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「失敗した自分」を「感謝」に繋げられた感覚を、初めて味わったかもしれない。

 昨夜寝室の窓は網戸にして寝ていたのだが、それでもまあまあ暑い。そして今朝起きて仕事部屋のカーテンを開けようとしたら、仕事部屋が妙に涼しい。あっ、と思ったらなんと昨夜冷房を付けっぱなしにして寝てしまったらしい。

 いや〜、これ昔だったら確実に「冷房付けっぱなしって何勿体ない事やってんだ俺」と昨夜の自分を責め、それどころか「こっちは冷房付けずに網戸で汗かいて寝てたんだぞ」と今の自分が数時間前の自分にクレームを入れまくる、と言う見苦しい感じになっていたに違いない。

 ところが今朝の反応は違っていて「あれっ、冷房付けっぱなしで寝ちゃった。まあでも、1晩冷房無駄に付けっぱなしで寝たからって破産しない今の経済状態に感謝だな〜ありがとう〜」なんてスンナリと凡打を感謝に繋げることが出来た。

 今まで何回もこのnoteに「ナイス凡打」の事を書かせて頂いてきたが、実はこの感覚こそがまさに真の「ナイス凡打」の感覚なのかもしれない。

 こうやって「凡打を打った自分(というかこうなって来るとそれが果たして凡打なのかすら怪しくなってくるのだが)」を1ミリも責めずにむしろ「よくそれを打った」とハグしてあげて次に進んでいく感覚、もしかすると初めて味わったかもしれないのだが実に気持ちが良い。こんな感じでどんどん自分を許して、その延長線上にある世界の全てを許して受け入れて、笑顔で生きて行けたら嬉しいな〜、なんて今は思っているんである。

*ボーカルやベースの教則本を書かせて頂いております。リンクをご覧のみなさん、ありがとうございます!!!

*そしてここからは、本日の記事に関連していそうな本のリンクです。


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