「自分へのダメ出し」をやめると不思議と起こること。
つい我々は「今日はこれこれをやるはずだったのに何をやっていたんだ俺? 」なんて自分にダメ出しをしてしまいがちだ。僕自身は「比較的自分には甘いほう」だと思っているのだが、それでもよく「今日一体何やってたんだ?」みたいに自分にダメ出しをしてしまうことがある。なのだが上には上がいるように、下にも下がいるもの。もし今日あなたがどんなにグダグダな1日を過ごしてしまったとしても、世界は広いのでもっともっとグダグダな、想像を遥かに越えたグダグダ度合いでグダグダな1日を過ごした人が必ずどこかにいるはずだ。
そして「自分へのダメ出し」をしないで自分を許してあげられるようになって来ると、不思議とそういう「自分以外の他人へのダメ出し」もしなくなり、大体の人の大体の事は許してあげられる可能性が高くなるような気がしている。
そう考えると、自責思考はそれはそれで保ちつつも、往年の尾藤イサオさんのアニマルズのカヴァー曲の歌詞では無いが、ある程度は「誰のせいでもありゃしない〜」と言う姿勢でいる事も大切なような気がして来る。
「自分へダメ出し」しないのは勿論の事「他人へのダメ出し」もしない。もし何かのせいにしたいのであれば、神様とか森羅万象とか、会ったことの無いぼんやりした物のせいにしてしまえば良いのでは無いのかな、なんて思う。
ちなみに今日の僕はどちらかと言えばグダグダな1日を過ごしてしまったのだが、その理由を今自分の中では「台風が近づいて低気圧が僕の脳に影響を与えているせい」だと言う事にしてしまって、今はレゲエを聴きながらこれを書いている。
こんな感じで「回避できる責任」は他人に押し付ける事も無く「大自然や天変地異のせい」という事にして上手に回避して生きて行けたら楽しいな、なんて今は思っているんである。
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