人生初海外旅行は憧れのロンドンへ【2日目大英博物館・ピカデリーサーカス周辺】
人生初めての海外旅行でロンドンに行った時の2日目の様子です。
1日目は憧れのイギリス入国+飛行機疲れ+時差ボケ+初海外で疲労持ちの謎テンションだったもののロンドン・タワー・ブリッジと市街観光をやり切ったというのがハイライト。
詳細が気になる方は1日目の記事をご覧ください。
おいしい朝食
昨日の夜は食欲がなく晩ご飯を食べていないのでめちゃくちゃお腹が空いていて、朝食開始の6時半ぴったしにホテルの朝食会場へ向かいました。
朝食はパンやソーセージ、ベイクドビーンズなどイギリスの朝食でお馴染みの品が並んだ中から自分でカスタマイズしていくバイキング方式です。
欧米風の朝食に憧れていた私は、理想の朝食を目指して盛り付けます。
出来上がりました、名付けてミーハー朝定食。
飲み物コーナーには沢山の種類のティーバッグが置かれていてイギリスらしいなと思い、紅茶を淹れてみる。
せっかく朝食付きプランを選んだのに美味しくなかったら残りの日数どうしようかと心配していましたが全くの杞憂でした、美味しかったです。
ソーセージの塩味が強かったり、スクランブルエッグは卵のコクが皆無でケッチャプをつけないと何食べてるのかわからないような味ですが、変わっているところを言うならです。特にクロワッサンとトマトが美味しい。
バターの風味が強くさくさくしていてベーカリーで買ったやつみたい、これを食べ終わった後もう一個クロワッサン食べちゃったくらい美味しい。
トマトは蒸されて温かいため好き嫌いある味だとは思いますが甘みと酸味のバランスが良い。
英国朝食料理として定番の豆をトマトベースで煮たような何か(ベイクドビーンズ)をはじめて食べました。
ケチャップみたいなソースで煮込まれていて豆の甘みもあります、豆がやわらかくて消化に良さそう。
美味しかったけど、日本に帰っても食べたいと思うような味ではないかなというのが個人的な感想。
あとティーバッグと侮っていましたが紅茶が濃くて美味しいです。
アイリッシュブレークファーストという銘柄を飲んでいて、何日目からかスタッフの人にストレートではなくミルクを加えて飲むことがおすすめだと聞いてやってみたところミルクのおかげでコクとまろやかさが追加され驚くくらいの美味しさでした、これが正しい飲み方です。
毎朝ホテルの朝食でティーバッグを選んで飲むのが楽しみになります。
朝食バイキングに置いてある食べ物を滞在中いろいろ試してみたので明日以降も紹介します。
デカ過ぎんだろ……大英博物館
食事を終えると観光に出かけます。
今日は大英博物館とピカデリー・サーカス周辺の観光をします。
大英博物館は世界のありとあらゆるコレクションが所蔵されている博物館でその数約800万点、日本最大の博物館は東京国立博物館で収蔵品数は約11万品とされているので東京国立博物館よりも72倍の収蔵品を誇ります。
地下鉄に乗りユーストン・スクエアで降りて徒歩で10分ほど、大英博物館に到着です。ここが世界一の収蔵数を誇る博物館、デカすぎる。
コロナ禍以降予約を推奨していると聞いていたので事前に予約して、予約者専用の列を並んだものの、予約画面など見せずセキュリティチェックだけで入場できました、よく分からないけど入場できたのでヨシ!
