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自分のご機嫌の取り方を模索する - 2024年10月後半の日記

2023年9月生まれの娘くんちゃんと、穏やかでちょっとおかしな夫ゴジくん、そしてお腹にやってきた第二子とともに暮らす日々の記録。

2024/10/16
朝から何度目かの妊婦健診。前日から持ち物のチェックを済ませ、直前まで食器洗いをしてご機嫌で病院へ向かう。予約時間に余裕を持って到着するなんて優等生〜!意気揚々と入り口に立った瞬間、荷物を丸ごと玄関に忘れてきたことに気がついた。持ってきたのはくんちゃんとベビーカーとスマホだけ。なんてこった。朝のお散歩をしにきただけやん。けれども病院のスタッフさんがとても親切で、母子手帳がなくても受診させてもらえることになった。支払いも次回で大丈夫だと。さすがに支払いをお預けにするのは気持ちが悪かったので、午後に再訪した。わたし、こんなにへっぽこだったっけ。
赤ちゃんは今のところ問題なく元気そう。いつもくんちゃんに攻撃されているし、わたしも普通に走ったり不摂生してしまっているけれど、強い子に育ってくれて何よりです。たぶん、女の子らしい。今回性別がわかるだろうと思って、昨夜のうちに名前候補をゴジくんと共有して仮決定させておいた。性別がわかると、どうしてもその性別に寄ったものを選んでしまいそうだから。男女どちらでもしっくりくるいい名前をつけたい。気に入ってもらえるといいな。

2024/10/17
朝からグズグズの早起きガールくんちゃん。わたしもねむねむで相手をあまりしてあげられず、グズグズは加速するばかりであった。
昼過ぎから実家へ向かう。彼女は1ヶ月ぶりの来訪だ。相変わらずしばらくギャンギャン泣いていたけれど、おやつを食べながらばあばやじいじをじっと観察して思い出したらしい。ここは別に悪い場所ではないのだと。それからはケロリとした表情でリビングをぐるぐるぐるぐる歩いてみせた。ばあばもじいじも大喜び。祖父母孝行ですねえ。
夕方からは友人の舞台を観に一人でおでかけ。せっかく恵比寿という小洒落た街に降り立ったのに、腹ごしらえにどこに行けばわからなくてアトレのかむくらラーメンへ。10年ぶりくらいに食べたけどおいしい。これはヘルシーなラーメンというより、ジャンキーな鍋だ。ビールを飲みたくなったが、当たり前に我慢する。
公演はめちゃくちゃよかった。友人はなんと主役! 輝いてたなあ。大学時代から彼を応援し続けているけれど、ついにここまできたのか。感慨深い。彼の古参ファンとしてうれしい見どころがたくさんでニヤニヤしてしまった。これからもずっと、自分の「好き」を信じてがんばってほしい。本番がある人生がちょっぴりうらやましくなった。帰り道、また一杯引っ掛けていきたくなったけれど、これも当たり前に我慢。早くお酒飲めるようになりたい。毎日じゃなくてもいいから、こういう特別な日に、一杯だけでも飲める生活がほしいのよ。

2024/10/18
昼過ぎまで実家で悠々と過ごし、バスで羽田空港へ。そして高知へと向かう。年末の帰省を除くと、これが三人家族としての最後の旅行になるだろう。なのに、天気予報がいまいちで始まる前からかなり萎えてしまっていた。追い討ちをかけるように、バスでも飛行機でも、さらに高知に着いてからのレンタカー内でも激しくグズるくんちゃんにメンタルを削がれまくり。実家疲れと眠気と遊びたい欲求を爆発させていたんだよね。大人の都合でいろいろ付き合わせて申し訳ない。
お互いヘトヘトの状態ながらも、ホテルの近くの居酒屋で夜ごはん。そこでいただいた鰹の藁焼きタタキが、想像以上にうますぎた。心身しょんぼりなわたしに電撃が走る。藁の香ばしい香り、分厚い鰹、そして生のにんにく! 最高すぎて、もうすべてどうでもよくなった。くんちゃん、お疲れ。明日以降の天気、知らんがな。おいしいものさえ食べれていれば、ここに来た理由は十分満たされる。明日も安全運転でおいしいものを食べに行こう。

