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いきなり起業すると言う選択。

 今日ちょっと授業中に雑談しないといけないタイミングがあって、その子達が卒業を控えた子達だったので「卒業したら、何するの〜?」と何気なく聞いてみた。するとその中の1人の子が、友達と2人でオンラインの古着屋(まあ要するに古着のECショップですな)を起業するのだと言うのを知った。

 僕は今彼らの年齢であったら、迷わず起業したであろう。と言うか僕が彼らの年齢の時にやっていたWHITE FANGと言うバンド、上手く行ったかどうかは別として、まさに起業だったと思う。当時は「このバンドをどうやってマネタイズして(マネタイズなんて言葉知らなかったが)食べて行くか」ばかり考えていた。そしてその子の為に「昔の話で申し訳ないけど、ロンドンにコヴェントガーデンと言うアメ横みたいな地域があって、そこの古着屋の古さが半端ないんだよ。なんとヴィクトリア時代(日本で言うと江戸時代)の古着まであるんだ」と言う話をしたら、早速その子はコヴェントガーデンをググっていた。そしてまたその子の「友達と2人でやる」と言うコンセプトが非常に良いと思う。僕も当時バンドでやっていたのは「他人がいると嫌でも期限までに何かをやり遂げざるをえないから」。人って意外に自分には甘くて「明日までにこれをやろう」と思っていたのに「明後日で良いんじゃね」みたいになりがち。誰か1人でも他人がいれば、これを回避出来る可能性は格段に上がる。

 その「古着EC」が上手く行ったら嬉しいなあ〜と心の底から思う。一応為替や物価の違いを味方に付けるというのもあるよね、と言う話もして「韓国に行った時に、ソウルの御茶ノ水と呼ばれている場所に連れて行ってもらったら、輸入楽器が以上に高くてビビった。これは個人輸出で韓国で安く楽器を売ったらかなり儲かるのでは、と思った」と言う話もしてみた。BUYMAとかまさにそう言う「異なる国同士の相場の差」のもとに成り立っているビジネスだと思う。そう言う事も巧みに取り入れて、その事業が上手く行ってくれたら嬉しいな〜、なんて密かに思っているんである。

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