【福島県/県立中学校・高等学校等】2024年9月(5)【教育の現状レポート】
お疲れ様です。
人財教育/人事労務コンサルタントP206です。
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福島県教育委員会は、2023年3月にnoteと協定を締結し、「福島県の教育を支える地域の人々や企業・団体などが発信する情報をまとめたメディアをnoteに構築する」という、新しい試みをスタートしています。
このプラットフォームには、福島県の教育に携わる方々にとって、興味深い記事・多くの方に共有して頂きたい記事などが多く発信されています。
しかし、毎日多くの記事が発信されていることで、良記事・必要な記事が目に付かずに埋没してしまうことは大変残念に思います。
私も福島県の教育に関わっている一員ですので、様々な関係者の思いを伝えるため、良記事を定期的に取り上げることが出来ればと思い、上記プラットフォームに掲載された各学校等の現状についてのまとめ記事を発信していきたいと思います。
今回は『2024年09月30日まで』の記事まとめです。
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1.地域が支える 渡辺ならではの教育活動いわき市立渡辺小学校(県教育委員会)
記事の概要
いわき市立渡辺小学校は、昨年度(令和5年度)で創立150周年を迎えた歴史ある学校です。「青少年育成市民会議渡辺支部」の取組の1つである「田んぼの学校応援団」が、県内では唯一の環境大臣表彰を受賞しました。その活動を中心に、地域に支えられた渡辺小学校ならではの教育活動を紹介します。
(1)「田んぼの学校応援団」による稲作体験
5年生は、総合的な学習の時間で、「田んぼの学校応援団」の皆様に支えていただきながら、稲作にかかる一連の体験活動をします。かかしづくりやかかし立て、脱穀やもちつきといった体験まで行えている学校はなかなかないのではないでしょうか。
こうした活動を通して、子どもたちは、お米ができるまでの一連の流れを体験的に学ぶだけでなく、食への感謝の心、地域の自然の豊かさ、地域の方々の温かさなど、数多くのことを学んでいます。
(2)「渡辺地区ふれあい会」の方々と「ほるる」訪問
4年生は毎年、「渡辺地区ふれあい会」のおじいちゃん、おばあちゃん達と「いわき市石炭・化石館『ほるる』」に出かけました。見学をしながら、おじいちゃん・おばあちゃん達から昔のことを教えてもらったり、おじいちゃん・おばあちゃん達にも楽しんでもらうにはどうすればよいか、自分たちの立ち振る舞いを考えたりと、異年齢交流ならではのよさを存分に味わうことができました。
(3)渡辺小の伝統「和太鼓」
4年生になると、渡辺小では和太鼓の学習をします。子どもたちのお父さん、お母さんも経験されている、渡辺小学校が誇る伝統の一つです。4・5年生は1学期から、6年生は2学期から和太鼓の練習に取り組み、その成果を11月の渡辺町の文化祭に当たる「霜月祭」で披露します。
(4)その他にもたくさん支えてもらっています
1~3年生は、渡辺地区ふれあい会会長さんにお世話になり、サツマイモの苗植えや干し芋づくりを体験します。干し芋まで作る学校はなかなかないですよね。
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様々な年代・地域・内容の交流は、きっと子どもたちの成長にプラスをもたらすはずです。
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2.【勿来物語R6-21】校内探訪#1 ~事務室って何をしているの?~(県立勿来高校)
8月28日(水)には第2学期始業式が行われ、79日間の第2学期がスタートしました。
3年生は、9月16日からスタートする就職試験を前に、大詰めの時期を迎えています。がんばれ!
さて、生徒の皆さんにはなかなか触れる機会が少ないかもしれない、
校内のいろんな部分に焦点を当ててみよう、というのが今回の企画です。
第1弾として、若手事務職員のお仕事について取材しました。
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学校に関わっている大人は教師だけ、というイメージがあるでしょうが、意外に多くの立場の方がいらっしゃいます。そういった方にスポットを当てたことは大変面白いです。
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3.探究の共創 in Summer 2024 バーチャルポスターセッションに参加しました(県立あさか開成高校)
7月21日(日)に東京学芸大学主催の「探究の共創 2024 in Summer」バーチャルポスターセッションに、総合的な探究の時間で猪苗代湖水環境保全活動をテーマに活動する3年生2人が初参加しました。
バーチャルポスターセッションとはMetaLifeというバーチャル空間で、アバターを操作しながらポスターセッションをするイベントです。全国の中学生・高校生との交流を楽しみつつ様々なアドバイスを得た2時間でした。
講評の中で探究活動で教科で学んだことは活かせているか?普段の授業でも探究的な視点を持つこと、発表するときには相手に伝わるように物語として話すことなどがありました。
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探究の成果を発表する場を経験することも必要ですが、「探究過程で意見やアドバイスを聞く」と、その探究を深く・正しい方向へ進ませる可能性が高くなりますので、この取組みはもっと広がるべきだと思います。
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4.令和6年度 Joshikaiに参加しました(県立磐城高校)
7月27日(土)~28日(日)に、双葉町産業交流センターで行われた、「国際メンタリングワークショップ Joshikai in Fukushima」に本校の1年生が1名参加しました。全国から主に理系進学を希望する女子高生が約40名と、米国イリノイ州から4名の女子高校生が集い、自分たちの将来について、国内外の女性研究者メンターのアドバイスも踏まえながらディスカッション・プレゼンテーションを行いました。
ポスターセッションやメンターの方々の講演も行われ、有意義な時間を過ごすことができました。
本校から参加した生徒は最初こそ緊張していましたが、最後のラウンドテーブルミーティングでは堂々と自分の疑問を質問する姿が見られました。
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福島の復興だけでなく、これからの原子力の在り方など、将来について様々な意見の交流をすることは大変良いと思います。
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