【モンキ】おぼえ書き_017 双極性障害と生きていく その2
みなさんどうも。「モンキ」です。
私は双極性障害との診断を受けています。
今回は、最近の私の状態について書いていきます。
双極性障害とは、気分が高ぶり普段より活動的になる、躁状態と、
気分が落ち込み何事もおっくうになる、うつ状態を繰り返す障害ですが、
しばらく前まで、私は軽躁状態にありました。
私は週に一度病院に通い、先週の活動状況を主治医と一緒に振り返るのですが、そこで主治医は違和感を覚えたそうです。
口数が多い、
出かける頻度が増えている、
普段は使わないネットで買い物をしている、
などが気になると。
また、中途覚醒や早朝覚醒があるが、さほど眠さは感じていない、
これは興奮状態による睡眠障害ではないか。
これらは私の軽躁の兆候なのでしょう。おぼえ書きとして残しておかないといけません。
一つ一つは取るに足らないことから、軽躁状態はスタートしています。
この段階では自覚はありません。双極性障害のやっかいなところです。
この話を聞いて家族はなるほどとうなずきましたし、
私が通うリワークスクール カラフル・金沢でも話してみると、確かに少し様子がおかしいと思っていたようです。
よく私のことを見てくれている、頼もしいサポーターたちです。
主治医は早期に軽躁状態を止めるべきだと、薬を処方してくれました。
放置すると状態はエスカレートする。そして必ずうつ状態が来る。
いかに軽躁状態をコントロールできるかが勝負だと。
意識して行動を減らしなさいと言われました。
これが難しいのです。
軽躁状態は続きます。
動きたいのに動いてはいけない。
しゃべりたいのにしゃべってはいけない。
かといって、あまりにも何もしないと、それはそれでストレスが大きい。
じれったくて苦しい日々が続きます。
しかし、対処法は身につけておかなければなりません。
薬物療法も行動療法も使って、軽躁状態をストップする。
これからも双極性障害と付き合っていくうえで必要なことです。
活動量を減らしつつ、ストレスもため込まないように、やりたいことを半分だけやる、ということを意識していました。
なので、どうしても我慢できなくてサッカーの試合を見に行ってしまったのですが、前半だけで帰ってきました。
よく半分で帰ってきたものです(笑)。
そして現在はどうなっているかというと、私は軽躁状態にあるのかうつ状態にあるのかわからない状態に移行しています。
混合状態と呼ばれるものでしょう。
混合状態とは、躁とうつが入り混じる状態です。
動きたい、しゃべりたい。軽躁状態は続いている感じです。
しかし、気分は落ち込んでいて、孤独感が強いです。うつ状態の兆候に思われます。
行動と気分がばらばらです。
主治医からは、軽躁を抑える薬の効果が強く出すぎているかもしれないと言われました。
薬の副作用か、足がムズムズし、貧乏ゆすりもでてきています。
主治医の指示により薬の調整をしつつ、引き続き行動の抑制に努めています。
まずは躁の部分をしっかり止めること。
調べてみると、混合状態にあるときには、
「消えてしまいたい」という、うつとしての思いがあるとともに、
「体が動いてしまう」という、躁の特徴もあるため、
自分を傷つけてしまう危険があるそうです。
こういう時こそ焦らない、とはリワークスクールでも話しているところです。
一日一日、
ゆるゆると、
最近のお気に入りの言葉です。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
次回は、病院に通うことになった経緯と、障害との向き合いかたについて書きたいと思います。
現在の状態:軽躁は収まってきた感じ