約半年間、
椎間板ヘルニアで休養中だった担当の先生が復帰されました。
不在中、代わりに担当してくださっていた院長先生も
安堵の様子でした。
予約日、
鍼灸院から予約時間前に電話があり、
「担当が復帰しましたが今日はどちらの先生にしますか?」と。
お世話になった院長先生の施術も大好きでしたが、
もちろん復帰した担当の先生に変更。
こちらの鍼灸院のこのようなきめ細かい対応力には
いつも感心させられます。
いざ鍼灸院へ。
担当の先生の久しぶりの施術は楽しみな半面、
体調がまだまだ心配でした。
なぜなら、
私自身、長年椎間板ヘルニアに悩まされていた過去があり、
少し良くなったところで無理をすれば
直ぐ悪化することを経験上知っていたからです。
治療を提供する立場の先生も生身の身体、
何処かを痛めることは当然あります。
責任感の強い先生なので、
本当に無理はして欲しくない。
この心境を私の表情から直ぐ察知して下さり、
「大丈夫です、無理のない範囲で治療しますから」と。
治療を終え鍼灸院を出る際、
私が先生に
「お大事にして下さい」と伝えると、
先生や受付の方から
「逆です、お大事にして下さい」と
笑いながら見送って下さいました。。
私も長年施術を提供する立場で過ごしてきました。
怪我や体調不良でお客様にご迷惑をおかけしたことも
もちろんあります。
その度に不甲斐なく、
申し訳なく、情けなく感じていました。
その時も、
お帰りになるお客様から
「体に気をつけてね」
「無理しないように」
など、
温かい言葉を頂くことが多かったのも事実。
こんな風に心配してくださっていたんだと、
立場が逆になってみて、
過去のお客様方の思いやりを思い出しました。
本当に感謝しきれません。
復帰された先生も、
決して無理せず、
必要な休息をきちんと取りながら、
ヘルニアが再発しないように祈るばかりです。
美容スペシャリスト猪越理恵は美容業界歴29年、コーチ歴19年のキャリアを生かし、サン・ティトル株式会社を設立。大手化粧品会社や美容機器メーカーのコンサル・商品開発・メソッド開発・人材育成等を支援しています。 https://www.rie-inokoshi.com/