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『どの様な「食材・食品」…』 これまでの「体質・体調別」を考察してみよう。 【不安神経・イライラ】[氣9節]〜食薬(漢方理論)編②
【氣9節】〜『不安神経・イライラ でお悩みの方々へ』「不安神経・イライラ の改善に、効果的アプローチがある東洋医学的理論&成分(食材・食品・生産物)」について【③】
「前ファイル」〜 ◉『食薬(漢方理論的、解釈による食材分類)』について、… の解説
・ここで云う『食薬』は、「広義の意味」なので、…『食材・食薬・生薬・ハーブ 等』全てを含む事となります。
(※何故なら、…「その食材を摂取する事」で、…「必然的に、肩凝り・痺れに効果がある」と認めているからです。)
●『食薬』の解説、…
[1]【食材/野菜・果物類】〜[効果・効能]
■『ほうれん草🌿』、
◆「うつに効果的な6つの栄養素」とは、〜
[Ⅰ]〜「鉄」、…[含有率の高い食材]
・【赤身肉・ビーツ(赤)・青魚・ほうれん草と緑の野菜・ザクロ・豆類 等】。
■『セロリ🥬』、
◉【精神不安・うつ症状には グレープフルーツとセロリ】〜
◆[中医学的アドバイス]
・「グレープフルーツ」は動脈硬化や血液の粘りによる瘀血(滞った血)を溶かす効果と、ストレス等による気の機能の停滞や、気の巡りの滞りを取り除く効果があります。「セロリ」は精神安定を促し、不眠やイライラを改善します。またグレープフルーツと同様に瘀血にも効果があります。
■『トマト🍅』、
・「GABA」が含まれる食べ物は以下の通りです。
[野菜(トマト・なす等); 果物(みかん)] ... 「自律神経失調症の症状」に加え、更に「不安・抑うつ症状・意欲低下」等の精神疾患が ...
■『スイカ🍉』、
◆『スイカ🍉』の効能、…
・「自律神経失調症 · 適応障害 · 社交不安障害 · パニック症(パニック障害) · 過敏性腸症候群 · 睡眠障害 · ADHD 等」の改善に効果を発揮する。
■『春菊🌿』、
・「不安や不眠に陥ったりする」と考えられています。「 春菊」は、これら様々な症状に効果を示す食材でもあります。 その他には、「高血圧によるめまい」にも一定の効果がある ...
■『里芋🥔』、
・「ストレス等で気分が塞ぐ時」や、「のどの奥に何かつかえた感じがする」、「吐き気がする」等の「不安神経症」に使用する漢方薬です。 ... 「サトイモ科のカラスビシャク」の、…
■『キュウリ🥒』、
・「キュウリやスイカ」等、ウリ科の仲間は身体を冷やす典型的な「寒(かん)」の野菜です。」、…
・「冷え性、更年期障害、心身症、ストレスの関連疾患〜[うつ病、躁うつ病(双極性障害)、不安症、適応障害、…]
■『冬瓜🟢』、
・「精神的な症状」としては、[イライラ、不安感、抑うつ、不眠、気分の落ち込み、無気力 ... キュウリ、すいか、冬瓜、ハトムギ、緑豆、里芋、小豆 等]等がある。
[2]【食薬類】〜[帰経/効能]
■『胡桃(クルミ)』、
・「くるみ」に多い含有成分は「セロトニンやド−パミン」と云った「神経伝達物質の濃度調節や抗酸化作用」に関わっており、神経保護的に働く可能性が指摘されて ...」
■『緑豆🫛』、
・「耳が聞こえない」上に、「臭覚」や「視覚」が鈍ってきての焦りで、「不安神経症」になっているのかなあ、…とにかく、症状が落ち着いてくれてホッとしています…。
※〜[Cookie の症状落ち着く ~ 緑豆春雨でサンラータン]
■『緑茶(抹茶)』、
・「緑茶」には、「カテキン(渋味成分)、カフェイン(苦味成分)、テアニン(旨味成分 」... その結果、「テアニン投与後にうつ病症状、不安症状、睡眠障害、認知機能」のいずれも改善が見られた、…。
■『小豆(アズキ)』、
・… 腹痛が生じ、栄養の吸収ができない事により、「うつや不安 等」の神経症状を起こします。 ...
