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<活動レポート> 春日大社《大嘗祭》勅祭にて、プロジェクトの収穫米を奉納しました(2019.11)

みなさまこんにちは。お米を主食に!プロジェクト公式ノートです。本日も活動レポートをお届けします。(お米を主食に!プロジェクトの内容を知りたい方は、まず下の記事からご覧ください)


春日大社《大嘗祭》勅祭に、収穫米を奉納しました。

遡ること、2019年11月14日。
その年の新穀豊穣を感謝する《新嘗祭》。「令和」に改号され新天皇が即位された昨年は、勅祭社16社の春日大社《大嘗祭》勅祭にご縁いただき、本プロジェクト初の収穫米を奉納させていただきました。

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新嘗祭とは?飛鳥時代に始まった、収穫に感謝する祭祀。

日本は古来から稲作が盛んで、春になると大人も子供も総出で田植えを行い、秋にも同じく村人総出で稲刈りを行なっていました。生活の要であった農業と信仰は密接に関わっており、田植えや稲刈りといった重要な農作業ごとに神事が行う風習がありました。春になると、豊作を祈る「祈年祭(としごいのまつり)」が伊勢神宮をはじめとする各地の神社で催行され、田植えの前には神を迎える「御田植(おんたうえ)神事」や「御田(おんだ)祭」も執り行われます。

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(↑御田植え祭りの様子)

また、その年の収穫物は国家としてもその後の一年を養う大切な蓄えとなることから、収穫物に感謝する大事な行事として「新嘗祭(にいなめさい)」という行事があります。

新嘗祭は飛鳥時代に始まり、明治時代初期までは旧暦11月の二の卯の日(11月13日 - 11月24日の間で変動)に行われており、そのうち11月23日が祝日と定められました。現在は農業に関わらずすべての生産活動に感謝する日として「勤労感謝の日」へと改称されていますが、由来を辿ると稲作に起源があることが分かります。

では「大嘗祭(だいじょうさい)」はご存知でしょうか?大嘗祭は、新嘗祭の中でも、天皇即位後初めて行う儀式であり、皇位継承に伴う一世に一度の重要なものとされているのです。元号が「令和」に改号され、新天皇が即位された2019年も、大嘗祭が執り行われました。

その、大嘗祭(勅祭)が春日大社で行われ、本プロジェクトの収穫米を奉納させていただきました!(勅祭:天皇の勅使が派遣され、執行される神社の祭祀)

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このように、人々は古くから神事を非常に大切にしてきました。鋤(すき)や鍬(くわ)などの農具は神の名に使われていたり、かかしは、鳥を追い払うだけではなく、山の神が田に降りてくるときの目印となる「依り代」の意味もあるなどの言い伝えからも、その大切さが分かります。私たちも、先人に習い、神様に感謝しながら、お米を頂きたいと思います。

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奉納を通して、改めて森羅万象に感謝し、日本人のアイデンティティの存続を誓う日となりました。禊の雨の朝でしたが、20年に1度しか披露されない太平楽もあり、神事終了と共に神風が吹くすがすがしい一日となりました。

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本プロジェクトは、現在複数の企業様に賛同いただいており、次年度から作付面積を増やし、規模を拡大する予定です。お米の生産過程は、社員研修やチームビルディング、社員の家族を交えた稲作体験の機会として活用することも可能です。現在も募集しておりますので、新しい社会的活動として興味のある企業様はお気軽にご連絡ください。

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