『ゴースト・オブ・ツシマ』を手がける開発の新作『ゴースト・オブ・ヨウテイ』が発表!舞台は北海道の“羊蹄山”周辺。江戸幕府の始まる1603年に冥人が活躍
9月25日(水)に、長崎の離島“対馬(つしま)”を舞台にしたゲーム『ゴースト・オブ・ツシマ』を手がけるサッカーパンチスタジオが、新作アクションゲーム『Ghost of Yōtei(ゴースト・オブ・ヨウテイ)』を発表しました。
死の世界から蘇る冥人(くろうど)と呼ばれるようになった前作の主人公「境井 仁」とは異なり、1人の浪人が主人公。北海道の“蝦夷富士”とも称される羊蹄山(ようていざん)周辺が舞台となる様子。
江戸幕府はじまっちゃった1603年
舞台は1603年(慶長8年)といえば、日本がついに戦国時代を終えて、徳川家が将軍職を世襲する江戸幕府(えどばくふ)が始まった年です。後に、アイヌ民族が迫害・差別されるきっかけとなりました…。
主人公の傍らには、和人の狩人たちの手で滅びたと思わしきエゾオオカミの姿が……。もしかして、今回は冥人(くろうど)が虐げられるアイヌ民族と絶滅した生物の味方になるのだろうか?
冥府より蘇りし「冥人(くろうど)」が戦国時代後に出現?
前作にあたる『ゴースト・オブ・ツシマ』では、モンゴル人が日本を襲撃しに来た元寇襲来が背景にありましたね。対馬でモンゴル人に虐げられた民を救うため、武士の境井 仁が立ち上がり復讐する物語が展開されました。
映像では、前作『ゴースト・オブ・ツシマ』にて肘を使って刀についた血のりを払うシーンが印象的でしたが、今作での主人公と思わしき人物は手の甲に張り付けられたお札に刀をこすりつけています。彼女もやはり、冥人なのかも。
アイヌと日本人の関わりに興味しんしん
アイヌ民族と言えば、松前藩の非道な行いから始まり、土人と呼ばれ差別された日本人の負の歴史的な側面が残されています。
一方で、アイヌと交流して詳細な地図を描画し、北海道と呼ばれる基礎をつくった松浦武四郎さんや、病弱な体を駆使してアイヌの歴史や歌を書き残した知里幸恵さん。そして、現代では“かっこいいアイヌ”を描き現代人にも大きな影響を及ぼした漫画『ゴールデンカムイ』なども外せませんね。
まだ日本が蝦夷地に本格的に参入していなかった時代。
『Ghost of Yōtei(ゴースト・オブ・ヨウテイ)』では、自然の中で狩猟をしながら豊かに暮らしていたアイヌ民族たちの姿を見ることができるのか。
そして、今度はモンゴル人ではなく和人と戦うストーリーが展開されるのか。非常に楽しみです。
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