理 海月(コトワリクラゲ)

【小説の執筆に伴い、エッセイマガジン更新休止中】 35歳アラフォーシングルマザー。 月・水・金(23:59までに)エッセイマガジン「クラゲノコトワリ」を更新中

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  • エッセイ|クラゲノコトワリ

    作家を生業にすることを目指す35歳アラフォーシングルマザーの赤裸々エッセイをまとめたマガジン。育児に、恋愛、人間関係、発達障害など、さまざまなことをリアルタイムでお届けします。

  • それでもと何度でも|恋愛小説

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それでもと何度でも<小説|第一章>

〚あらすじ〛  主人公の山﨑楓は、一人娘を抱える31歳のシングルマザー。離婚を機にスナックなれそめのホステスとして働き、水商売と家事育児を両立していた。毎日のように客と疑似恋愛を繰り広げる楓だが、プライベートで恋愛をする気に一切なれなかった。そんな彼女の前に現れた1人の男。その男との出会いによって、楓は大きく変わっていく。  恋に愛に悩み続けた女が、最後にたどり着いた答えとは…。 プロローグ 目覚まし時計が鳴り響く部屋に、朝日が差し込む景色。アイロンのかかった皴ひとつない

    • 変わり目のグッバイハロー

      気がつけば身を焦がすような焼けつく日差しや青々とした木々たちのことも、どこか懐かしいと感じてしまうほどに季節は移り変わっていた。 薄めのニットに腕を通し、後輩から譲り受けたお下がりのベージュのアウターを羽織る。 もうここには夏は居ないのか…。 そう思ったことが、どこか切なくてやっと本格的な秋がやってきたのだと心が弾んだ。 冬ごもりならぬ夏ごもりを実施する!という一風変わった生き方を採用したのは数年前。それからというもの、この切なさが秋の訪れと夏ごもりの終了を知らせるサ

      • なぜ行動出来ないのか知ってる?

        実は文章を書くことが出来なくなっておりました。いわゆる「スランプ」というやつです。 書きたいのに、書けない。 書くという行動できなかったのです。 恋愛小説「それでもと何度でも(現在noteにて公開中)」の続編になる第2章を書き始めたのは8月頭。インスタなどで続編待ってます!と嬉しいメッセージを頂いていたりもしたので、1日でも早く続編公開をと執筆を始めたのですが… 書いては消し、書いては消しを繰り返して、一向に書き進めることができませんでした。 第1章執筆時は「書きたい

        • 創作大賞と初めての小説

          子供のころのように夢を見た 創作大賞なるものの存在を知ったのは、傲慢と善良の読書感想文を書き終えた5月の下旬頃だった。 noteのアプリを触っていて、黒いアイキャッチ画像が目に止まり「創作大賞って何やろ?」と何気なくクリックした。 そこには、生活の中で一度は目にしたことや、耳にしたことのある21のメディアのロゴと共に「書籍化・映像化のチャンス」という文字が記載されていて、私は食い入るように応募要項を見た。 そして、私は創作大賞の応募要項を見ながら、ふと小学6年生の時に

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          【執筆中】それでもと何度でも<小説|最終章>

          <現在執筆中>近日公開 最終章が完成次第noteの別記事にて完成のお知らせをいたします。 フォローをしていただける更新通知が受け取れますので、フォローしていただけると幸いです。 <初めてこの記事に出会った方へ> 最終章 アフターエピローグ

          【執筆中】それでもと何度でも<小説|最終章>

          【執筆中】それでもと何度でも<小説|第二章>

          <現在執筆中>近日公開 第二章が完成次第noteの別記事にて完成のお知らせをいたします。 フォローをしていただける更新通知が受け取れますので、フォローしていただけると幸いです。 <初めてこの記事に出会った方へ> 第二章 オーラス

          【執筆中】それでもと何度でも<小説|第二章>

          1時間

          1時間あれば何が出来るだろう? あなたなら、何をしたいと思うだろう? 私は1時間でエッセイを書き上げられるようになりたい。その願いを叶えるために今日は1時間のタイマーをかけて、このエッセイを書いている。残り56分。 月水金エッセイマガジン「クラゲノコトワリ」を始めると決めて今月から週に3度エッセイを書いているのだが、エッセイを書くのに私は何時間もスマホを握りしめている。長い時には、5時間近くひたすら文章を書いている。 自分の気持ちを整理しながら、文章の構成を考えながら、

