そらにん

エンタメ大好き! ネタバレする感想かいたりネタバレなしの感想も書いたり方向性を探っている途中ですがよろしくお願いします。 あと最近旅行記事も書いてます。 フォローして損はさせませんよ!

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    掲載 博多→広島巡行ひとり旅日記 2泊3日仙台&福島旅行

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『ロボット・ドリームズ』動物界を通して描かれた本格SFヒューマンアニメーション

 公開前からFilmarksのトレンド上位にいて話題だった映画『ロボット・ドリームス』を見た。  メインキャラらしき犬とロボットはシンプルなキャラデザをしているからハートフルで友情的な話なのかな?と思って観てみたが、いろいろと衝撃的で考察しがいのある世界観にのめり込んでしまうような話だった。  ストーリーは恋人がおらず、孤独を感じている犬がテレビショッピングで紹介されていた友達ロボットを衝動的に購入する。  ロボットは知的生命体のような心を持っていて、一緒に暮らすことで犬は

    • Netflixドラマ『極悪女王』徹底的に嫌われてこそヒールであることを掲げたダンプ松本の伝説

       Netflixドラマ『極悪女王』めちゃくちゃ面白い。  PVから流血シーンが多く、監督もバイオレンス映画の名手白石和彌さんということで、これは生半可な気持ちで見てはいけないと思い、気持ちを整えてから一気見した。  物語は女子プロレスラーの試合がゴールデンタイム帯のテレビで見られるくらい人気があった1980年代全盛期(当たり前だけど当時はサブスクやYouTubeなんてものはなく、家で楽しめる映像エンタメはテレビくらいで、そんなテレビのゴールデンタイムは各局熾烈な視聴率争いを

      • 映画『トランスフォーマー/ONE』オプティマスとメガトロンが親友同士だったあの頃……

        映画トランスフォーマーシリーズはマイケル・ベイの1作目からビースト覚醒までなんだかんだ映画館で鑑賞している。  無印、リベンジ、ダークサイドムーンの流れは素晴らしく、特にダークサイドムーンを3Dバージョンで鑑賞した時の衝撃はいまだに憶えている。  正直映画館で一番楽しい体験をしたのはダークサイドムーンだ。  しかし、ロストエイジからはただ映像が良いだけの映画に成りはててしまい(ウィトウィッキーが登場しなくなってしまったのもデカいよね……)ONEではオプティマスやメガトロン

        • 斜線堂有紀『星が人を愛することなかれ』アイドルが掲げる〈恋愛禁止〉という建前

           アイドル活動をするうえで「恋愛禁止」というのはあたりまえのルールである認識であるが、もしかしたら数ある職業の中でアイドルが一番恋愛と切っても切り離せないような職業ではないかと思ってしまったのが、本作『星が人を愛することなかれ』  オムニバス形式となっており、全4章で描かれている共通のテーマは『アイドルの生き様と人間むき出しの恋愛感情』である。世界観は同一で東京グレーテルというアイドルグループのメンバー赤羽瑠璃がどの物語にも近かれ、遠かれ登場する。  第一章では赤羽瑠璃の

        • 『ロボット・ドリームズ』動物界を通して描かれた本格SFヒューマンアニメーション

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          映画『ぼくのお日さま』氷上スポーツ×子ども×先生=傑作の方程式が成り立ちそう

           『ぼくのお日さま』傑作でした!  すごいよこの作品、前半~中盤と終盤の話のテイストが違いすぎて驚きを隠せず少しもやもやした人もいたと思いますが、僕は大好きできっと定期的に見返したくなるような作品になりました。  年間ベスト級の作品は年末にまとめて書こうと思っていましたが、いてもたってもいられなくなったので書いてしまいます。  話は小さな北の町に住む少年がフィギュアスケートをしている少女に恋をしてしまい、それから自身もスケートにチャレンジしてみることになり、元フィギュアスケ

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          アニメが楽しみな『チ。‐地球の運動について‐』のすごーいところ

           コペルニクスが天動説は間違っていて、地動説こそが正しいと証明した話を聞いた時、地球が宇宙の中心であり、太陽やその他の惑星は地球の周りを回っていたと考えられていた時代、そんな時代には当然宇宙から地球を観測する手段もない、なのに地球自体が自転していて、さらには太陽の周りを回っているのだと昔の人はよく考えたなと馬鹿みたいに純粋に感心していた。  魚豊が描いた漫画『チ。‐地球の運動について‐』は天動説が定説とされていた15世紀のヨーロッパを舞台に、禁じられた地動説を信じた者たちが

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          徳島と香川の街をぶらっと散策気分で旅行してきた

          念願の大塚美術館へ美術館賞をするために徳島県へ訪れました。 今回は、徳島県の駅前をぶらっと散策し、翌日は香川県の高松の方へ行ってきた際の旅の日記です。 大塚美術館訪問の様子は以下リンクからご覧ください! 徳島駅前のホテルにチェックインをして少し休憩を取り、夕方から徳島市街の散策へ出かけました。 徳島駅は駅ビルがあったりビジネスホテルが立ち並んでいたり、結構栄えています。 しかし、駅前通りの商店街まで行くと一気に人の数が減ります。 地方の活気がなくなっていくのは正直残念だ

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          世界はもう誰にも止められない~映画『ラストマイル』感想~

           シェアードユニバース最新作『ラストマイル』を観てきた!  この映画は18世紀頃からヨーロッパを中心として始まった産業革命を皮切りに本格的に近代資本主義へと転換した社会の生末を描いていると言ってもいい程センセーショナルな作品だった。  資本主義により生まれる格差、大量生産大量消費を前提とした需給システム、そしてITの発達により実現した超情報社会とスピード感のある経済市場という壮大な土台を日本の物流システムに焦点を当てたミステリーに落とし込み、さらにエンタメ性溢れる作品となっ

