人の考えの95%は「昨日も考えたこと」
なんでも人間は1日に6万回「考える」のだそうだが、その95%は「昨日も考えたこと」の反復らしい。そしてどんなにポジティブに見える人でも、頭に浮かぶことの半分以上はネガティブな事である場合のほうがずっと多いのだとか。
という事は考えれば考えるほど色々とネガティブな考えが浮かんでしまって行動には結びつきにくいのかもしれない。もしかするとポジティブに見える人は「ポジティブな事を考えている」のでは無くて「そもそも何も考えていないでホイホイ行動している」という可能性が高い。
そう言えば昔カンフースターのブルース・リーが「考えるな、感じるんだ」と言う名言を残した。確かに人って考えていると大体「いらん事を考えて」しまう。それよりは「あっ、あれやらなくちゃ」とかどんどん脊髄でスピーディーに物事を判断してこなして行ったほうがずっと何かを進めて行かれる可能性が高まるような気がする。
謎の決まりを作るのもきっと良いのだろう。「とにかく毎日noteを書く」とか、そういうルーティンも結局「考えずに行動する」、つまりはわざわざ大脳までお伺いを立てに行かずに脊髄判断で物事を決める為の工夫に過ぎないと言う気がしてきた。
そんな感じで人間の本能になるべく詳しくなってそれを上手に活用しながら、残りの人生をフルに楽しんで行けたら良いなあ、なんて思っている今日この頃。今日も初めて行った定食屋でランチを食べるというミッションはクリアしたのだが、これも確かに昨日も考えたこと。人間の本能って面白いなあ、なんて今更ながら思うんである。
*ボーカルやベースの教則本を書かせて頂いております。良かったら是非リンクを御覧ください。
*ここからは本日の記事に関連していそうな本のリンクです。