2024/10/19
思ったほど天気崩れず。よかった〜! 高知市内からレンタカーでひたすらひたすら南を目指すが、車慣れしていないくんちゃんには酷な時間であった。チャイルドシートがよほど気持ち悪いようで、最高レベルのギャン泣きを繰り広げた。わたしは運転担当なので何も助けられなかったものの、ゴジくんがどうにかこうにか相手をしてくれて、無事に目的地である柏島に到着。ホテルのチェックアウトから数えると、トータルでなんと7時間半くらいかかったらしい。道の駅やコンビニなどでたくさん休憩を取っていたら一日がかりになってしまった。でも全員無事で何より! 明日は晴れ予報なので、きれいな海辺で遊びつつ、来た道を戻って今度はきれいな川辺を目指すつもりだ。今回の旅行、移動まみれだな。
個人的ハイライトは、牧野富太郎の故郷・佐川の道の駅に寄れたこと。朝ドラ『らんまん』が大好きなので聖地巡礼ができて大変ハッピーなのである。普段写真を全く撮らないゴジくんに記念撮影をお願いしたら、めちゃくちゃ下手でむかついた。笑  最終日には富太郎植物園に行く予定だから、そこでまたちゃんと撮ってもらおう、、!

2024/10/20
晴れた〜!!! 柏島の全力の絶景を観ることができた。エメラルドブルーの海がどこまでも透き通り、太陽の光でキラキラ輝いて、野生のイルカが悠々と泳いでいて、、もう天国に来たかと思った。人のいなさ具合も含めて最高のコンディションだったので、もしかしたら人生イチの美しさだったかもしれない。大変な道のりだったけれど、ほんとうに来てよかった。神様ありがとう。ちなみにくんちゃんは景色を眺めている間、ずっと寝ていた。また大きくなったらみんなで来ようね。
来るのも大変だったが、当然ながら帰り道も大変。くんちゃん、こちらが途方に暮れるくらい大号泣したかと思えば今度は吐いた。離乳食になってから初めてまともに吐いたので、そのゲロ臭さにびっくり。ちゃんと大人のゲロの匂いがする。笑  車を停めて着替えさせ、汚れた服などを水洗いしたりして大変だったけれど、その後はこんこんと寝続けてくれてなんとか無事に四万十市へ。うな重を食べてから少し散歩をして、今度は仁淀川まで。泣き喚きすぎて疲れたのか、それともチャイルドシートに慣れてきたのか、このときも大人しくしてくれていたので助かった。適応力抜群。仁淀川に着く頃には夕方になってしまい、水の青さはわからなかったけれどこちらも迫力満点でいい眺めだ。高知の大自然に圧倒された。
ついに明日は最終日。最後まで安全運転でがんばろう。しっかり高知を楽しみつつ無事におうちに辿り着けますように。

2024/10/21
午前中は高知城を観に行く。江戸時代に建てられた本丸がここまで完璧な形で残っているのは、全国で唯一らしい。歴史はわからないし、城には全く興味がなかったけれど、たしかに昔ながらの造りは重厚感があった。レプリカには出せない趣がある。建物は素敵なのだけれども、階段が半端じゃねえ。城に辿り着くまで、城のてっぺんに着くまで、とんでもなく急だったり、段差の高さがまちまちだったりで足腰がやられまくる。何も知らずに襲撃しに来た人たちは結構しんどかっただろうね。運動不足かつお腹が重くなってきているわたしは、荒れ地の魔女そのもの。ドロドロになりながらなんとか登り切った。涼しい季節でよかった。
午後はお待ちかねの牧野植物園! 楽しみにしていたわりに、相変わらずのノー下調べで全く時間が足りず。2時間で4割程度しか楽しめなかったように思う。隅々まで満喫するなら半日は必要だ。また来よう。とにかく、朝ドラ『らんまん』ファンとしては激アツすぎてほんとうに最高だった。。富太郎はとってもご機嫌でチャーミングな人。ご機嫌であることは何事においても重要である。見習いたい。
結局帰りのフライトギリギリになり、お昼ごはんもまともに食べられず、くんちゃんのオムツ替えも忘れ、なんだかいろいろとボロボロだった。ちなみに朝からホテルに忘れ物をしたり車の鍵をかけ忘れたり、完全に疲れている。なんとか羽田に着いたものの高速バスが渋滞にはまってしまい、帰宅は21時過ぎ。ひゃー。くんちゃんに無理をさせて申し訳ない。明日はゆっくり過ごしましょう。なんとかくんちゃんを寝かせた後は、ゴジくんと二人で無言でお土産に買った塩けんぴをバクバクと食べ続ける。ちょっとだけ、って言ったのにね。止まりません。ゴジくんは明日から普通に仕事だから早く寝ないとですよ。

