スーパーで買ってきたシャコを剥製にしてみた
スーパーで見かけたシャコがあまりにも立派だったので、衝動買いしてしまいました😅
画像では大きさが伝わらないかもしれませんが、
手に乗せてみると特大感が伝わるかと思います。
冷凍庫の中はまだ制作に取りかかれていない子たちでいっぱいだというのに、また物を増やしてしまいました。
神様、こんな罪深い私をどうかお許しください。
ってか、こんなデカいシャコ見せられたら誰だって即買いするだろ!
↑
全く悔い改める気のない奴(笑)
こんなに見事なシャコを手に入れたら、早く剥製にしたくて衝動を抑えられません。
(もう病気ですね😓)
買ったその日のうちにさっそく除肉です。
3時間後・・・
ふぅ・・・。
4匹も処理するのは大変でしたが、なんとか除肉できました。
除肉の都合上いろいろとバラバラにしてしまいましたが、
殻を組み直し、ポーズを整えて乾燥させます。
かっこいいポーズにしようかとも考えたのですが、今回はあえてノーマルポーズに挑戦。
今の自分の持てる技術の全てを注ぎ込んで、作り手のこだわりを微塵も感じさせないほどの平凡なシャコに仕上げようと思います。
1週間後・・・
十分に乾燥したので、爪楊枝を外してポーズを確認します。
ほんとに何の面白みもない平凡なシャコに仕上がりそうです😓
ポーズが整ったらいよいよ塗装です。
まずは全体を白く下塗りし
その上に色を乗せていきます。
とくに尻尾は念入りに塗装。
シャコって尻尾だけ極彩色なので、ここだけの塗装でかなり時間がかかります💦
塗装終了。
充分に乾燥させたら
コーティングして完成です!
おぉ!
思った以上に良い出来です👍
確かに平凡ではありますが、持てる技術の全てを注ぎ込んだ渾身の作品に仕上がったと自分の中では大満足しています。
初めて作ったシャコ(2010年制作)と見比べると
その差は歴然です。
こちらのシャコは平凡にすらなっていません。
平凡平凡と何度も言ってきましたが、平凡なものを作るのって意外と難しいんです💦
何の変哲もないシャコが作れるようになるまでに14年もかかってしまいましたが、今回は着実にレベルアップできていることを実感できた実りある制作となりました。
残りの3匹も時間を見つけて制作を進めていこうと思います。
今回制作したシャコですが、
「兵庫県立人と自然の博物館」(兵庫県三田市)にて現在開催中の「魚の剥製展」にて展示しております。
残すところあと半月の展示となってしまいましたが、2024年9月1日㈰まで開催しておりますので、お近くにお越しの際は足をお運びいたただけると嬉しいです。
(※8月19、26日 は休館日ですのでお気をつけください)
詳細はこちらをご覧ください↓
子供も大人も楽しめる展示となっておりますので、この機会にご覧いただけますと幸いです。