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思いと夢と共感の2日間が閉幕。そして作り手への決意。


先週のこと。
生き博SHIZUOKA Vol.3が無事に閉幕をしました!!

ご協力・応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました!

ゲストの方々への感謝、そして自分の内容言語化のため、今回担当させていただいた「作り手の生き方セッション」についてイベントレポート風に一部記事にしたいと思います!

写真は、生き博SHIZUOKAメンバーのかんなさん、舞さんが担当してくださいました!

作り手の生き方1


企画の始まり

このセッションの企画の始まりは、自身の原体験からでした。

学生の頃、両親にエンタメやクリエイティブを仕事にするなら都市に行ったほうが良いと助言をもらい、僕は生活の拠点を都市のままにしました。

しかし、都市での生活を続けていくうちに一生都市を拠点にしていくことに違和感を感じ、地方でのクリエイティブ・エンタメに目を向けたことが今回の始まりでした。

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地方でもクリエイティブに関わるきっかけやチャンスの視野を作りたいという思いがある分、今回のこのセッションは、少し特別な思いだったように思います。

実際に、セッションを作り上げていく過程で、大事な要点をいくつか見つけました。セッションの内容に触れていきながらご紹介していきます!


明確な思いを持たれたゲストお二方

今回、登壇していただきましたお二方をご紹介します。

株式会社フジライト 代表 / 一般社団法人 南富士山シティ
鈴木 大吾 さん

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フジビアプロジェクト代表 / 醸造家
福山 康大 さん

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お二方の共通点として、ものづくりに携わっていらっしゃいます。
トークセッションの中では、ものづくりを通して消費者のライフスタイルであったり、生活や暮らしをデザインしていくことなど、同じ作り手として共通な点や異なる点など生い立ちから「作り手」としての「生き方」に迫っていきました!


作り手の面白さ

僕は、お話を聞く中で特にお二人の考え方が見えた部分だったと思いました。
お二方の感じる作り手への面白さには、違いがありどちらもとても共感するような内容でした!

大吾さんの感じる作り手としての面白さは、
「0」を「1」にしていく過程そのもの。
そして、モノづくりを通して出会う様々な人。


何もないところから、少しずつ求めているものへ日々作り上げていくこと、経験や作業を重ねていくことが20代の頃に現役でやられていた音楽活動ともリンクしているように感じました。

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そして、消費者へ実際に作られたものが届いた時に受け取る側(消費者)からの声も、モノづくりへのやりがいを感じるポイントだと大吾さんはお話しされていました。

また、モノづくりは人と人とを繋ぎ、多くの出会いがあります。

これはご自身のもう一つの活動である、まちづくりを題材とした南富士山シティのご活動ともリンクする部分もあるそうです。


福山さんの感じる作り手としての面白さは、
非日常と新しい何かとの出会いの連続。
ビール作りの試行錯誤の故出会う、新たな発見。

ビール作りは、麦とホップと酵母と水を使用する中で、生き物が絡んでいる分、人の手では完全に制御することが難しい、そして、毎回完璧な同じ味を追求してもどうしても違いが出てしまうものだとお話しされていました。

しかし、逆に捉えれば、毎回新しい出会いや味わいに触れられる点でとても面白いものでもあります。そういった点で、大吾さんとはまた違ったモノづくりの「手作りの良さ」のようなものを大切にされているように思いました。

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そして、ビール作りをする過程でのライフスタイルもとても大切にされており、一つの商品として時間がかかる工程の中で、「余白の時間」として自身のライフスタイルの深みも見出されており、それも大切な「作り手としての大事な仕事」だとお話しされていました。


それぞれのモノづくりへの価値

後半では、トークが盛り上がりゲスト同士の気になるご質問をしていただくお時間を設けました!

その中で、お互いのモノづくりにおける「価値」のお話をしていただきました!

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ソファーの価値
座り心地よさやデザインといった機能的・存在的価値と
暮らしの中のともに過ごす時間である体験価値のふたつがある。
現在、マニュアルグラフでは価値の再発見・定義を行っている。
ビールの価値
ビールを飲むことが価値ではなく、
ビールはコミュニケーションやその時をどう過ごすかに価値がある。
また、自分をどういう人間であるかを示す飲み物である。


ブランドとしての差別化ポイントは、やはり「作り手の明確な思い」だと感じました。それぞれの伝えたい「思い」に情熱を持って作っていくからこそ、オリジナルな良い製品が生まれることをお二方のお話を聞いてとても感じました。

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最後に

今回、生き博では初めてとなる「モノづくり・コトづくり」に注目をした「作り手の生き方」セッション。

初めは正直、どのくらいの方々に興味関心を持っていただけるか不安でありましたが、実際に行ってみて「もっと聞いてみたい」、「知りたい」などいうお声をいただき一回目としての目標は達成できたように感じます。

僕自身、MCでゲストからのお話しを最大限引き出しができたかと言われますとまだまだできていない部分や不足はたくさんあり、参加者の皆様にもご不便おかけしました。
ですが、改めてこのような「機会」作りや「場作り」は僕自身も「コト」の作り手としてしていこうと思いました!

作り手は、生み出しの親ということで思いに溢れた方々がたくさんいます。

今後も、地元だけでなく全国の地域で活躍をされているモノ作りやコト作りをされている方を知り、いつか「モノコト市FES」のようなフェスティバルなんかもしてみたいです!!


クリエイティブな人生をエンタメで体現できるようこれからも頑張ります!

エンタメ=「心が躍動する瞬間」



グラレコ紹介

作り手の生き方セッションのグラレコを担当してくださった中村沙絵さんの素敵な作品をご紹介します!

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