの穴に2粒の種を植える。植え終わったら土をかぶせて、上から掌でパンパンっと穴の部分を押さえる。これには、種付近の土を少し固めて水分を逃げにくくする効果があるらしい。
鳥に見つかって食べられてしまうこともあるらしいので、隣の畑の方が使わないネットを掛けてくれた。本当にやさしい。
はつか大根は、ラディッシュとも呼ばれる大根の一種。「はつか」とつくように、収穫までの期間が20~40日と短い。
2つ目の畝の両端を避け、指2本分ほどの溝を間をあけて2列分作る。
そこに、種を重ならないようにパラパラと撒いていく。芽が出るものも出ないものもあるので、種はたくさん撒いておいて、あとから「間引き」をするらしい。
こちらは種の上に、ふわっと土をかぶせて終わり。だいたい種に対して2~3倍の高さの土をかぶせると良いらしい。
種を植えた後は、たっぷりとお水をあげておく。
次の週末に芽が出ているか確かめるのが楽しみだ。
でも、猛暑が続くがカピカピに枯れてしまったらどうしよう。
失敗しても成功しても、それに一喜一憂しながらのんびりやるのがいい。
畑仕事は体力的に大変なことも多いが、終わった後のすがすがしい気持ちとおいしいご飯。
良い趣味を見つけてしまった。