やり過ぎ注意

昨年末、
氣圧法の体験会に参加して、
自分の肩周りの硬さを指摘されました。
 
氣圧法は､
相手の身体の悪い部分（氣が滞っている部分）に
直接指を当て氣を送り込む事により、
悪い患部の滞っていた氣が流れはじめ、
その人自身の自然治癒力が活動し
患部が修復して行く療法です。
力まかせに指で押さえず指を軽く当てているだけなので
揉み返し等が全くなく、
安心して受けることができます。 
また、指先を当てた状態で
相手に動いてもらう方法もあります。
このように受け手の人に動いてもらうため
氣圧する人が押し過ぎたり力を入れ過ぎたり
しにくいことも特徴と言えます。
 
今回の体験で、
肩の可動域の狭さを指摘され、
その時に習ったストレッチを毎日行っていました。
しかも、
悪い癖が発動し、
1日5回ぐらいと言われたことを
毎日20回×2セットも行っていました。
そのせいか、
ここ数日首から背中にかけて
少し痛みを感じていたのです。
 
今日定期的な鍼治療にいき、
案の定、
首周りから肩甲骨が今まで以上に硬いことを指摘されました。
先生に事情を話すと、
「やり過ぎて筋繊維が傷ついてしまいましたね」と。
 
職業柄、
生理学的にこの知識はあったにも関わらず、
自分のこととなると
つい必死にやってしまいました。
 
早く効果を感じたいとはいえ、
正しく行わなければ逆効果に。
早めに気づけて良かったです。
明日からは、
指示された回数を厳守して、
体の変化を待ちたいと思います。