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『どの様な「食材・生産物」を私は食べたら良いのか!?』(「体質/体調別」栄養摂取のアプローチ)〜【氣4節・中編】
【氣4節】〜『耳鳴り(難聴)でお悩みの方々へ』「耳鳴り(難聴)の改善に、効果的アプローチがある東洋医学的理論&成分(食材・食品・生産物)」について【②】
◉今回の【不定愁訴症候群〜④】「上記題名ファイル」も、…
『webサイト』( 「flavors office .com」〜[Natural flavor(ナチュラルフレバー)事業所])の中の、『体質・体調別カウンセリングチェックシート』の内容(「体質・体調別にチェックを入れると、促「何の生産物を摂るべきか!?」の回答が得られるシート)の「1項目〜お題」からのものです。…
◉皆さんは、よく…
・『○○○』(生薬・食薬)は、「耳鳴りに良い影響を及ぼす」ので、… 『耳鳴り(難聴)を改善したい方々』は 是非、『○○○』(健康茶🍵・健康食品)を飲む事をオススメします❢❢ 等や、…
・『めまいを改善したい方』の為に…『○○○』を食べる事を推奨します❢❢。
…の様な「広告/宣伝」を 目にする機会 があると思います。
(この様な「広告/宣伝」は、… サプリメントの世界でも 目にします)
実際に、…
『耳鳴り(難聴)を改善したい方々』は、
ただ「耳鳴り(難聴)に良い影響を及ぼす効能の食材(生産物/食材/食品)」のみを食べれば良いのか!?。…
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ですが、… 確かに、「良い影響」であれば、それに越した事はないです。
・しかし、「耳鳴り(難聴)に良い影響」と 一口に云っても、… 「食材の成分」は、下記の様に『様々なアプローチ』を行ないます。
・『耳鳴り(難聴)』に良い影響を及ぼす効能のある成分(成分群/分類)について、【前編】
1]〜『腎機能を改善する効果がある成分』。
●『アラニン/非必須アミノ酸』、
・「アラニン」の実験では、「うっ血性心疾患」に対して、「糸球体ろ過率、クレアチニンクリアランス等 腎臓の機能が改善した」と云う報告があります。
・また、「間質性膀胱炎の患者」に「L-アルギニンを1500mg/日摂取させる」事で、「酵素と尿代謝が増加し、痛みの症状の改善に有効性が示唆」されました。
●『GABA/アミノ酸類』、
・「GABA」は「腎臓の働きを高め」、血圧の上昇の原因となる「塩分(ナトリウム)を排出する効果がある」と云われています。
●『ケルセチン/ポリフェノール類』、
・「ケルセチン」は「慢性前立腺炎に有効である」と報告されており、また「ケルセチンは抗炎症作用」が期待されています。
※[前ファイル【氣4節〜④】の「腎精不足(じんせいぶそく)体質」より]
2]〜『冷え性を改善する効果がある成分』。
●『イチョウ葉エキス/ギンコライド等』、
・古くから「冷えは万病のもの」といわれるように、冷えは体に悪い影響を与える事が知られています。
例えば、「めまいや耳鳴り、肩こりなどは血流が悪い事が原因となって起こる」代表的な症状です。
・「イチョウ葉エキス」の働きは、上記の「不快な症状の緩和」にも直結します。
●『ジンゲロール/フィトケミカル』、
・「ジンゲロール」の「血管を拡張させる作用によって血流が促進される」為、「ジンゲロールを摂取する事で、冷えを改善する効果」が期待されています。
(「ジンゲロール」の「炎症性メディエーター、… 一酸化窒素/プロスタグランジン」抑制効果による)
●『テアニン/お茶のうま味・甘味成分』、
・「テアニン」を摂取して「α波が増えた結果」、「筋肉が弛緩して末梢血管が拡張した」事により、血行が良くなると分かっている。
(上記により、「テアニン」は「血行障害である冷え性改善にも効果がある」と認められている)
・また、「脳の抑制系神経を活性化」して、「興奮系神経を鎮める作用」もある。
※[前ファイル【氣4節〜③】の「気血両虚(きけつりょうきょ)体質」より]
3]〜『膀胱炎の症状の改善する効果がある成分』。
●『MSM(メチルスルフォニルメタン)/天然のイオウ化合物』、
・「MSM」には「痛みや炎症を抑える、優れた鎮痛作用、抗炎症作用」がある。
・「MSM」と同様の効果を持つ、DMSOの投与によって「間質性膀胱炎の症状の改善に有効」であったと云われています。
●『キナ酸/フィトケミカル』、
