同じことを長く続けるのも、そんなに悪い事ではないのかもしれない。

　無事「新宿SACT!」でのデュオたかはし公演を終えて、さっき帰ってきた。ライブ後何気なくこのお店の「店長さん兼ハウスエンジニア」のかたとお話をしていたら、なんと彼が地元から２０年前に上京してきて間もない頃、原宿クロコダイルで働いていて、僕をSUZY CREAM CHEESEのベーシスト・ヴォーカリストとして見た事があると教えてくれた。しかも対バンも覚えていて、それは「村上啓介さんのバンド」だったのだとか。そのバンドには当時為山吾郎さん（つまりはチーム陣内のタメゴローさん）や、僕の心の師匠であるベーシスト、恵美直也さんもいらしたりして、非常に懐かしい気持ちになった。

　タカハシヒョウリ君と知り合うきっかけになったオケミスのファースト（当時は「大槻ケンヂミステリ文庫」と言う名前であった）の時、我々側演奏陣のドラマーはSUZY CREAM CHEESEの佐藤強一さんであった。いや〜、なんだか長く続けていると、色々な点と線が繋がって面白い。それよりも何よりも、恐らくそのライブにも来てくださっていたお客様が何人か今晩も遊びに来て下さっていたと言うことに、僕は一番感謝するべきなのであろう。いやいや、まだまだ自分の身体が言うことをきくうちは頑張って行きたいな、と改めて思う１夜であった。という訳で、一緒に音を出したヒョウリ君、新宿SACT!の皆さん、マホキャストの皆さん、物販まで手伝わせてしまったローディのT君、そして何と言っても遊びに来て下さったり画面越しに見て下さった皆さん、ありがとうございました〜。最高の１夜でした。