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『どの様な「食材・食品・生産物」を私は食べたら良いのか!?』(「体質/体調別」栄養摂取のアプローチ)〜【氣2節】前編

【氣2節】〜『めまい(眩暈)でお悩みの方々へ』「めまい(眩暈)の改善に、効果的アプローチがある東洋医学的理論&成分(食材・食品・生産物)」について【➀】

◆【不定愁訴症候群〜②】『めまい(眩暈)』の概要〜


◆『めまい眩暈)』の概要

・「めまい(眩暈)」とは、身体の平衡(バランス)を保てなくなる状態の事を指します。大まかに分けると、平衡感覚に異常が生じる部分は耳(末梢性)の場合と脳(中枢性)の場合があり、自覚症状としては「回転性」「前失神」「ふらつき感」の3パターンがあります。
➀『回転性』〜
・景色や天井が、回るように感じます。
「目が回る」、「壁が流れるように見える」、「身体が傾いていく」、「引っ張られるようだ」、と訴える人もいます。
②『前失神』〜
・卒倒感とも云い、「失神しそう」、「倒れてしまいそう」な感覚の事です。「立ちくらみ」、「目の前が真っ暗になる」、「血の気が引く」、「気が遠くなる」等と表現される事が多い。
②『ふらつき感』〜
・「宙に浮いた…」、「雲の上を歩くような…」感覚になります。 「足元がふらつく」、よろめく」、頭がふらふらする」と表現する人もいます。
前失神と同様に、様々な原因で起こり得ますが、急に歩行が困難になったり、ろれつが回らなくなったりといった症状が現れる場合には、脳血管の病気である可能性があるので、躊躇せず救急車を呼んで下さい。

〜「社会福祉法人・済生会」〜


◆『めまい眩暈)』の原因

・「めまい(眩暈)」の原因として、…
大変辛いめまいを生じるものの比較的良性の内耳性めまい(三半規管の障害によるめまい、正確には前庭機能障害)が最も多く見られますが、中には脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血ほか)や心臓疾患などによる命にかかわる場合もあります(図1、図2)。また薬剤性、高血圧症、脱水症、不整脈、起立性低血圧症、熱中症、各種神経難病、低血糖症、貧血、外傷後頸部症候群、頸性めまい、鼻性めまい、心身のストレス等も「めまい」の原因になります。

〜「日本神経学会」〜


◆『めまい(眩暈)』における、「東洋医学(漢方)」的 見解について、

◉「東洋医学漢方)」的見解における、『めまい目眩/眩暈)』の解釈とは、…
〜[漢方と鍼灸・誠心堂薬局より]〜 

[漢方で考えるめまい(眩暈)とは、…]

中医学」では「めまい」を「“眩暈げんうん)”」と云います。
・「めまい」は、「精神的な要因」や「生活習慣の乱れ」等で起こる場合が殆どです。
・「中医学の医学古典」によると、「“風(ふう)・痰(たん)・虚(きょ)”」により「めまい」が起きると記載されています。
・「五臓」でみると“肝・脾・腎”(※)が特に関わっています。これらを考慮しながら、「めまい」の原因を分析、治療していく。
(※)〜この「臓腑」とは、…漢方の用語『蔵象学』による[]の解釈である。
〜[Naturalflavorによる解説]〜


漢方中医学、「めまい目眩)」』の体質診断について〜

「(※)肝火上炎(かんかじょうえん)体質」、
(※)漢方的に解釈すると、…
[「」の「)」が、「不足)」する事で、「上焦)」に「虚熱)」が籠もる体質]⇉下記の「弊害」がおきる.
〜[Naturalflavorによる解説]〜
・「精神的ストレス」により、「めまい」が起きる方々の体質。
・「随伴症状」〜[せっかちな性格、頭痛、赤ら顔、高血圧、目の充血、口の苦みや渇き、不眠 等]。
・「ストレスにより気の流れが詰まる」事で、熱が生じて「めまい」が起こります。
・「情緒変化で急に悪化やすく、耳鳴りをともなう」事があります。


「(※) 気血両虚(きけつりょうきょ)体質」、…
(※)漢方的に解釈すると、…
[「内因不内外因」の影響により、「/」がに「不足)」する事で、「身体全体で(エネルギー血津液)」が不足する体質] ⇉下記の「弊害」がおきる.
〜[Naturalflavorによる解説]〜
・身体に必要な「気(エネルギー)・血」が不足する事により、「めまい」が起きる。
・「随伴症状」〜[倦怠感、食欲不振、不眠、顔色が白い、眼精疲労、動悸、脱毛 等]。
・「過労や胃腸虚弱、栄養失調、出産 等」により身体の基本となる気や血が不足すると、血管内を巡る物質が減り、頭部の栄養状態が悪くなります。