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          徳島の大塚美術館まで高速バスを乗り継いで観光してきた

          徳島にある大塚美術館にずっと行ってみたい感情がずっとありました。 大塚美術館は西洋画を中心に陶板画と言われる、陶器の板に原画を再現した絵が原寸大で約1000点も飾られている、なんと世界初の陶板名画美術館となっています。 僕は美術に関する知識はミーハー程度ですが、教科書や本、テレビで見たことがある世界各地にある美術館に展示されている名画達のオイシイところどりしたようなこの美術館に憧れがありました。 しかし、美術館の場所は徳島県、鳴門のはじっこで淡路島とも近いの海沿いにあり、当

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          ドラマ『アンナチュラル』のあまりにも残酷で、苦しくて、美しかった第5話

           シェアードユニバース最新作『ラストマイル』をみるために『アンナチュラル』を視聴している、1話ごとの事件が非常に面白く「終わったら記事にしたいな~」と思っていたのだが5話が衝撃的だった。  全ドラマの第5話で1番面白い第5話  その後の話が頭に入らなかったので、是非この回だけを取り上げたい。  5話は後悔、疑念、嫉妬、怒り、復讐、といった負の感情が45分の間に詰まっている苦しすぎる回。  しかし、ラスト雪が降りしきる中で虚ろな顔を浮かべる法医解剖医中堂系を演じる井浦新さんの

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          ゲーム制作物語『トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー』ガブリエル・ゼヴィン 読書感想

           創作に情熱を捧げる者同士が手を組み、世界を変えていく。  しかし、それぞれが違う理想やビジョンを描いて別の道を歩もうとすることだってある。時には誰かの悪意によって打ちのめされることもあり、好きなことに取り組む意義を見失っても、立ち上がり、歩み続ける。  まさか藤本タツキの『ルックバック』のような創作をテーマに生と死を痛感する作品を体験するとは思ってはいなかった。  テーマの模倣というわけではなく、偶然同じ時期に同じような作品が生み出されている。僕は偶然にもその2つの作品に

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          アニメ『葬送のフリーレン』を見て『ポケモン』は近いと感じる、他感想

          寝る前に毎日1話ずつ見るアニメとして、これほど相応しい作品はないと思いました、とても面白かったです。 魔王討伐を成し遂げた勇者一行のパーティーは解散後50年が経ち、解散前に見た50年に一度の流星群を再びパーティーで集まって見るために勇者ヒンメルとその一行は、再会を果たします。 タイトルにもなっているエルフの魔法使いフリーレンは50年経っても見た目は変わらずでした。 しかし、人間である勇者ヒンメルは齢80歳を超え、流星群を鑑賞するという約束は果たしますが、まもなく老死してしま

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          夏休みの読書感想文はこの本で決まり!~おすすめ小説3本~

          夏休みで好きだった時間、朝から部活をして、午後に友達と遊ぶ前に、一回家に帰ってテレビを見ながら昼飯を食べている時間 学生の皆さん、楽しい夏休みが始まりましたね。 しかし、おもいっきり休みを満喫したくても、夏休みの宿題が残っていてはもやもやしてしまい、自由研究は何にしようか、読書感想文は何を書こうかと悩むこともあると思います。 本が好きな人は本屋に行って何を読むか考えている時間が楽しいと思うはずですが、そんな時間はもったいない!と思う人もいるでしょう。 かくいう私も中学生

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          『化け猫あんずちゃん』田舎の日常と和風ファンタジーが掛け合わさった傑作アニメ

          異質な存在のはずなのに、すでに日常に溶け込んでいる上でその生活を描いているアニメーション作品というのは多く存在する。 『ドラえもん』『しろくまカフェ』『イカ娘』などなど、『化け猫あんずちゃん』もそんなジャンルの作品の一つといえる。 森山未來さんが声優をしているということで、気になって見に行ったが、めちゃめちゃ面白かった。 寺の和尚さんが河原で保護して育てた猫が30年も生き続ける。 猫の寿命からは考えられない長生きだが、その猫はただの猫ではなく化け猫だった。 その化け猫の名

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          入間人間『六百六十円の事情』〜While My Guitar Gently Weeps〜

          『カツ丼は作れますか?』 とある地域の住民がインターネットで意見交換をする掲示板にて投げかけられたこの質問から始まる小説『六百六十円の事情』 入間人間さんの隠れた名作だと思っている。 物語はこの投稿から始まり、カツ丼を作れる人、作れない人、作りたい人、掲示板を見てさまざまな想いを感じたこの地域の住民の生活を描いた日常系群像劇である。 確かにカツ丼は作るのは面倒くさい、スーパーでカツを買って卵でとじたことはあるけど、わざわざ自分で豚肉を買い、衣をつけて、サクサクに揚げたものを

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          『恋するプリテンダー』と『チャレンジャーズ』が頭から離れない【2024年上半期映画振り返り】

          いつのまにか今年も半分が過ぎてしまった。 上半期に観た映画で頭から離れられない作品が2本ある。 『恋するプリテンダー』と『チャレンジャーズ』 どちらも広い意味で『恋愛映画』の共通因数でくくることが出来るのだが、ベクトルが全く違う。 『恋するプリテンダー』は運命的な出会いをして1夜を過ごすものの、最悪の別れ方をした男女が、同じ結婚式に参加するために再会してしまい、お互い昔の恋人に嫉妬してもらうために偽物のカップルを演じ、本当に好きになっちゃうラブコメな話。 『チャレンジャー

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