近況報告　#235

いつも記事をお読みいただきありがとうございます。この一か月ほど、noteの投稿をしないでしまっていました。ご心配をおかけしております。健康面でいろいろとありました。そのあたりの報告になります。

こえわずらいをしました

ペンテコステの日から note の投稿をしていません。実はその少し前から「こえわずらい」をしていました。私は風邪をひくと喉にくるのですが、それがかなりかなり酷く、もうこれまでの50年を超える人生のなかで一番酷く、声がまったくと言っていいほど出ない日が続きました。

喉がおかしいぞ、と思ったら喉がだんだんいがいがして、唾を飲み込んでも痛さがあり、そのうち声を出そうとすると咳き込むようになり、声が出なくなり（というか、極めてかすれた声しか出ない）、ずいぶんと疲れる日が続きました。

自分にとって当たり前の「声」が出ない。この出ないものを補うのには意外とけっこうなエネルギーが要りました。というか、エネルギーを持って行かれました。声はもうすっかり復調しましたが、何と言っても声は商売道具。なかなかしんどい一か月でした。声を戻すのに一か月もかかったというのも人生で初でした。

顔面神経麻痺になりました

この「こえわずらい」はおそらくウィルスの仕業なのでしょうが、そのウィルスがまた別のいたずらをしているのか、「こえわずらい」で体力が落ちて免疫力が低下したからなのか、あるいはそもそも仕事がかなり忙しくストレスはあって（加齢もあって）免疫力が低下していたから「こえわずらい」をしたのか、そのあたりはよくわかりませんが・・・。なんと「顔面神経麻痺」になりました。一難去ってまた一難。

ペットボトルのお水を飲んだら右の口元からこぼれ、「え？」と思ったのですが、これが始まり。歯磨きをするにも口に水を溜められない、右のまぶたがきちんと閉じない、そんな状態だったので病院にいったら「顔面神経麻痺と」の診断。中枢系ではなく末梢系のものだそうで、まずは服薬治療です。でもものの本によると、なかなか完治には時間がかかるようで。ちょっと腰を据えて向かいわないとです。

それにしても、鏡で見る自分の顔。笑顔が左だけで、右が動かない。笑顔とは言えない、むしろ怖い顔。ちょっとげんなりします。でも自分のことだからこう言いますが、人生の経験としてはしておいてもいいことなのかな。そんなふうにプラスにとらえようと思っています。現在地はここです。

しかし翻訳は進めています

こういう状況で、note への投稿を少しお休みしてしまっていますが、出版に向けての進行はほぼ予定通りです。というか、「こえわずらい」や「顔面神経麻痺」でペースがかなり落ちていますが、それまでの「貯金」に助けられています。前回の記事に書いたとおり、現在は「通し訳四回目と解説の作成」をしています。6月末までになんとか、と思っているところです。

強い意志をもって

以上、今回は近況の報告でした。健康の問題はあります。また、そもそも学校の仕事の忙しさがあります。今年度はめっちゃ忙しい（どのように忙しいのかなど細かいことを言うのは今は避けますが）。しかしそれはそれ。「本邦初の全訳出版」に向けて頑張ります。「これをやり遂げられるのは自分しかいない」の気持ちを強くもって頑張ります。

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