“リラックス”の難しさ

今朝何気なくニュースを見ていて､
とても印象に残る言葉がありました。
 
「見えないものに捉われず目の前の事に集中するだけ」
 
ワールドシリーズの解説の方の説明でした。
 
正直あまり野球に興味が無く、
勝敗の結果ぐらいを見る程度。
しかし連日中継があると目にしてしまいます。
この説明は、
今のドジャースの選手たちの
メンタルの状況を説明した言葉でした。
 
司会者の
「この局面で緊張どころかなぜ楽しめるのでしょうか」
という問いに対しての解説者からのコメント。
 
確かに勝敗は“見えないもの”
超一流のアスリートの方々の強靭なメンタル、
彼らの心の使い方にいつも憧れます。
氣の遠くなるようなメンタルトレーニングも
同時に行っている証。
 
私が学ぶ合氣道でも度々同じ事を言われます。
「無駄に緊張して力んだり強張ったりすると氣が途切れてしまいます。
　難しく考えず、伸び伸びとリラックスしましょう。」
技に力が入った時など､このように指摘されます。
とはいえ、
なかなか力みが取れず、
“リラックス”が永遠の課題のようにさえ感じてしまいます。
 
まさか朝の野球のニュースで
この事を思い出すとは思いませんでした。
思い出すということは、
稽古から離れると、
この大切なことをすっかり忘れて日々過ごしているという証。
常に意識して毎日を過ごすことで、
“リラックス”を少しずつ身につけていこうと思います。