2024/10/23
疲れているはずだから、せめて8時まで寝てくれ〜! という甘い期待をバッサリ切り捨ててくれるくんちゃん。いつも通りに6時起き。お元気ですこと。。
さすがに日中は少しお昼寝をしてくれたけど、夜はミルクを飲み終えてから2時間近く大号泣し21時就寝となった。ああ、わたしの自由時間が、、溜め込んでしまった仕事のあれやこれやが「そろそろやれ」と無言で圧力をかけてくる。気持ちは焦るが、くんちゃんは泣き止まないし寝てくれない。寝かしつけって親側のスキルでどうこうできるものではない、よね? どうにかできるものなら教えてほしい。
やるべき仕事もたくさんあるが、観なければならないドラマやアニメも溜まりつつある。ゆっくり観る時間が取れなくて悲しい。いや、その分旅行を楽しんだんだけどさ。好きな時間に寝て好きな時間にゴロゴロしたいよお〜。

2024/10/23
くんちゃん、昨夜の号泣疲れのためか、朝のミルクの後しっかりめに二度寝をしてくれた上にがっつりお昼寝まで。ふいにやってくる睡眠ボーナス、ありがたすぎる。今日一日家から出ておらず体力をあまり消耗できていなかったけれど、思いのほか夜もすんなり寝てくれた。お腹や背中をぽんぽんしたり、ほっぺたを手のひらで包んだりすると、とろんとした目で笑いかけてくれるくんちゃん。昨日の壮絶さはなんだったのかというくらい穏やかで幸せなひとときであった。毎晩こんなふうに気持ちよく入眠できるといいよね。
くんちゃんの癇癪は相変わらず一日に2〜3回発生するような具合だが、わたしもわたしでご機嫌を保つのが難しい。定期的にやってくる「なんでわたしばっかり、、」の念、隙あらばゴジくんに悪態をつきたくなる八つ当たりモード。ゴジくんは仕事も家事も育児もよくやってくれている。全然悪いところなんてない。頭ではわかっているのだ。なのになぜ、こうなってしまうのか。こんな自分が嫌になる。

2024/10/24
自分の機嫌を取るためにはどうすればいいのかをずっと考えていた。ご機嫌でありたい、と思いはするが、そもそもわたしにとっての「ご機嫌の鍵」はなんなのか、それをわかっていないんじゃしょうがない。
まず、睡眠。何より大事。次に一人の時間。この2つは安定的にではないけれど、そこそこ得られている。それでも何かが物足りない。うーむ、と思考を巡らせた結果、「雑談」という答えに辿り着いた。これはもしかしたらその時々によって入れ替わるかもしれないが、今のわたしにとって必要なものであるように思う。雑談といっても、今の時代、手段はいろいろある。SNS上とか、ビデオ通話とか。でもやっぱり、対面で友達とだべりながらどうでもいい話をすること以上に心に効くものはないよね。無為な時間だからこそ贅沢で、それを得るハードルも高い。そう考えると学生時代は雑談にあふれていて、あの頃の自分がなんともうらやましい。大人になるってこういうことか。
睡眠、一人の時間、雑談。この3つを己の意思で手に入れられないことが一番のストレスなのだと思う。何をするにも、くんちゃんやゴジくんのタイミングに合わせることが前提になってくる。仕方がないといえば仕方がないのだけれども、「仕方がない」の一言で失うものが多すぎる。ああ、独身一人暮らしって、なんて自由気ままだったんだろう。。と、未練がましくたらればを繰り出してしまうが、不可逆的な発想に囚われていてはそれこそ時間とメンタルの無駄。唯一無二の家族ができたからこそ、出会えた幸せがたくさんある。新しい世界も知ることができた。今あるものに目を向けて、ご機嫌でいられる方法を探してみよう。

