ヘラヘラする自分がいやだ。わるい人になりたい。【漫画あり】
昔からバカにされたり嫌なことを言われているのに、笑って過ごそうとする自分がいる。
無意識に笑おうとしている。
自分の超絶嫌なところである。
え、今のどういう意味?イヤミ?って思っても、バカにしてる?て思っても、私はヘラヘラ顔をしてさらに「あ、すいません」なんて言ったりする。
なにをしているんだ?
気にしないのならいいんだけど、その日の夜は思い出してもやもやして眠れない。
本当は悔しいのにばかだなあ、そんな自分がきらいだなあと思う。
しかも、相手もこいつにはこういう態度とってもいいって思われて繰り返されたりする。
もう悪の循環である。
ただ嫌な顔をする。言い返す勇気はなくても、それくらいならできそうなのに、何でできないんだろう、て思う。
1つは、怒ること、不機嫌な顔をしたら大人気ないんじゃないかと思ってしまう。
もういい歳の大人。嫌なことは嫌って主張していい場面と我慢するべき場面ってあると思っているけれど、私にはその割合が5:95くらいになっちゃってると思う。
ムッとして不機嫌な顔をしたら「え、怒った?ごめんごめんノリだった(ノリ悪いね)」
「えー冗談だよ、そんなつもりはなかったー」
「意外と怒りっぽいんだね」
なんてこと思われる気がして、できない。
そんな相手に好かれる必要なんてないのにね。
2つ目は怒るエネルギーが私にはカツカツ枯渇してること。
私はどちらかというと短気だと思うし決して怒らない人間じゃない。
でも感情を出すことに慣れていないし、そもそも自分の気持ちを言葉にすることがすごく苦手。頭の中で考えながら話すとか、伝えるとか難しい。
そのままの感情伝えようとしたら涙が出そうになる。
先日ハローワークに行ったらおじさん職員にバカにされたような態度取られた。鼻で笑われてるような。すごく不快になったのに、私はヘラヘラしてやりすごした。マスクだからわざわざオーバーに笑顔作ったりして。
接客業をやっていたクセもあると思うけど、なんでこのおじさんに接客業の技を披露してるんだろう。
帰ってからモヤモヤして悔しくてフテ寝した。
夫に言ったら「そんなおっさんの前でいい人でいる必要ない。ツーンとしとけばいい。」
と言われた。
そのとおりなのだ。
進撃の巨人のアルミンだって「いい人って言葉は好きじゃない。それは誰かにとって都合のいい人って意味だから」って言っていた。
くっアルミン。そうだよね。
もう、わるい人になりたい…て思った笑
「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。」という本がある。
本当に本当にそうだよなーー!って思う。
自分を大切にするって、きっとこういうことの積み重ねなんだろうな。
まずはわるい人になるところから。
この話をもとにしたマンガ①
まんが②