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ラジオと音楽、そして合唱曲。

最近はラジオと音楽を聴く事にハマっている。

きっかけは発症した1型糖尿病と仕事によるストレスだ。

最初は仕事に慣れるのにうまくいかず、ラジオや音楽を聴く余裕がなくて、ストレスを溜め込んでばかりだったけれど…

今はようやく慣れてきて、毎日ラジオや音楽を欠かさず聴くようになった。

毎朝、平日はTBSラジオの『生島ヒロシのおはよう定食・一直線』を、土曜日はニッポン放送『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー』を、日曜日も同じくニッポン放送の『イルカのミュージックハーモニー』を聴くのが習慣になった。

月曜日が祝日でお休みの時、お盆休みの時は『ジェーン・スー 生活は踊る』を聴く事も。

それと同時に番組で音楽を耳にするようになり、自分のiPhoneにダウンロードしていた曲を再び聴き始めた。

先日、『ジェーン・スー 生活は踊る』で合唱曲について触れていた。

それを聴いていた私は、中学時代に習った合唱曲を思い出していた。

合唱コンクールで1年の時は『怪獣のバラード』、2年の時は『少年の日はいま』、そして3年の時は『IN TERRA PAX』を歌った事や違うクラスが歌った『モルダウ』が印象深かったり…

音楽の授業では『夢の世界を』、『ラヴァース・コンチェルト』、『時の旅人』、『BELIEVE』、『そのままの君でいて』、『マイバラード』、『心の中にきらめいて』、『友よ北の空へ』、『聞こえる』、『Let's search for Tomorrow』を習った。

卒業式では先輩へ『旅立ちの日に』、私達の学年が卒業を迎える時は『大地讃頌』を歌った事を20年以上経った今も覚えている。

その中でもラジオでジェーン・スーさんがリスナーからのメッセージに触れたのは『名づけられた葉』という曲についてだった。

実は柏ヶ谷中学校に転校した後…
音楽の授業で初めて『名づけられた葉』を耳にした時に衝撃を受けた忘れられない曲でもあったので、すごく懐かしく感じた。

ポプラの木には ポプラの葉
何千何万芽をふいて
緑の小さな手をひろげ
いっしんにひらひらさせても
ひとつひとつのてのひらに
載せられる名はみな同じ

わたしも
いちまいの葉にすぎないけれど
あつい血の樹液をもつ
にんげんの歴史の幹から分かれた小枝に
不安げにしがみついた
おさない葉っぱにすぎないけれど
わたしは呼ばれる
わたしだけの名で 朝に夕に

だからわたし 考えなければならない
誰のまねでもない
葉脈の走らせ方を 刻みのいれ方を
せいいっぱい緑をかがやかせて
うつくしく散る法を
名づけられた葉なのだから 考えなければならない
どんなに風がつよくとも

『名づけられた葉』の歌詞より

当時中学生だった私は何の意味も考えずに最初は暗い曲調だなと思いながら歌っていた。

大人になった今、改めて聴くと…
歌詞の意味がようやくわかり、心に響いた。
ジェーンさんもこの曲の詞は考えさせられると仰っていた。

やっぱり、ラジオと音楽…
そして合唱曲は改めていいなと実感している。

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