【アスリート必見!】パフォーマンスを向上させる方法 腹圧の重要性!
更新日 2/23
皆さん腹圧という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
陸上競技をやっている方や、筋トレ(ウエイトトレーニング)を行っている方は、聞きなじみのある言葉だと思います。
陸上の短距離選手が腹部にバンドを巻いていたり、ジムで腰ベルトをしている人を見たことがありませんか?
これらをつける目的の一つとして腹圧を高めることが挙げられます!
しかし、そもそも腹圧とは何かを理解している方や、どうすれば腹圧をかけられるのか、またどのような効果があるのかについて知っている方は少ないのではないでしょうか?
そこで今回は、腹圧という言葉を初めて聞いたよという方にも理解してもらえるような解説をしていきたいと思います。
そもそも腹圧って?
腹圧の定義は、腹腔内の圧力であり、腹筋・横隔膜の収縮・緊張によって上昇する者である。簡単に言えば、お腹の中の圧力のことです。
お腹周りの筋肉が風船のようになっており、それらを収縮させることで、内部の圧力を上げることを腹圧をかけるといいます。
なぜ腹圧が大事なの?
走るときや、ウエイトトレーニング時に腹圧をかけることが重要と言われますが、なぜ重要なのでしょうか?
走りの効果
まず、走りについて見ていきましょう
走りの面で腹圧が重要になる理由は、簡単に言えば反発がもらえるからです。
木の棒と紐を想像してみてください。地面に対して垂直に落とした場合、木の棒は跳ね返りますが、紐はそのまま落ちたままになることが想像できると思います。
この差は、二つの物質の硬さによるものです。硬い物質ほど反発を受け取ることができます。
これが走る中でも重要になる理由です。
腹圧をかけることで、体を棒のように固くし、反発を受けられるようにします。さらに腹圧をかけることで姿勢が矯正され、良い姿勢で走ることができるといった効果もあります。
反発を利用して走ることで、無駄なエネルギーを消費せず、より大きなエネルギーを利用して走ることができます。
ウエイトトレーニングの効果
では、ウエイトトレーニングについてはどうでしょうか?
効果はいくつか挙げられるため代表的なものを3つほど挙げていきます。
体幹部の安定
怪我や故障の防止
挙上重量の向上
この3つが代表的な効果となります。
それぞれについて詳しく見ていきましょう
まず、体幹部の安定ですが、腹圧をかけることで、内側からの圧力が向上し、体幹が安定します。体幹が安定することで力が伝わりやすくパフォーマンス向上にも繋がります。
次に怪我や故障については、腹圧をかけることで、腰部にかかる負担が軽減し、腰椎の怪我などのリスクを軽減させることができます。
最後に挙上重量の向上についてですが、体幹部の安定の時にもお話ししましたが、力が伝わりやすくなるためです。
腹圧をかけることが特に重要になる主な種目は、
・デッドリフト
・スクワット
・クリーン
などが挙げられます。
健康効果
さらに、スポーツをやっていない人にも効果があります。腹圧をかけることができるようにすることで、体幹が鍛えられ、姿勢がよくなります!
よく腰が痛くなるという方にも腹圧は重要になってきます。
ここまでで、腹圧の重要性が理解できたと思います。
ここからは、実際に腹圧を高めるトレーニングや、実際に腹圧を使う感覚、腹圧を高めながら走る方法などを紹介していきます。
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