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北陸の郷土食「うち豆」をリリースしました!

こんにちわ!リハスファーム白山の村中です。
今回は北陸の郷土食「うち豆」を作成し、リリースしたので作成までの流れを紹介します!

皆さん「うち豆」はご存じですか?

うち豆

北陸に伝わる郷土料理で浄土真宗の開祖・親鸞の祥月命日の前後に「報恩講」が行われ、「うち豆」は精進料理の材料として利用されてきました。
冬の間の貴重なたんぱく源であることや大豆よりも火が通りやすく料理に使いやすい、保存も利くものとして重宝された。

おばあちゃんが作った味噌汁に大根とニンジンのみそ汁の中にうち豆が入っていてとても美味しかったことを覚えています。(最近食べてないのでまた食べたいな)

うち豆汁

うち豆の原材料は大豆です。夏の間には枝豆として出荷していますが、11月まで収穫せずに置いておくとカラカラに枯れて大豆となります。

まだ枝豆のころ
11月にもなると枯れてカラカラに

大豆を取り出すためにとにかく叩きます。4人で交互に叩いていくので協調的に動くことのリハビリになります!
(農作業ではお互いに協調して動いたり、声をかけて動いたりする作業が多いので社会参加に向けたリハビリにもなることが多いです!)

4人で協調して叩きます

採りきれないものは一人で直接叩きつけて大豆を取り出します。

採れた大豆はお湯でふやかしておきます。

利用者様が道具を使って調度よく潰してもらい乾燥させます。

乾燥して色の悪い物を取り除いたら袋詰めしていきます。
片手が不自由な方に袋詰めしてもらっているのですが、方法をご自身で工夫出来る方で最初に提案した方法よりも簡単に入れることが出来ていました。

リハビリの業界あるあるかもしれませんが、臨床や現場で患者様やご利用者様から学ぶことも多いですサービスを提供していると同時に学ばせてもらっていることも自覚して臨んでいきたいと思っています

最初に計量
袋を開いて被せる
逆さまにすると片手でも入れられます!

袋にうち豆を入れた後はPOPを入れます。
POPにはうち豆レシピがついており、一袋につき1レシピ。全3種類あってランダムに入れていますので店頭で見かけた際には手に取ってみてください!

POPを入れた後にはシーラーで封をします。

最後に裏張りのシールを貼って完成です!

昨日は北安田のAコープに並べてきました!

昔食べたことがある人もない人もこの機会に購入してみてください!
農業は様々な仕事があるので障がいに合わせた仕事が準備しやすく、リハビリとしても身体的、精神的だけでなく、ソーシャルスキルを向上するための題材としてもぴったりだと思っています。

病院や訪問リハだけでは出来ないリハビリが農福連携で出来るので自宅での生活が安定して社会参加に向けたリハビリとしてとてもおススメです!

障がいをお持ちの当事者はもちろんですが、リハビリテーションの業務に関わっている方で社会参加に向けたリハビリに限界を感じている、就労支援について関わってみたいというセラピストの皆さん!リハスで働いてみませんか?もちろん、農福連携に興味がある方は支援員も募集していますので興味のある方は是非応募してみてください!

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