入場料は無料ですが、募金が推奨されています。募金箱には様々な国の通貨が入れられていたのでどこの国の通貨でもいいみたいです。
私もあらかじめ両替しておいたボンドを少し入れました、イギリスはキャッシュレス社会過ぎてこういう募金でしか現金使わなかった。
入場すると吹き抜けのエントランスになっており、カフェやお土産屋もあって広い。
館内はアフリカ・エジプト・アジア・ヨーロッパなどの国や地域ごとに展示エリアが別れていますが、見る順番が決まっていないので自由度が高い。
広いうえに自由度が高い、オープンワールドゲームのスタート地点に立たされた気分です。
とりあえず大英博物館の一番人気コレクションであろう『ロゼッタ・ストーン』を見学しに行きます。
「大英博物館に来た奴はとりあえずこれを見ておけ!」と言わんばかりに古代エジプトゾーンの入口に置いてありました。
『ロゼッタ・ストーン』は石板に3つの種類の文章か書かれおり、その3つの文章は同一の文章と考えられています。この石板の存在によって古代文字の解読が可能になり、歴史研究に大きな進歩をもたらしました。
ロゼッタストーンを見た後そのままエジプトゾーンに入りましたが、施設内の広さに震えあがりました。
エジプトゾーンというかもうエジプト博物館。
これは、覚悟を持って見て回らないとなと思い、一度エントランスに戻って公式ガイドブックを購入、世界中の人が博物館に訪れているということもあり言語別で売られていて日本語verもあります。
館内マップやエリアの主な見どころと有名なコレクション、それが置いてある場所や写真、簡潔に説明が記載されているのでこれは本当に便利だと思いました。値段も1200円程なので訪れた際は買うことをお勧めします。
もう本当に収蔵品の数が多くて、情報多寡で頭がパンクしそうになりましたが、適当に歩いているだけで世界史の教科書や資料集で見たことがある物が置いてあって非常に楽しいです。
驚いたのが全部写真撮影OKという事と明らかに歴史的価値がありそうなものでもガラスケースに保管しているわけではなく、紐1本で仕切っているものが多くて豪快だなと感じました。
写真OKなものの来場者はあんまり写真を撮っておらず、じっくり見て楽しんでいる人が多かったです。
もしくは地元の人が多くて撮影する必要がないのか。
3時間超ほど滞在していましたが、まだまだ全然見足りなかった、私の滞在日程すべてを大英博物館に捧げても足りないと思うくらいの収蔵数。
所々に学芸員さんがいて来場者向けに案内をしてくれています、大まかな内容は分かりますが、詳しくは分からないし、ジョークを言っているのか来場者が笑っているところをよく見かけたのでそういうウィットな会話を楽しむためにも英語を覚えたいなと、ともあれ行けて良かった。
大英博物館を出てピカデリーサーカスまで徒歩で移動します。
ようやくロンドンの街並みを楽しむ余裕が出てきて建物を見ながら歩いていましたが、趣がある。
この写真だけでなく街歩きをしていて「この教会立派だな」とか「この建物有名そうだな」と思った時はGooglemapで調べましたが、特に観光名所とかではなく地元の人が利用するような教会や施設でここに住んでいる人にとっては当たり前なんだなと感じました。
ロンドンにあった大人気ラーメンチェーン
途中でお昼を食べます。
私は2日目にして日本食が恋しい、日本が恋しいという欲求を持っていました。
要はホームシックです。
旅行準備中、日本食が恋しくなるからインスタント味噌汁や緑茶の粉末を持っていくのがおすすめといろんな人からアドバイス受けましたが「海外の文化に触れるために行くんだから持っていく必要ナシ!」とイキっていました。
それみたことか2日目にしてホームシックです。
それを一気に解決するお店がこの近くにあったので尋ねました。
日本でお馴染みのラーメンチェーン『一風堂』に到着!
お洒落なカフェっぽい雰囲気です、店員さんが「いらしゃいませ」と日本語で挨拶したりカウンターからは調理場も見られます。
早速ラーメンを注文しようとしましたが、値段に驚きました。
定番メニューの白丸・赤丸が3000円以上します。
日本では1000円くらいで食べられたはずなので値段は3倍以上です。
私は白丸チャーシュー麺を注文しました。
日本と同じ味です!すごい!美味しい!