          物言わぬ者が大嫌いでね

          私は、自己主張が激しい。 私はこう思う、こう考える、こう感じる。これが好き、これは嫌、これがしたい、これはしたくない、これが欲しい、これは要らないなど。 私は常に意思表示をする。 そんな私を見て「自分を持ってるよね」と言ってくれる人や「自我が強い」なんてことを言ってくる人も居るが、私の表面しか見てもらえていないのだろうなと感じて、実は少し寂しい気持ちになっている。なぜなら私は、意思表示をすることを強く意識し意図的にやっているからだ。 ある時期『自分の意見や気持ちを伝える』

          物言わぬ者が大嫌いでね

          我が家のエアコンさんへ

          我が家は、私と娘と猫の2人と1匹暮らし。 娘が生まれて今月で11年。猫がやってきて7年。私は、娘と猫と苦楽を共に過ごしてきた。 そんな我が家に事件が起きたのは、7月3日。 猫の7歳のお誕生日だった。 「ママ、雨漏りしてる!」 娘が声を張り上げた。 その声に驚いたが、すぐさま「んなわけない」と思った。だって、1粒たりとも雨なんて降っていないのに、雨漏りなんてするはずがないのだから。 しかし、我が家の床は水浸しだった。 はて、何が起きたんだろう?と辺りをじっと見回すと

          我が家のエアコンさんへ

          令和の前田慶次?

          「君は、前田慶次みたいなオンナや」 私をお姫様のように溺愛していたオトコが、愛おしそうな表情を浮かべて言った言葉を、今でも時々思い出すんだ。 前田慶次みたいなオンナだと言われたのは今から4年前。「前田慶次?どういうこと?」と即座に聞き返すと、オトコはまた嬉しそうににっこりと微笑んで「傾奇者(かぶきもの)ってこと」と応えた。 かぶき者という言葉を初めて耳にしてから、前田慶次という歴史上の人物を妙に意識してしまったことをよく覚えている。 前田慶次とは、戦国随一の傾奇者とし

          キレッキレでおりたいねん

          エッセイとは何なんやろ?と考えた。 Google先生に「エッセイとは」と尋ねてみると以下のような文が並んでいた。 自由な形式で、気軽に自分の意見などを述べた散文?それよりも「エッセー」の響きの方が気になって仕方がない。 文章を書いていこうと決意してから、私は文章を通して何を届けていきたいのかを考える日々が続いている。しっかりとした答えはまだ模索中の私が、「まずは、エッセイをマガジンにして書いていこう」と決めたのは、文章を書くことを習慣化させ私らしい文章の型を探すため。それ

          キレッキレでおりたいねん

          新しい冒険の始まり

          RIEROOM改め、理 海月(ことわりくらげ)として初めて書く文章は”新しい冒険”について。 昨年、四捨五入するとアラフォーになった私は今まで感じたことがないほどに未来への不安に苛まれていました。 ”これからの人生をどう生きよう?” 今のままではいけないことだけは、ハッキリと分かるのだけれど、どこに進んでいいのか分からない。しかし、何かのタイムリミットが近づいていることを感じてしまうから、無視して現状を維持することも出来ない。 進むべき道はどこだろう?と情熱を注げる座

          傲慢と善良

          小説を読みながら 咽び泣いたのは初めてかもしれない。 辻村深月さんの「傲慢と善良」という恋愛ミステリー小説を読み終え、読書感想文という名目でこのnoteの執筆をする。スマホで入力していくのに執筆だなんて小説家気取りで可笑しい。 すぐに感化されてしまう自分だからこそ、今感じる様々な気持ちを表現せずに終わってしまったら、きっと後々後悔してしまうから読み終えて直ぐにこのアプリを開いた。 「傲慢と善良」という1冊の本と出会った女の恋のエピソードと心の内をお楽しみ頂けたら幸いです

          オンナ35歳の恋愛観。

          どうも、RIEROOMこと 理永でございます。 この記事を開き貴重なお時間を使い読んでくださっていることに、心から感謝申し上げます。 せっかく時間を使い読んでいただくのですから、この記事で何かしらを感じてもらえたら嬉しいです。それは共感でも、反面教師でも何でもいい。欲を言えば、私はあなたの心に足跡を残したい。 恥ずかしい自分の内面や過去を赤裸々にさらけ出す自己開示だからこそ欲深く何かを望んでしまう。35歳の初夏。 約7000字、お付き合い頂けると幸いです。 第1章