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【福島県/県立中学校・高等学校等】2024年6月【教育の現状レポート】

お疲れ様です。
人財教育/人事労務コンサルタントP206です。

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福島県教育委員会は、2023年3月にnoteと協定を締結し、「福島県の教育を支える地域の人々や企業・団体などが発信する情報をまとめたメディアをnoteに構築する」という、新しい試みをスタートしています。



このプラットフォームには、興味深い記事・多くの方に共有して頂きたい記事などが多く発信されています

私も福島県の教育に関わっている一員ですので、様々な関係者の思いを伝えるため、定期的に取り上げることが出来ればと思い、まとめ記事を発信しています。

今回は『2024年06月03日まで』の記事まとめです。



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1.地域とともに歩む学校 白河市立小野田小学校(県教育委員会)



記事の概要

 本校は、白河市の東地区(旧東村)に位置し、児童数56名の小規模校で、今年度創立150周年を迎える歴史ある学校です。田畑や果樹園が広がる自然豊かな環境で、児童はのびのびと生活しています。
 本校教育目標である
    1 健康な子ども 
    2 すすんで学ぶ子ども 
    3 正しく判断し、実行できる子ども 
    4 思いやりのある子ども

の実現を目指し、教職員、保護者、地域が一体となって教育活動を進めている小野田小学校ならではの取り組みを紹介します。

1毎週金曜日は体力づくりに取り組むフライデー活動

 1日60分以上の身体活動を行うことを目的に、日課表に体力づくりの時間を設定しています。イベントや季節に応じ、年間を通じてなわとびやコオーディネーショントレーニング、よさこいなどさまざまな運動に取り組み、運動機能の基礎を形成しています。

2地域の人たちと作った野菜を給食で…食育の推進

 本校は自校給食で、温かいものは温かく、冷たいものは冷たく提供することができ、児童はいつも給食を心待ちにしています。調理室のとなりにランチルームが併設されており、調理員が作業する様子を間近に見ることができます。普段から感謝の心を持ち、食への関心が高く、残食が非常に少ないです。毎日、全校児童がランチルームで給食を食べます。年間を通して畑で栽培している作物が給食のメニューに登場することもあります。

3「ビブリオバトル」を通し、自然に表現力のある子どもが育っていく

 本校の教育目標の中の一つに、「すすんで学ぶ子ども」があります。主体的に学び、確かな学力を身に付けた子どもを育てたいと考えています。その中の取り組みの一つに「ビブリオバトル」があります。ビブリオバトルとは、自分が面白いと思った本を持ち寄って順番に紹介し、その発表についてそれぞれ参加者全員でディスカッションを行い、最後に一番読みたくなった本を投票で決めるというゲームです。

4地域とともにある学校~地域の教育力を生かした指導の充実~

 本校では、保護者や地域の方々、一人ひとりに支えられ、地域の教育力を生かしたさまざまな活動を行っています。本に親しむ活動として、地域のボランティアによる「どんぐりの会」が、子どもたち(1~3年生)に読み聞かせを行っています。また、東図書館のうぐいす号(移動図書館)が月に1度、来校します。
 栽培活動では、本校の校庭には大きな畑があり、全校生が年間を通して、農作業に取り組んでいます。

身体と精神の両方を豊かにする取組みの推進はとても良いです。

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2.Friend Trees #View from the principal's office(県立原町高校)



ワードツリー。
私が学生の頃は受けたことの無いタイプの授業ですが、面白そうですね。

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3.2024教育コース①ピンチはチャンス!逆境を楽しめ!〜三浦学長降臨〜(県立郡山高校)



令和6年4月25日(木)
郡山高校では、教育分野に興味がある生徒たちに「教育コース」を設置しております。

昨年度からスタートしたこのコースでは、学校の先生になりたい生徒はもちろん、教育行政や国際機関の教育局、はたまた塾や予備校などの民間教育機関で働きたい生徒たちにさまざまな学びの場を提供しています。

今年度の教育コースでは、教育コース2年目の生徒は「フェロー」となり、受講生でありつつ、司会や計画立案など運営にも参加する役割になります。

第1回目は、福島大学の学長、三浦浩喜先生に来ていただき、教育のこれからについてお話ししていただきました。昨年度に引き続き、OECD東北スクールの牽引者(リーダー)であり、現在の教育の基礎づくりに携わった立場から、VUCAと呼ばれる予測することが難しい時代の教育のあり方についてお話ししていただきました。

三浦先生のモットー

ピンチをチャンスに!逆境をバネにできないか?!」三浦先生は、生徒たちの世界に入って話をすることから始めたそうです。そして、美術のものづくりなど実践を通して生徒たちと関わっていったそうです。

【VUCAの時代と教員に求められる資質】三浦先生は次のようなことを言った。「2045年にシンギュラリティと呼ばれるAIが全人類を超える時が来るってレイ・カーツワイルがいったそうです。ChatGptなどの生成AIの進化を見ていると、それはもっと早くおとづれるんではないかと思う。そのほか、2040年くらいには、全国1800市町村の半分が存続が難しくなるって言われている。そんな中で、教育は、教育者はどうあるべきか?」

知識は当然必要!知識を伝えられる、知識をしっかり生徒に身につけさせる実践力もさらに必要となります。しかし、一番大切なのは、「教育観」や「児童館」などさまざまな見方を持つ態度が大事!」


どんなに時代が変化しても、根っこの部分は多くの分野で変わりません。
基本と応用の両方を強化して、VUCAの時代の時代に対応しましょう。

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4.5月7日(火) 第1回校則見直しプロジェクト ~ルールメイキング~ 実施(県立会津高校)



本日は、①『校内でのスマホの使い方』と②『制服の着こなし』について話し合いました。 6人程度のグループでの意見交換の後、グループでの結果の発表をしながら、クラス全体での情報共有と話し合いを行いました。

各クラスの自治委員が中心となって運営し積極的に活動しました。    

あるグループは、見直す提案を述べるだけでなく、提案する理由を明確にするなど、提案にさらに深みを持たせる工夫をしました。
また、別のグループでは、現状と見直した後のメリットデメリットを考察し、見直したい方向性への強い意見を提示していました。

生徒たちは、自分たちの意見を正しく伝えることの難しさを感じながら、聞く側の生徒も発表する側の生徒も主体的に話し合いに参加しました。


「校則」は、会社の「就業規則」と同じように、全てを絶対に守るべきものではなく、時代に合わせ変化させつつ守るものなので、定期的に校則の見直しを行うのが良いと思います。



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