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「詩の居場所②」

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今まで創作した詩をまとめて掲載しています。 ご覧いただけると大変励みになります。 よろしくお願いします。
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2024年10月の記事一覧

詩「否定された詩を、破って」書きました。

詩「否定された詩を、破って」書きました。

「否定された詩を、破って」

土足で踏み歩いた雲の跡が
疲れ果てた人を蚕のようにさせる
ホログラムの雲が、季節の移ろいを
涼やかな気持ちで知らせていた

じりじりとした足の裏に
たまらず進みたくなると
赤い人がピカピカと知らせてくる

私の人生も、点滅しながら立ち止まるのか

貴女のために自立したいのに
何もできずに悔しくて
下に見ている自分の影が
口を大きく開けて飲み込もうと嘲笑っている

無意

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詩「ケージの中の似非物語」書きました。

詩「ケージの中の似非物語」書きました。

「ケージの中の似非物語」

ああ  もお
アタマが こんがらがって
こんぐらっちゅ・れいしょーんず

あぁ  あたしって
いっつも アテンション
いつでも たかーいたかーい

たかーい たかーいは
オトナになったら ノンキャッシュレス
セノビしながら てをのばすのは
グルグルのキャンディばかり

アタマもナニもかも
こんがらがって アナタのおめめに
こんぐらっチュ しちゃいたい

ああ   これっ

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詩「活動に疲弊した、その夜」書きました。

詩「活動に疲弊した、その夜」書きました。

「活動に疲弊した、その夜」

素麺のつけ汁のなかで氷がパチリと鳴った時
私の人生は変わったのだった

月が照らすような朝を迎えた
胸に掻痒を覚えながら
刻みつけるかのように手の甲を掻いた
地球儀の中に迷い込んだ団地の中で、
相変わらず私は
夏を知った気になっている

人と同じような文言で
人と同じような生き方を尻目に、
私は春を知った気になって
秋を知らずに木枯らしについて語っていた

手の甲に出

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詩「配慮が追いやられた、夜」書きました。

詩「配慮が追いやられた、夜」書きました。

「配慮が追いやられた、夜」

凪に傷ついた夜だった
夏をナイフで刺してみて
突き刺したフォークの隙間から
マグマが溢れた日だった

自転車を静かに走らせていく

黄色い凸凹の上には雑草が鬱蒼と茂っている
ダイバーシティもあったもんじゃないと
夕暮れが静かに薫る信号機の下で
ぼんやりと
わかったような口を聞いて
杖を持つ手が怪訝そうに
白い目で訴えてきた

自転車の急ブレーキがかかる

必要とされな

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