【diver】_046 孤独も希望もいだいて生きる。
ちょうど1年前。
私は部屋にひとり。
生きることも怖い。
死ぬことも怖い。
だからここにじっといる。
じっとしている今も怖い。
1年前の私へ、そして同じ状況にいるあなたへ。
頑張ったね。
よく生きてここまで来たね。
どんな優しい言葉も今は何も受け付けないよね。
どんな思いやりの言葉も今は受け止められないよね。
だけど、それでも、死ぬことは最後の最後にとっておいてほしい。
皆に平等にいずれその日はやってくるのだから。
実はね、傷ついた人を本気で助けたい人はいるんだよ。
実はね、どんなあなたも愛おしいと思ってくれる人はいるんだよ。
ほんの少しでも行動を起こす気持ちがあるのなら、
どうか誰かに助けを求めてほしい。
どうか誰かを頼ってほしい。
一人では抱えきれない恐怖もきっと誰かとならお付き合いできる。
目の前にそびえ立つ山もきっと宇宙目線で見られるようになる。
自分も周りもかけがえのない存在なのだときっと心の芯から感じることができる。
みっともなくてもいい。
情けなくてもいい。
それでも、あなたを未来で待っているよ。