【本紹介】40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法
こんばんわ🌕
本日は今まで読んだビジネス書で一番役に立った本の紹介です。
これから社会に出る新社会人や、後輩や部下を持ち始めた方にとても参考になるので是非ご覧ください!!
【結論】
①仕事の取り掛かり方と取り掛かった後の考え方。
②人に正しく伝えるための方法と育成方法。
③GAFA部長の仕事の進め方。を学ぶ事が出来ます。
①仕事の取り掛かり方と取りかかった後の考え方。
・仕事の取り掛かり方について
それは「ロジカルに考えること」です。
ロジカルとは、AとB、C、Dがキチンとした理由で紐づいている状態。
その為には先ず、「全体像」を見る事が大切です。
例えば、「美味しいカレーの作り方を調べてくれ」と依頼されました。
先ず行うことは、「誰にとって美味しいか」を考えることです。
男性へ提供するのか、または女性や子供に提供するのかにより、
「美味しい」は異なります。そこを調べずに具材や工程を調べても
無駄になります。
つまり、提供先を考える事(ターゲット)が大切ということです。
まとめると、サービスを提供する相手を見て、準備から提供の仕方までをの全体像を見ることを取り掛かる前に意識して考えて見てください!
・取り掛かった後の考え方について
先ず、考えるとは「要素分解」することです。
美味しいカレーの作り方を考えた時に、「具材や調理工程は〜」と挙げる
ことは考えているのではなく、思いついているだけなのです。
本書で「考える」とは、「売る」という事に対して、売る物や売り方、
チャネルを考え、思考を横展開し漏れなく考える事を指しています。
具材の種類や調理工程の方法などはその後に考えていきます。
つまり、最初に思考を横展開し、その後に、出た項目に対し、
縦に深く考えていきます。
その際のコツは3つあります。
・視野を広く意識する
・視座を高く考える
・視点を増やす です。
「視野を広く意識する」とは、情報収集する領域を意識して広げる事。
例えば、美味しいカレーをインド料理や美味しいと抽象化します。
すると、インド料理で美味しいものや、食で美味しいに共通するものと
どのカテゴリーにも使える様になります。
それらに共通するもの応用していくのです。
「視座を高く考える」 とは、話す相手と同じ目線で考える事。
本部長なら?社長なら?後輩なら?と話す相手と同じ目線で考える事が
重要です。
「視点を増やす」とは、作り手だけでなく、買う側の視点をもつ事。
これら3つを意識して考えることで深く多角的な思考が可能となるのです。
①仕事の取り掛かり方と取り掛かった後の考え方。のまとめ
先ずは、全体象の把握を行い、サービス提供者を考えること。
その後、考えるべき事を横展開し、3つの視点で深く思考していく!
②人に正しく伝える為の方法と育成方法。
・正しく伝え、理解してもらう方法は?
それは「比喩表現」を行うことです。
私自身も、仕事を行う上での会社の取り組み方や進め方を教える際、
当事者の過去の仕事や経験を聞きながらそれに合わせた例え話を
混ぜながら説明する様にしてから、相手の反応が良くなった様に感じまし
た。
・育成方法
魚の釣り方を教える
社会人2年目から早ければ後輩や部下を持つ可能性が出てきます。
その際に知ってもらいたいのが、育つ育成方法です。
部下や後輩から「〜が分からないのですが、、」と聞かれると直ぐに
「こうすれば良いよ!」と答えを教えていないでしょうか?
それでは、魚を与えているだけで部下の育成には繋がりません。
自分で魚を取れる様に育成するには、先ず考えさせる事が重要です。
1度考えてもらった後で教える方が、本人の気付きが大きくなり、
なるほどとなる事が多いと本書では言っています。
なので、魚を与えるのではなく、どうすれば魚を取れる様になるのかを
教える事が重要なのです。
③GAFA部長の仕事の進め方。
・依頼する時は背景まで話す。
仕事を他者に依頼する時は、作業のみ託すのではなく、新入社員でも
背景まで話すことが大切です。
なぜなら、依頼に対しての相談で双方の考え方のズレが無くなり、
議論に厚みが出るからです。
例えば、遠くまで走れ!と言われた際、ゴールが分からないと
どのペースで走れば良いかも分からないし、ペース配分も出来ません。
なので、仕事を依頼する際は、ゴール(背景)を示す方が
良い結果に繫るのです。
・感情でマネジメントしない。
出来なかった事に対して、感情剥き出しに指導するのでは無く、
「なぜ出来なかったのか?」に時間をかけ一緒に深堀していく事が
マネジメントでは大切だと書かれています。
それにプラスして、私自身は、出来た事や伸びた所を見つけ褒めることも
マネジメントには重要だと考えています!
・スピード重視を忘れない。
自分の中で100%にして提出しても、OKが出る事は少ないです。
なので、完璧を目指すよりも50%の段階で一旦方向性などの確認をとる方
が最終的に効率化に繋がると本書では説明します。
50%で提出することのメリットとして、依頼者の意見を聞いて対応出来る
時間があることもスピードを重視することの大切さで述べています。
【番外編】GAFAの部長の議事録作成のコツについて。
議事録の目的は、
①会議の「目的」と「決定事項」を参加者が漏れなくアクションを取れる
様にすること。
②自分の身を守る為に有効であること。です
その為には「誰が」「何を」「いつまでに」を明確にする事が必要です。
こうする事で、参加者も具体的なアクションに移せ、「そんな事言ってい
ない、知らない」と言われた際に身を守る事が出来るのです。
また、要点のみを簡潔にまとめ早く提出する事が議事録には必要だと話し
ています。
いかがでしたか?
これらの説明は本書を把握する上で一部に過ぎません。
本書には、考える際の4つのフレームワークや図解、
例えが多く理解しやすい一冊でした!
これからの新社会人から若手社員にまで学びのある本だと感じました。
気になった方は是非、本書をお読みください^^
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
「もっと具体例が欲しい」や「紹介して欲しい本」などもコメントでお待ちしています♪