久しぶりのクルマの運転
しっかり距離を走ってみて思ったのは、最高のクルマです。
やっぱ、もっと乗った方がいいですね(笑)
正直言うと、このクルマに乗り換えるかどうかというのはかなり悩んでいました。流石に真っ赤なグランツのインパクトは相当デカいし、個人的にも超お気に入りでしたから。
しかしながら、時代の流れとは残酷なもので、最新バージョンは「快適性と走行性能の両立」です。
距離も3000Kmを超え、少し馴染み始めてきたのか、エンジンがとにかく調子が良く、580PS、74.4Kgfmの爆発的な加速力は伊達じゃないです。
いくらグランツのエンジンサウンドが最高とは言え、こんだけのパワーを体感すると沈黙します(笑)
昔はタービンまで変えてゴリゴリにチューニングしなければこういったセダンは作れませんでしたが、今はメーカーがそれをやってくるんだからいい時代になったものです。V8のこれだけのパワーをしっかり受け止めるシャシとブレーキも凄いですね。
勿論、現実的なことを言えば一番ベーシックな330PS仕様でも何ら不満が有るわけではないですが、流石にこのパワーを体感してしまうと、頑張ってトロフェオ買った意味があります。
この、昔ながらの「スポーツサルーン」と呼べるクルマは殆どない中で、未だにこの立ち位置をキープしてくれるギブリの存在は貴重です。特にこのクルマは私のこだわりオプション満載で、快適性と走行性能を徹底的に妥協なく仕上げてもらっているので、ホント理想に限りなく近い一台。
もっと言えば、そこまでやらないとグランツから乗り換えるのも納得できないですから(笑)
技術的には新しいけど、クルマに対する考え方は古き良き時代のまま。
まさにマセラティの真髄でしょう。
「最新」が「好みになりうるか?」と言われる別問題です。
変わらないことも価値になりうる。
もっと言えば、「変わらないために変わり続ける」事が、価値を確固たるものにしていくというものです。
ホントは欲を言えばグランツの外装デザインでこのパワトレを乗っけてくれるのが一番理想ではありましたが、そこは新世代と言うことでMC20買えってことなんでしょう。
1年前、このトロフェオ初めて見せてもらっていました。
次はMC20をガレージに。。。。。
ガンバリマス・・・・。