・「キナ酸」が体内に入ると「馬尿酸に変化し、尿を酸性に保ちます」。
その為、「膀胱炎や尿路感染症を予防する効果」が期待できます。
※[前ファイル【氣4節〜④】の「腎精不足(じんせいぶそく)体質」より]
●『植物ステロール/フィトケミカル』、
・「植物ステロール」には、「前立腺肥大によるトイレのお悩みを改善する働き」があります。(植物ステロールの抗炎症作用による)
4]〜『中耳炎を予防する効果がある成分』。
●『キシリトール/糖アルコール』、
・「キシリトール」は、「急性中耳炎」に対して働きかけると云われています。
・「12歳以下の子供」に、「食後キシリトールを適量与える」と、「急性中耳炎にかかる頻度が統計学的に低下した」との研究結果があります。
※[前ファイル【氣4節〜➀】の「 風熱(ふうねつ)体質」より]
5]〜『炎症を抑制する効果・風邪を予防する効果がある成分』。
●『キノコ抽出物/ポリサッカライド・アミノ酸・脂質・ミネラル等』、
・「キノコ抽出物」には「炎症を抑制する効果がある」と云われています。
・「キノコ抽出物」は「インフルエンザを予防する効果がある」と云われています。
●『テアフラビン/ポリフェノール類』、
・「テアフラビン」には、「強い抗酸化力を持ち、殺菌や風邪の予防に対して効果・効能があります」。また、「インフルエンザを予防する効果」も期待されています。
●『テルペン/炭化水素(精油成分)』、
・「カジュツ」の主成分である「セスキテルペン」の一種「デヒドロクルジオン」は、「抗炎症作用を持つ」事が報告されていることから、「テルペンは抗炎症効果を持つ」と期待されています。
※[前ファイル【氣4節〜➀】の「 風熱(ふうねつ)体質」より]
6]〜『肝機能を高め、煩熱/口渇/肺熱/燥咳等を抑制する効果がある成分』。
●『サポニン/アミノ酸類』、
・「大豆」に含まれる「サポニン」には、「過酸化脂質の生成を抑制」し、「肝機能を高める効果」があります。
・また、「ハナスゲの根(知母)」に含有される「サポニン」には、「煩熱/口渇/肺熱/燥咳/消渇及び、潮熱 等の症状に対して 解熱/鎮静/消炎/利尿/鎮咳 等の作用」がある。
●『シリマリン/フィトケミカル』、
・「シリマリン」には「肝炎、肝硬変等の肝障害予防と改善の効果」があります。
(胆汁の分泌を促す為、アルコール性肝障害、肝炎、肝硬変 等の病気治療にも用いられる)
●『スルフォラファン/フィトケミカル』、
・「スルフォラファン」の「解毒機能(食欲不振/吐き気/腹痛/倦怠感/黄疸 等を抑える作用)を高める働き」は、「肝機能の向上にも繋がり」ます。
●『セサミン/リグナン類』、
・「セサミン」は肝臓に直接働きかけ、「肝機能の向上に効果」を発揮します。
(「アセトアルデヒド」の「急性毒性を軽減する作用がある」と云われ、「二日酔いや悪酔いを防ぐ作用」がある)
●『タウリン/含硫アミノ酸』、
・「肝機能 等の指標」となる「ALT/AST」が「通常の2〜5倍ある慢性肝炎の患者」24名に 、「タウリン食品」を数ヶ月ほど投与したところ、「指数の改善が見られた」事から、「タウリン」には、「慢性肝炎の患者の肝機能を改善する作用」を認めました。
※[前ファイル【氣4節〜②】の「肝火上炎(かんかじょうえん)体質」より]
7]〜『浮腫みを解消する効果、冷え性の緩和や改善する効果がある成分』。
●『シトルリン/スーパーアミノ酸類』、
・「シトルリン」が持つ、「血流を改善させる作用」は、「体内に蓄積された余分な水分等が体外へ排出され易くなる」為、「浮腫みの解消に効果的」です。
・また、「シトルリン」が持つ、「血管を拡張する作用は、末梢血管に於いても効果を示し、血流の改善を期待する事が出来る」為、「シトルリン」を摂取する事は、「冷え性の緩和や改善に繋がる」と云えます。
※[前ファイル【氣4節〜⑤】の「痰濁中阻(たんだくちゅうそ)体質」より]
※[前ファイル【氣4節〜③】の「気血両虚(きけつりょうきょ)体質」より]
8]〜『〇〇を改善し、肝障害予防と改善の効果がある成分』。
●『テアニン/お茶のうま味・甘味成分』、
・「テアニン」を摂取して「α波が増えた結果」、「筋肉が弛緩して末梢血管が拡張した」事により、血行が良くなると分かっている。
(上記により、「テアニン」は「血行障害である冷え性改善にも効果がある」と認められている)
・また、「脳の抑制系神経を活性化」して、「興奮系神経を鎮める作用」もある。
以上です…。 次回、【後編】へ続く。