2024/10/26
今日から無印が全品10%OFFだそうで、これといってほしいものもないのだけどいい機会なので駅前までおでかけ。引っ越したら近所に無印はないから、今のうちに買うべきものは買っておこうかなと思って。普段無印でよく買うものといえば服。ゴジくんの服もほぼすべてわたしが選んだ無印商品だ。今回も自分用にタートルネックを買おうか迷ったが、これからますますお腹も大きくなるし、、と思ってやめておいた。買わないのが一番お得。けれど何も買わないのもなんだかもったいなくて、とりあえず靴下と適当にいくつかのお菓子を購入した。あと前から気になっていたレトルトカレー。心からほしいと思っていないのに、無理やり買い物かごに突っ込んでいる自分に虚しさを感じた。しかも10%OFFって、冷静に考えれば大した値引きじゃないし。もっとうまく無印を活用できる人間になりたい。
フードコートでてんやわんやしながらランチをし(ワンオペフードコートは意外と大変)、赤ちゃん休憩室の横にあるキッズスペースに寄ってみた。遊具などはなく、狭いスペースに赤ちゃんが二人とそのママたち。わたしとくんちゃんの後にも一組遊びに来ていた。くんちゃんは興味津々で赤ちゃんたちをじいっと見つめたり、ぺたぺたと歩いて近づいたり、なかなか積極的。ママたちとは目配せ程度のコミュニケーションしか取っていないけれど、謎の連帯感があった。我々の近くにいた坊やが去っていくときに、家族でバイバイと手を振ってくれたのがうれしかったなあ。普段は家に篭りきりだけど、こうして外の世界にふれることは、くんちゃんにとってはもちろん、わたしにとっても刺激的でいい経験になる。たまには外に出なくちゃ。

2024/10/26
引っ越しまで2週間を切ったので、市役所へ転出届を出しに行く。このクソ遠い役所に行くのもこれが最後だ〜!と喜んでいたら、くんちゃんの医療証を返却しに平日にまた来なければならないらしい。なんてことだ。。お役所全体、休日も開いててください。土曜の午前中だけでいいから。
そのまま別の施設に移動して期日前投票を済ませた。ゴジくんが当たり前に投票に行く人でよかった。わたしは正直政治も選挙の仕組みもよくわかっていないけれど、投票だけはしろと昔から親に言われてきた。こんなわたしにも参政権があるのだから、使えるものは使わないとね。たかが1票、されど1票。小さな一歩が大きな変化を生み出す。ビジネスやキャリア、もっといえば人生にだって通ずるものがあると思う。
そして、帰り道に個人的No. 1中華のお店に寄ってランチ。辺鄙な場所にあるのでもう二度と来れないかもしれないから、最後にもう一度ここの麻婆豆腐をどうしても食べたかったのだ。とっても辛いけど、とっっても旨い。けどやっぱり辛い。その分、旨い。じんわり汗をかきながら必死の形相で平らげた。麻婆豆腐ほど白米に合うものもないよな。ふう、満足。家からは遠いが、腹ごなしの散歩付きと思えばちょうどいい。厄介な用事を済ませたご褒美と思えばなおさらいい。またいつか来れますように。

2024/10/27
わーい! わたしが引っ越す前に、と親友が遊びに来てくれた。雨は降らなさそうだったので、近所の公園でピクニック。最後に会ったのは韓国だから、およそ1ヶ月ぶりだ。相変わらずなんでもない会話をひたすらして、楽しかったな。そんないつもの会話に、ゴジくんとくんちゃんが自然に参加してくれているのがうれしい。ラブアンドピース。
お腹がぱつんぱつんになってきた。ごはんを食べると苦しすぎる。今日で21週と2日。第一子のときと比べてお腹の子に全然意識が向けられておらず申し訳ない。が、胎動があるたびにたしかな幸せを感じているよ。早く会いたいな。何もかもが未知だったくんちゃんのときよりもポジティブな気持ちでいられるのが、わたしとしてもうれしい驚き。ただ、昨日今日あたりから若干胸焼けがするようになり心の底から怯えている。もしや、逆流性食道炎の症状が出始めたのか、、?くんちゃんの妊娠中になってかなりしんどかったからトラウマ気味だ。妊娠中のトラブルのなかで一番しんどかったな。次に痔。痔もすでに始まっている。まだそれほど痛みはないが。予定日まで残り131日。短いようで長い。

2024/10/28
午前中、副業先の社長と打ち合わせ。いろいろ期待していただいてうれしい。と同時に少しプレッシャーも感じる。今ですら稼働時間が減ってしまっているのに、二人目が生まれたら一体どうなるのだろう。年子育児、保育園、本業復帰、、未知なことだらけだ。それでも続けてほしいと言ってくださる企業さんの想いには、できる限り応えたい。わたしとしても、副業は精神安定のためにも続けたいし。きっとなんとかなる。なんとかするしかない。
もう10月も終わろうとしている。早いよ。。来月は引っ越しでいっぱいいっぱいだし、あっという間に今年が終わってしまう。何かやり残したこと、あるかなあ。やりたいことを考える余裕もないのだよな。

