会社に行こうとしたら身体が動かなかったから病院に行った
先週の木曜日に遡ろう。
この日は会社に行けていた。後々思えば体調は悪かった。化粧しながらぼんやりしてるし、ちょっとしたミスを朝から家で連発していた。
とはいえ、行けていた。そして早番の仕事も出来て、始業し気長にやるぞと気合いを入れてトイレ掃除を始めた。ここまでは普通。そろそろトイレの掃除終わりそうだなとなった時に左手の握力が抜けていった。片付けしている時にはなんかヤバいが出てきた。漠然としたもので何がヤバいのかが分からずにいた。ただ分かるのはこのまま仕事出来ない。だった。
本来内線を使って連絡するべきだろうと思いながら、内線の位置がわからないため自分のスマホから上司に連絡した。
「どうした?」
「あのなんかヤバイので帰りたいです」
「ん?気持ち悪い?」
「いえ、なんかよくわかんないけどこれヤバいやつで、眠気も来てて」
「わかった、今から休憩室戻るわ」
上記の会話見てわかる通り、語彙力がない。
なんかヤバいとは?なにがヤバいんだ?眠気が来てると口から出て気づいたのだが、これは倒れる前兆みたいなものでは。
というのも2年前に一度通勤時に倒れている。その時も眠気が来て横に倒れた。幸い自転車のヘルメットかぶっていて、自転車は押していて、通りがかった親切な方が救急車を呼んで下さったから寒さに凍えずにすんだ。この眠気がちょっと違う。眠いというよりかはまぶたが重い。目を開けていられず、だからといって意識がなくなる訳でもない。眠いのに、眠れない。といった感じ。
それが今回やってきたからヤバいに変換されたのだろう。上司がわかりづらい説明でも帰ることを許可してくれたため、その日は始業から1時間で帰宅。
自転車をこいでるときには左手の握力はほとんどなく、左足は膝から下に力が入りづらい状況だった。右半身が頑張ってくれた。ありがとう右半身。
さて、なんとか木曜日を家で過ごして金曜日。左手足ちゃんと動く。なんとなく重く感じるのは誤差。化粧をしながら感じる身体のだるさも誤差。ご飯を食べていざ出勤!!
とはいかなかった。
また左手足が動きにくくなって身体のだるさも酷くなり、身体を動かすだけで精一杯という状態に。なんてこった。
母に今日は行けないと告げ代わりに病院に行ってくるとも伝えた。
母は自分の事のように心配してくれてるので随時報連相してる。
病院というのはかかりつけの精神科。もともと軽い鬱とか多重人格とかをもってて悩みに悩んで6年通ったメンタルクリニックから紹介してもらって今の大きめの病院で診てもらってる。良い先生に出会えたので助かっている。
そんなこんなで朝一に行って先生に話を聞いてもらった。
「仕事に行こうとしたら身体が動かなくなった」
「すごく落ち込んでる」
「昨日も早退しちゃって」
「仕事は曜日でやることは決まってるけど、前日とか当日に変わる時があるんです」
とかなんとか話したら医者から言われたのが
「1回休んでみない?」
「あと仕事が急に変わるのは苦手だと思うよ。検査した時に自閉症傾向って出てたのね。自閉症の方って予定外とか苦手な人多いの。傾向ではあるけどそうやって仕事が変更されるの苦手なんだと思うよ」
「病名をつけるなら適応障害。今の仕事に身体も心も追いついてない状態なんだよ。だからまず1ヶ月お休みしましょう。診断書こんな感じで作ったけどいい?」
ということで休職を言い渡されて爆速で作られた診断書を握って帰ってきた。
上司に電話して、休職させて欲しいこと診断書ももらったがどうしたらいいかなど聞いて今休んでます。お金に執着して生きているので傷病手当についても聞いたけど、次に出勤してから必要書類書けばいいって教えてもらった。もらえるかはわからないけど。社会保険料どうなるかも不安なんだよね。どうなるんだろう。まあ、その時になったら考えればいいか。
昨日から世間は平日で実際働いていたら私も仕事なのだけど、朝は左手足の動きが鈍くなってしまう。働くことが嫌なわけじゃない。むしろ楽しんでる。ただ人が、職場の人がちょっと怖いと感じでしまった。それだけなのにな。
今はゆっくりして、好きなことして、散歩して、自分探しをしようかな。