シェア
作織 未侑(みゆ)
2024年9月12日 21:45
詩「穢れなき謹慎へ」朗読しました。
みゆ
「穢れなき謹慎へ」唇に触れようとすると走馬灯が見えた睫毛が途端に、憂いを帯びる同じ性質しか愛せないのはどうしてだろうかわかっているのに僕は問わずにいられない嗅覚が不快と共に堕ちていく君の唇の際から、桃のような香りと虚しい期待の温もりを感じた怪訝そうな目で睨みをきかせてももう無駄だってことに眩ませていっそ僕ごと、傷ついてほしい紙一枚以上に繋がった関係を
2024年5月15日 19:38
詩「懺悔」朗読しました。
「懺悔」 風が立ち止まるように私を凝視した今日こそは、が今日にはならない悔しさを毎日込み上げては、下唇に悔しさの跡がうっすら浮かんでいた朝が来ることを普通だと思い傍若無人に喋り狂う最低なのは貴方ではなく果たして誰だったのか晴れる道もかすれる言葉も自業自得でしかなく分岐点が軋むレールが、自身を曇らせた込み上げ続ける反射に祈りを込めて痛んだ背中がひどく惨めだっ