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トランプ大統領就任の日の「折々のことば」
昨日2025-1-22の朝日新聞、 鷲田清一氏による折々の言葉は、小池昌代さんからの引用。
「何かを誰かに命じたひとは、それが本当に、実行されたとき、なんらかの意味で、 ショックを受ける」は、たぶん、自分も同じところに傍線を引いていただろうと思う部分だった。
ここに「権力」の雛形を感じ、動揺したという小池さんの言葉に鷲田氏は注目した。
折しも、新聞の見出しは「トランプ大統領就任、WHO・パリ協定 離脱」の見出し。「初日に政策大転換」と。
まさにトランプ氏、「興奮と恍惚」だったかもしれないが、ただ「ショック」を受けたかどうか。
「自分の発した言葉の意味が、 他者のなかでそのまま行為となってしまう」ことに人は繊細であり、恐れ、慄いて欲しいものである。
鷲田氏、まさにこの日のためにこのことばを用意していたのかもしれない。