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毎日2時間の幸せで人生が変わる/いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才

いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才』を読みました。
以下、心に残った部分を引用しながら感想を書いてみます。

この本のタイトルを見て、あなたはどう思ったでしょうか? 

「たった2時間で幸せになれるなんて、そんな簡単なわけがない」

と思った人もいるかもしれません。でも、ちょっと待ってください。この本は、私たちの幸せに対する考え方を根本から覆す、驚くべき内容に満ちています。

私自身、この本を読むまでは、

「幸せになるには、24時間365日頑張らなければならない」

と思い込んでいました。毎日忙しく働き、休む暇もないほど自分を追い込んでいました。でも、そんな生活で本当に幸せになれるのでしょうか?

この本の著者は、こう言います。

24時間すべてが素敵である必要はない

いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才

つまり、1日のうちたった2時間だけでも充実した時間を過ごせば、それだけで十分に幸せを感じられるというのです。驚いたと同時に、この言葉を読んだとき、私の中で何かが「カチッ」とはまった気がしました。

例えば、あなたにこんな経験はありませんか?

たとえば、その日の夜に恋人と食事に行く予定があれば、朝からウキウキした気分になって、仕事に向かう道のりもいい気分だったりしませんか?

いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才

そう、私たちは無意識のうちに、小さな幸せの瞬間によって1日全体が良いものに変わる経験をしているのです。

この本は、そんな「小さな幸せ」の力を最大限に活用する方法を教えてくれます。著者は「自分を幸せにしてくれるものリスト」を作ることを勧めています。

このリストをつくると、それだけで幸せに一歩近づきます。何が自分の幸せなのかがわかってくるからです。

いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才

私も実際にこのリストを作ってみました。すると、日常の中にすでにあった小さな幸せに気づくことができました。そして、これらの時間を意識的に増やすことで、日々の生活がどんどん充実していくのを感じています。

また、本書では「幸せ」と「一時的な快楽」の違いについても深く掘り下げています。著者は次のような問いかけで、真の幸せを見分ける方法を提示しています。

「それをしている自分自身を好きだろうか?」

いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才

この問いは、自分の行動や選択を見直すきっかけを与えてくれます。「それをしている自分自身を好きだろうか?」と自らに問うことで、一時的な快楽に溺れるのではなく、自分を芯から満足させてくれる幸せに時間を使えるようになります。

本書の魅力は、理論だけでなく実践的なアドバイスが豊富なことです。例えば、スケジュールを立てる際には、まず「ご褒美」の時間を入れることを勧めています。

ご褒美を先に決めておくと、その時間に向けてがんばろう、そこまでには仕事をひと段落させよう、というモチベーションが働くのです。

いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才

私も試してみましたが、確かに「ご褒美」があるだけで、日々の仕事への取り組み方が変わりました。ご褒美を設定していないときは仕事のめんどうさにばかり目が向いてしまい、やる気が出ませんでしたが、ご褒美を設定してからは仕事のめんどうさよりもご褒美の魅力が勝り、意欲的に仕事に取り組めるようになりました。

さらに、著者は長期的な目標設定の重要性も説いています。

10年計画の目標を1つ持つだけで、人生は充実する

いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才

同時に著者は次のようにも述べています。

長期計画は、ルーティンでコツコツ進める

いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才

最後に、本書の核心を示す一文を引用します。

結局「小さな幸せ」が大事だと、つくづく思います。そして、それは1日のうちたった2時間もあれば十分なのです。

いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才

この本は、忙しい現代人にとって、新しい幸せの形を提示してくれます。24時間がんばり続けなくても、たった2時間の充実で十分幸せになれる。そんな希望を与えてくれる一冊です。

私は、この本を読んだ後、毎日の生活の中で意識的に「2時間の幸せ」を探すようになりました。そうすることで、日々の小さな喜びに気づき、人生がより豊かになっていくのを感じています。

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