「(※)腎虚(じんきょ)体質」、…
(※)漢方的に解釈すると、…
[「」の「津液)」が、「不足)」する事で、「上焦)」に「虚熱)」が籠もる体質] ⇉下記の「弊害」がおきる.
〜[Naturalflavorによる解説]〜
・「加齢や虚弱体質」により、「めまい」が起きる。
・「随伴症状」〜[足腰がだるい、物忘れ、耳鳴り、頻尿、白髪、難聴、精力減退、むくみ 等]。
・加齢などにより腎の働きが弱ると、「脳髄が衰えて頭が空虚」となり、「めまい」を引き起こします。
・「フラっとするめまいがしたり、夕方以降に悪化し易い」傾向があります。


「(※)痰湿(たんしつ)体質」、…
(※)漢方的に解釈すると、…
[「素因/内因不内外因」の影響により、「津液」の代謝が「停滞悪く)」なる体質] ⇉下記の「弊害」がおきる.
〜[Naturalflavorによる解説]〜
・「水分代謝が悪い」為、「めまい」が起きる。
・「随伴症状」〜[身体が重だるい、頭重、むくみ、めまい、食欲不振、胸苦しい、軟便 等]。
・「天気が悪くなる」と、これらの「症状が悪化する」のが、このタイプの特徴です。
・暴飲暴食 等による「胃腸の不調で頭部に水分が停滞」し、リンパ液の循環に影響してめまいを引き起こします。耳閉感や頭重感があり、グルグルするめまいや嘔吐をともないます。

「(※)血瘀(けつお)体質」、…
(※)漢方的に解釈すると、…
[「素因/内因不内外因」の影響により、「」の代謝が「溜滞悪く)」なる体質] ⇉下記の「弊害」がおきる.
〜[Naturalflavorによる解説]〜
・「血行不良により、めまいが起きる」。
・「随伴症状」〜[頭痛、唇の色が悪い、シミやくすみが目立つ、冷えのぼせ 等]。
・「打撲などの外傷や、ストレス、寒熱バランスの乱れ 等」により血(けつ)の巡りが悪くなり、「めまい」を引き起こします。
・「めまい」は「夜間に悪化し易く、刺すような頭痛を伴う」事があります。

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めまい眩暈とは? 漢方ではどう考える?
・一口に「めまい(眩暈)」といっても、原因や症状は人それぞれです。

・「めまい(眩暈)」は、「目の前がグルグル回る回転性のものや、雲の上を歩くようにふわふわする浮遊性のもの 等」があります。
・「めまい」は、「過度に忙しい状況が続いて疲労が蓄積したり、強いストレスを受けたりすると起こる」事が多く、ストレス社会といわれる現代では、こうした突然起こる「めまい」に悩んでいる人が少なくありません。

〜[kracie(クラシエ)の漢方より]〜



めまい眩暈)』の種類症状とは、…

〜[立ち眩みの様なタイプ
・「立ち上がるとクラッとする」「目の前が真っ暗になった…」などと表現されるめまいで、頭からスーッと血の気が引いていくような感覚を覚えます。立ちくらみはこれにあたります。
〜[回転性のめまいタイプ
・「天井がぐるぐる回る…」「自分が回っている感じがする」等の症状がある「めまい」です。体のバランスを保つ平衡機能の異常、脳が情報を処理できなくなる事によって起こると云われています。
〜[浮動性・動揺性のめまいタイプ
・「体がフワフワ浮いている感じがする」「頭や体がグラグラ揺れている…」と云った感覚がある「めまい」です。実際に歩くとふらついたり、車酔いに似て気分が悪くなったりすると云われています。

〜[kracie(クラシエ)の漢方より]〜


めまい眩暈)が生じる原因』とは、…

〜[ストレス自律神経乱れ
・「ストレスや疲労、睡眠不足等による自律神経の乱れ」は、「めまいの原因や悪化のきっかけ」になると云われています。疲れやストレスをためこまないようにして、十分な睡眠とリラックスできる時間を作りましょう。
〜[耳の異常・病気による
・耳の奥にある「内耳」は、「聴覚と共に平衡感覚を司っている」ので、この場所の異常が原因でめまいが起こる事があると云われています。また、「前庭神経炎/メニエール病/突発性難聴等」も、「めまい」を引き起こす原因と云われています。
〜[脳・その他病気による
・注意が特に必要な「脳梗塞や脳腫瘍」と云った、脳に関わる病気も「めまい」の原因とされています。「呂律が回らなくなったり、激しい頭痛がしたりする」場合は早急に受診が必要になります。
〜[脳・その他病気による
・「急に立ち上がる」等で、「血圧が下がって、脳に送られる血液の量が一時的に少なくなる」と「クラクラする立ちくらみ」と云った「めまい」が起き易くなります。

〜[kracie(クラシエ)の漢方より]〜


以上です…。 次回『めまい(眩暈)の予防・改善するアプローチがある成分、…』に移ります。

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