2024/10/29
昼頃から雨予報。その前に洗濯洗剤とヨーグルトを買いに行かねばならなかった。ついでにパン屋さんのパンをお昼に食べたい。どんよりな空の下、雨が降り出さないことを祈りながらベビーカーを押した。幸い雨は降らず、買いたいものも買えて、昼前には今日一日のミッションを終えたような気持ちに。午前中から活動した自分を褒めたいがために、今度は早く雨降らないかなと窓の外を眺めたりした。雨が降ってくるとちょっとだけうれしくなる。なんだ、わたし自分のご機嫌取るの上手じゃん。
もうすぐ10月が終わるのもやばいけど、引っ越しが来週に迫っているのがもっとやばい。あと10日でこの部屋は空になるのだろうか? 全くそんな気配ないのだけど。一人暮らしのときは黙々と片付けをするのが虚しくて精神的にしんどかったが、家族三人となると物理的にしんどいな。自分のものだけなら進め方を計画立てるのも楽だし、困ったら捨てちゃえばいいからね。他人(つまりゴジくん。笑)のものはどうしようもできないし、子どもがいるとなおさら優先順位が立てづらい。まあ、そんな言い訳している余裕もなくなってきているのだけれども。

2024/10/30
半年間レンタルしていたキッズパーテーションの返却日。12-14時の間に取りに来るとのことだったので、午前中のうちに西松屋へ行き離乳食や野菜ジュレなどを買い込んだ。これで引っ越し前後でバタバタしていてもくんちゃんの食事はなんとかなりそうかな。
パーテーションがなくなり、リビングが広くなった。結局本来の使い方はほとんどしなかったけれど、長いことくんちゃんの成長を見守ってくれてありがとう。この半年でつかまり立ち、伝い歩き、ハイハイ、二足歩行までできるようになった。感慨深いねえ。
夕方、昼寝を終えたくんちゃんが暇を持て余してぐずるので、マンションの周りを歩かせてみた。気温もちょうどよく、気持ちのいい風が吹いている。誰もいなくて静かだけれど、遠くから車や自転車の走る音、近くからは窓を開けて洗濯物を取り込む音が聞こえてくる。いつも通り過ぎるだけの景色が少しだけ違って見えた。
くんちゃんの大好きな枯れ葉はあまり落ちておらず、公園ほど楽しめてはいなさそうだったが、それでも彼女の運動欲を満たせたようだ。あまり安全ともいえないし近所迷惑になる可能性もあるけれど、15分程度ならちょうどいいかも。「そろそろ帰ろうか」とくんちゃんに声をかけると、スタスタとマンションの入り口に向かい、自宅のある2階までの階段を全部上って見せた(もちろん手をつなぎながら)。「帰る」という文脈をここまで感じ取れているのか、と驚く。普段からよく見ているのだなあ。このマンションに帰るのも、残り8日。たった2年半しか住んでいないけれど、やっぱり少しさみしいね。

2024/10/31
引っ越すこの機会に、とカーテンをひとつ洗濯してみた。カーテンは安物ばかりを使って、都合が悪くなれば躊躇なく捨ててきたけれど、今我が家にあるのはそこそこいいやつだから大事にせねばならない。ゴジくんがこの家に引っ越してくる際に、ニトリで遮光・遮熱などの機能が最上級のものを買ったのだ(なぜ?)。カーテンを洗うなんて初めてだけど、案外普通にできるものだな。ほかのもサクサク洗濯しちゃお、と思ったら引越しまでに今日ほど晴れる日がほとんどなさそう。もっと早く取り掛かればよかった。。
今日も公園までお散歩へ。もうこの公園に来るのは最後かもしれない、と毎回思いながら足を運ぶ。夏に来れなかった分、もっとたくさん通いたいけれど、どうしても天気に左右される。洗濯と同じだね。今日もくんちゃんは楽しそうに遊んでいた。途中、銀杏の実を握りつぶして手がすごい匂いになってしまったけれど。居酒屋で食べる銀杏はあんなにおいしいのに、道端に落ちているやつはなんでこんな食欲減退するような匂いなのだろうか。
夜は仲良し三人でLINEビデオ通話。気づけば3時間ほど、あっという間に過ぎ去った。真面目なこともしょうもないこともなんでも話せて、ほんとうに大好きな二人だ。二人がいるからここまで生き抜けていると言っても過言ではない。なかなかリアルで集まれないけれど、年内に1回くらいは会いたいなあ。余韻に浸りながら眠りにつこう。

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