マサラという名の新時代【レトルト23品目】
この世には2種類のカレーしか存在しない。
―― マサラであるか、そうでないか
noteの記事を書くために改めてカレーと向き合った今、カレー好きなら知っておかなくてはならない領域に踏み込んだ気がします。それが今回いただいた、未来カレーこりすさんの「濃厚チキンマサラカレー」です。
22種類のレトルトカレーを食べてきた中で、この「マサラ」がつくカレーも1つ食べてきました。しかしその時には、マサラがカレーとは全くの別物である事に気づかなかったのです。
まずは、いつものようにお皿に盛りつけます。
「カレー」と「マサラ」の違いは何でしょうか? ネットに転がっている内容を簡潔にまとめてみました[1][2]。
・カレー:イギリス人がインドから持ち込んだもので、スパイスの配分量
が一定に決まっている。
・マサラ:ミックススパイスという意味。インド人が料理に合わせてスパ
イスの配分量を変える。
さらには、カレーは汁っぽく、マサラはペースト状などといった意見もありました。確かに今回のマサラもドロドロしています。
しかし本当のところ、この定義はあやふやなのです。その証拠に、本場のインド人に同じ質問をしても、回答はバラバラになります。
そんなマサラを食べてみた
濃さも辛さもメシの進み具合も、平均に近いような感じです。そんな評価を跳ねのける様に、クセの評価が8になりました。これはまさしくマサラ:ミックススパイスの影響です。
本当に、今まで食べていたカレーが日本仕様である事を思い知らされました。多分皆さんの中にあるような
という方程式は、間違った認識である事に気づかされます。
例えば、マサラに含まれている以下のようなスパイス ――
の辛さではなく、食べる事を楽しめるのです!
それも今回紹介するようなレトルトカレーなら、スパイスに慣れていない私のような方でも軽やかに召し上がれます。
是非ともマサラという新時代をご賞味ください。
引用:
[1]
[2]
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