![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77444742/rectangle_large_type_2_1f1e436ee1d409980625d08d0b663288.jpeg?width=1200)
「身体」と同じ様に「心」も鍛えられるのでは。
今日の午後は雨が降ると言う予報だったので(しっかり当たって今けっこう降っている)、今にも泣き出しそうな空の下、午前中にランニングに行って今月分のノルマを終了した。
しかしこの年令になって今更思うのが、こうして身体を鍛えるように心も鍛えられるんじゃないのかな、と言う事。ただ若い頃は心を鍛える為には「辛い目にいっぱい遭わないといけない」のだと勝手に思い込んでいた。例えば「軍隊に行けば心が鍛えられる」とか。だが今この時点では、そうでは無くて「なにか物事が起きた時、それに対する解釈の仕方を上手に工夫する」と言う事が重要なのだと言うことがだいぶ分かってきた。もし「辛い目に遭った経験が豊富な人」がメンタルが強いなら、厳しい家庭に育った人のほうが逆にメンタルが弱かったりする事の説明が付かない。
昨日の午後、また新しいレストランに行こうとネットで調べてあったレストランが見つからず(結果的にそれは2階だった事が食べ終わってから判明した)、色々と迷ってしまい、一度行ったことのある韓国料理屋さんに15時ギリギリに入ったら「ランチのラストオーダーは終わっています」と追い出されてしまい、途方に暮れてしまった。
以前のメンタルの弱い自分だったら、ここで二の矢を自分に放って「ああ、いつもこうして僕は準備不足で自分で自分を窮地に追い込んでしまう」なんて思って焦っていたであろう。しかし今は違って「なんだか面白くなってきたな。じゃあもうヤケクソで本当にいきあたりばったりでどこかに入ってみよう」と考えて入った謎の中華料理屋さんが、意外に当たりであった。
まあそんな感じなので、心は「身体を鍛える」ような反復練習的な鍛え方では無くて、物を見る「視点を変える」とか、そういう事で強くなって(つまり工夫しているだけで実際は強くなってはいないのかもしれない)行くような気がしている。これからもどんどん視点を工夫して、自分のメンタルを保って行かれたら良いな、なんて思っているんである。いやでも、雨よく降りますなあ。
*ボーカルやベースの教則本を書かせて頂いております。今見たらボーカルのほう、Amazonの当該チャートで3位でした。ありがとうございます!!!
*ここからは本日の記事に関連していそうな本のリンクです。