※これらの「改善法」として、[小豆/そら豆/グリーンピース/干し柿/プルーン]等が良いとされる。
■『ライチ(龍眼)』、
・「神経の興奮を鎮める効力がある」と云われている、
◆代表的処方〜
【帰脾湯(キヒトウ)】
・虚弱体質で血色の悪いものの貧血、不安神経症、不眠症に用いる。
※[「帰脾湯」の材料に、「龍眼」がある]
■『大豆(ダイズ)』、
・…「大豆」には「チロシン」と「フェルアラミン」も含まれています。
「チロシン」と「フェルアラミン」は意欲を出せる脳になる『ノルアドレナリン』を増やす栄養素です。
女性のホルモンの「エストロゲン」と似た働きをすることで知られています。 精神の安定が期待されています。
■『ピーナッツ🥜』、
・「ピーナッツ」に豊富に含まれる「ビタミンB群」は、「脳のエネルギー切れを防いでストレスの緩和を助けます」。
また「アーモンドやピーナッツ」、「ヘーゼルナッツ」には、「ストレス」から心身を守る(抗)ストレスホルモン「コルチゾール」の材料の一つである「ビタミンE」も多含されています。
■『米🌾』、
・また、「自律神経が乱れる原因や症状」も押さえておきましょう。
更に ... 「自律神経」を調整する「食材」として、… 最近は、コンビニや飲食店でも「玄米や雑穀米」のメニューがあります。
[3]【生薬系(漢方生薬)🌿類】[帰経…]
■『棗(ナツメ)』、
・「パニック障害」等の「不安神経症、ヒステリー」の神経の高ぶりがある時は、「苓桂甘棗湯」が適し、「水と気の巡りが悪く、動悸・めまい・神経症」が症状として現れる方々に有効とされている。
■『全粒穀物🟤』、
・「お菓子(全粒粉)」に含まれる「GABA」には、「自律神経失調症」による以下の症状改善に効果があります。
・「不安状態や興奮状態を和らげる/精神の安定作用/血圧低下 ...等」。
■『ひまわりの種』、
・…特に「ひまわりの種」には「トリプトファン、ビタミンB6」が豊富に含まれていますのでオススメです。 トリプトファンをとってセロトニンを増やしている筈なのに不眠症が ...
※『トリプトファン』〜[精神を安定させる成分]
■『牡蠣(ぼれい)』、
・「精神の安定」に重要でもある「血(けつ)」を増やしてくれるので、[気分の落ち込みや不安感、不眠]を改善して、ストレスや過労による疲労を和らげてく ...。
■『茯苓(ブクリョウ)』、
■『甘草(リコリス)』、
・「心臓神経症」に於ける「動悸」は「心下悸」に属するものが多い。
「茯苓甘草湯」はその適応処方の代表である。 [動悸と同時に手足がサーっと冷える(厥冷)という、…]。
[4]【ハーブ(健康茶葉)🌿類】[帰経…]
■『ミント🌿』、
・「ミント」~[気持ちのリフレッシュに. 鎮静作用にすぐれ、イライラしている時や不安な時]に飲むと「心を鎮めてリフレッシュ」させます。
■『ジャスミン🌿』、
・「甘く濃厚でエキゾチックな香り」が特長の「ジャスミン」は、少量で「不安感や孤独感を静め、ポジティブでリラックスした気分にさせてくれる」香料です。
■『クローブ(丁字)』、
・「不安障害や睡眠障害、更年期の不眠、頭痛、うつ状態」等を改善する効果があると言われています。 ◎クローブ:日本では生薬や漢方薬、…。
■『フェンネル』、
・◎「フェンネル」:やや甘い香りが特徴です。[鎮静作用があり、更年期のほてりや不眠、不安障害]等の改善に効果があります。
■『カモミール🟡』、
・「カミツレ(カモミール)」の芳香は、「ストレス感受性が高くなる更年期」に於いても有用な「抗ストレス剤」として利用できる可能性がある。
■『レモンバーム』、
・「レモンバーム(Melissa officinalis)」は伝統的に、「マイルドな不安症や不眠に用いられてきた身近なハーブ」である。
以上が、各項目にエントリーする「食薬」である。
以上です…。 次回より、『不定愁訴症候群〜「動悸・息切れ」【⑩】』に移ります。
※「動悸・息切れ」【⑩】は、…
以前の「ファイル」〜、…
『「心臓疾患」【6】』の、…
●『含有成分』〜「②〜④」、
●『多含の食材』〜「⑤〜⑦」、
が重複する内容となるので、…
●『➀ - その概要&中医学診断・考察』、
●『⑩ - ⑪帰経&食薬の考察』、のみ
の内容となります。