笑顔センサー
vs満員電車の、ふざけたアイデア💡
満員電車が好きな人なんて多分(絶対)いない。でも、乗るしかなくて、乗っている。
時間をずらしたり、少しでも空いていそうな車両を模索したり、イヤホンをして目を閉じたり、そのストレスを軽減する方法はなくはない。でも、効果はかなり小さい。
何か「その手があったか!」という打開策がないかと考えてみても、なかなか名案は浮かばない。一度本気で、力技で歩いて通勤してしまおうかと思い立ったことがあるけれど、調べてみると片道3時間程かかることが判明し、仕事どころではなくなると思い、やめた(当たり前)。
ならば。もう満員電車そのものは回避できないものとして、その満員電車を少しでも不快でない環境にできないか。そもそも、何が嫌なんだろう。
その一。人の多さ。こればっかりはどうしようもない。在宅勤務やフレックス制度が広がりつつあるとはいえ、まだまだ多くの人が同じ時間帯に移動する必要があり、需要はラッシュ帯に集中している。
その二。殺伐とした空気。人々の表情。眉間に皺が寄り、目はキラキラの真反対、口角は下がり、、、と、そんな人々で溢れた駅のホームも電車の中も、なんか、とてつもない(語彙力を失うほどに)。かくいう私も、やってきた電車を見て眉間に皺を寄せ、半分不貞腐れながら乗り込んでいく一人。
そこで。笑顔センサーみたいなものを設置してはどうか。例えば、改札を通るとき、笑顔レベルが合格点に達しないと通れないとか、駅に着いたとき、降りる人、乗る人の平均笑顔レベルが合格点に達しないとドアが開かないとか。
電車全体の平均笑顔レベルがある一定を下回ると電車が止まるとか。これはこれで別の問題が出てきそうだ。ダイヤの乱れは言うまでもなく、表情筋の筋肉痛を起こす人が増えてしまうかもしれない。でも、最終的には良い効果かもしれない。ある種の連帯感?一体感?も生まれるかもしれない。「今日は一度も止まらずに着いたよ〜」「それはすごいですね、部長がかなり貢献したんじゃないですか?」「今日はもう何回も止まって大変でしたよ」「月曜だもんね〜」なんて会話が職場で日常的に繰り広げられるようになったら面白い(いや、迷惑)。
満員電車というのは、「満員電車」という大きなモンスターではなくて一人一人の集まり(の結果生まれてしまったモンスター)だから、一人一人の心がけで少しは変わるんじゃないかななんて、思ったり。
そんなことを考える前に。寝不足は一番の不機嫌のもと。たったと寝よう。明日(今日)は、眉間と肩の力を抜いて、口角を上げて電車に乗ろう。
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