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「執着」は恐ろしい。

 最近「もう傷つきたくないあなたが執着を手放して幸せになる本」と言う本を読んでいる。本当になんとなく、何気なく読みだした本なのだが、非常に面白い。自分自身の「なんでこの使っていないこれを処分できないのか」とか、自分以外の人でも「なぜあの人はあんな謎の行動を取ってしまうんだろう?」と理解に苦しむ態度とか、大体犯人は「執着」なのだと言う事が分かってきた。

 まだ最後まで読んでいないのに僕の見解を述べるのは時期尚早だと思いつつも、やはり「執着」してしまう人(自分も含め)と言うのは「自分のキャラは一生変えられない」と思い込んでいたり、いわゆる「固定観念」に捕らわれて身動きが取れなくなってしまっている場合が多いのだな、と今この時点では感じている。

 何回も僕はこのnoteにもブログにも書いている通り「過去はたとえ10分前でも変えられない」と言うのは充分わかっているつもりだ。しかしその「過去の出来事の捉え方」を変えてもバチは当たらないし、それこそが唯一無二の「執着から自由になる方法なんじゃないのかな」なんて思ったりもしている。

 という訳で僕は過去の出来事は良い事もトホホな事も「ありがたい思い出」としてカプセルに入れて終了。そして今まで「このやり方が正しい」と思い込んできたやり方なども「本当にそうなのだろうか?」と常に疑問を持ち、必要ならばその都度変更し、変な言葉だが「変動観念」で生きて行こう、なんて思っている。いやでもしかし、色々と面白い概念に沢山出会えて、僕の人生ってなかなか面白いなあと心底思う。単純に「運が良いんだろうな」とそこはありがたく受け取っているんである。

*ボーカルやベースの教則本を書かせて頂いております。リンクをご覧の皆さん、ありがとうございます!!!

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