啜る文化がないためか、全体的にぬるいと感じましたが白丸の豚骨のなめらかさと若干の臭みを感じます。
日本と1万キロ以上離れているのに同じ味が食べられることに感動です。
日本では冷めないうちにラーメンを啜って食べ終わったら退店するかと思いますが現地のお客さんはカフェのような感覚で啜ってはおしゃべりしてみたいな楽しみ方をしているお客さんが多かったです。
メニューを見た時は少し来たことを後悔しましたが、白丸を食べられたことや店員さんが日本語で話してくれたことで少しだけホームシックが和らぎました。1杯3500円なので残すのもったいないと思いスープまで完飲。
ランチを食べて元気になった所で街やお店をぶらぶら散策します。
ロンドンのマンガ書店
まずは『FORBIDDEN PLANET』というお店です。
こちらはコミックを中心に扱っている本屋さん、アニメやゲームのキャラクターグッズも扱っているため日本の『アニメイト』のようなお店です。
アメコミ系の漫画やグッズが多いのかなと思っていましたが日本の漫画やアニメのグッズが沢山あります。
特に『ポケモン』や『僕のヒーローアカデミア』のグッズが充実していてイギリスでも人気があることを知りました。
日本のゲームセンターに置いてあるアニメ系のプライスフィギュアがこのお店では5000円以上で売られていて輸送費とかのコスト考えても儲かってるだろうな~と思ってしまいました。
漫画コーナーに行ってみると日本の漫画人気を思い知らされます。
これはこの店のコミック売り上げ人気ランキングなんですが、日本の漫画がランキングの大半を占めています。
店内の本棚もアメコミや他の国の作品とは別に日本の漫画コーナーがあって「チェーンソーマンが揃っている!」みたいなことを喜びながらまとめ買いする人もいたりしてヲタクの熱は世界共通なんだなとヲタクとして嬉しく思いました。
ここは軽く見るだけのつもりでしたが、どんな作品が置いてあるのか、お客さんは何の作品を買いに来ているのか気になり1時間程いてしまいました。
ピカデリーサーカス周辺観光
お店を出て散策再開。
ハリーポッターシリーズの続編『ハリーポッターと呪いの子』を舞台公演している宮殿劇場、ご立派。
ピカデリーサーカス周辺はサブカルの中心地で舞台・映画館がとても多く私にとってはめちゃくちゃ楽しい場所です。
『君たちはどう生きるか』の海外版ポスターを発見。
翌日私もミュージカルを1つ見に行ったので楽しみにしてください。
ソーホー地区へも足を運びます、ソーホーはロンドンの有名な繁華街、道が入り組んでいて少し治安怪しげな通りもありましたが、昔ながらのバーや映え系のスイーツ屋が並んでいて夜は若者が溢れて活気があるだろうな。
バー『THE TOUCAN』は映画『ラストナイト・イン・ソーホー』で主人公がバイトしているバーのロケ地になっています。
このお店『MINALIMA』は『ハリーポッター』のグッズ販売や小道具が置いてあります。
店内はこじんまりとしていましたが日刊予言者新聞の記事や魔法世界の本などマニアックな展示物が揃っていてハリポタ好きは一見の価値ありです。
ピカデリー・サーカスに到着
大人気舞台レ・ミゼラブルを公演している『ソンドハイムシアター』があり、この道を通るといよいよピカデリーサーカスに出ます。
ピカデリーサーカスはこの辺りにある大通りの接続地点となっており混雑しています。大きな交差点と広場があり周りには大きな液晶ビジョンがついた建物があり渋谷や新宿みたいなところ。
広場には平日にも関わらず路上ライブをしているアーティストや芸人もいて活気に溢れていました。
ベネディクト・カンバーバッチ主演『シャーロック』が大好きでOPにはいつもこの場所が映るのでその場所に立てて良かったです。
ピカデリーサーカスから有名な美術館ナショナルギャラリーとトラファルガー広場という演説やデモで利用もされる大きな広場にも行きました。
しかし、この日は広場を封鎖しての大規模な清掃が行われていたので中には入れず、ナショナルギャラリーも時間的に入場は難しかったので外観を観光して2日目は終了です。
この日の夜ご飯を紹介と通信環境について
ロンドンは日本食が流行っているのか日本食を扱う総菜屋みたいなのが多くチェーン店であろう『istu』でテイクアウトしてホテルで食べました。
海外でエセ日本食を食べてみたかったのでカルフォルニアロールと売っていて驚いた物として枝豆を買ってきました。
カルフォルニアロールはツナときゅうりが入っています。味は良くも悪くもスーパーの味。ガリが美味しい。
枝豆は硬めの湯で加減で塩が大粒で美味しかった、居酒屋にいるみたい。
ロンドン旅行をするにあたってグローバル対応のWiFiをレンタルしました。
『WiFiBOX』というサービスを利用、バッテリーが12時間持つため1日観光しても切れることはないし、スマホのモバイルバッテリーとしても使えるため荷物圧縮もできます。
ただ地下鉄構内は使用できなかったり、一度市街から離れた時は電波が弱くて使えないこともありました。それ以外は便利です。
3日目は先日日本公演も決定した、名作『バックトゥザフューチャー』のミュージカル公演に行ってきました!
公演までの時間に沢山観光もして3日目が一番忙しかったです、次回もよろしくお願いします。
1/31更新 3日目の様子の記事を更新しました。