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滾る感情を吐き出すための撮影機材たち:約半年間で揃えた、映像制作とポートレート撮影で使用する機材の差異比較

■ 滾る感情を吐き出すためのパートナーたち

これまで、このアカウントでは、映像制作会社のプロデューサー兼プランナーが、自社の設備投資としてSONY FX3および周辺機材を購入したところ、突然ポートレート撮影欲が滾ってしまい、この「滾る感情」を吐き出すために、ポートレート作例をアップしてきましたが、今回の記事では本業の映像制作とポートレート撮影で使用している撮影機材を紹介していきたいと思います。

記事その16で、映像制作時とポートレート撮影時に使用する機材が似通ってきたということを紹介したのですが、同業者にはなかなか評判が良かったので、改めて単独の記事にしようという魂胆です。

ボディやレンズなどのメイン機材は共通なので、細かな差異が面白いと感じるか、ほぼ同じやんけ!と感じるか、私の周囲のカメラマンやディレクターでも意見が異なっていたので、詳細にご紹介していきたいと思います。

■ 映像制作時の機材

ある映像案件でのセッティング

案件によって、必要機材は変わりますので、不足分はレンタルしたり、仕事仲間から借りたりしてします。また、ディレクションやカメラマンを外注した場合、彼等は私以上に機材は自前で揃えていることも多いので、互いに持ち寄った機材を現場で適材適所に配置したりしています。

このあたりは、私の仕事仲間ではソニーカメラ、特にFX3愛用者が多いので、可能になる手段ではあります。

企画・プロデューサー(ときどきディレクター)が経営する映像制作会社が機材を買い始めてから半年約経過した現時点で、自社の設備投資として買い揃えた機材をご紹介します。

<映像制作時に使用する機材>
※はポートレート撮影時と共通機材
Camera:SONY FX3 ※
Lens:SONY FE 24-105mm F4 G OSS ※
    SONY FE 50mm F2.5 G ※
Filter:TOKYO GRAPHER OPF 480-L ※
     NiSi TRUE COLOR ND VARIO ※
     NiSi SWIFT BLACKMIST 1/4 ※
CFExpressA:NEXTORAGE NX-A1PRO 160GB ※
SDXC:SONY UHS-II TOUGH SF 560GB ※
Monitor:Hollyland Mars M1 Enhanced ※
Monitor Mount:SmallRig 2905B ※
Cage:SmallRig 4184 ※
Top Handle:SmallRig 3766
Side Handle:SmallRig 3813 ※
Gun Mic:SONY ECM-XM1
Wireless Mic:SONY UWP-D21
Tripod:Leofoto LVC-253C + BV-20
Camera Bag:Manfrotto Pro Light TOUGH55 ※
        PeakDesign Everyday Sling 10L ※
LIght:Aputure amaran 200ds
    Aputure amaran COB 60ds × 2
    Ulanzi Stick light VL119
    Ulanzi mini LED light VL81
LIght Stand:NEEWER Stainless Stnad
        Ulanzi TT43 LightWeight Stand
        FOSOTO LightWeight Stand
Soft Box:AMBITFUL P60

強いてあげるとすれば、照明関連機器を専用大型ケースに入れるのではなく、一般的な大型(95Lサイズ)スーツケースに入れて公共交通機関でも運搬しやすくしている点です。照明機器の専用ケースは高さがありながら2輪のものがほとんどなので、公共交通機関では運搬しづらい(ほぼできない)のですが、一般的な大型スーツケースであれば違和感なく公共交通機関に乗ることができます。そのため、ライトスタンドに関しては、比較的重量があり安定感が高いステンレス製のもの(クルマ移動の際に使用する想定)と、アルミ製で折畳みサイズがスーツケースに入るサイズの軽量タイプの2種類を用意し、使い分けています。

この方法は旧知の映像ディレクターから聞いたスタイルです。このスタイルであれば、移動時の運搬のストレスが軽減されるので、照明機材を買い揃えたとしても今後も色々な案件で使えるだろうと判断し購入に至りました。実際に某地方に何度も撮影に出向く必要がある案件を受注した際、クルマではなく新幹線移動できたので、撮影後の疲労困憊状態で運転しなくてもよい、というのは撮影関連QPLが上がった気がしています。

※本記事のAmazonへのリンクはアフィリエイトです

・Camera:SONY FX3
まずはこれがなくてははじらない、私のメイン機です。
このカメラを買ったことで、ポートレート撮影欲が滾ってしまい、このnoteやInstaも始めました。仕事の上でも、プロデューサーだった私が自分でカメラを回す案件もぼちぼちと出てきました。まさにこれを入手したことが色々と転機になった、愛機であります。

・Lens:SONY FE 24-105mm F4 G OSS
映像制作でもポートレート撮影でもメインとなるレンズです。
私が企画・プロデュースする映像制作ではそれほどボケ感が必要になることはないので、F4で十分だと考えこのレンズにしました。しかし、ポートレート撮影で使ってもある程度はボケてくれるので重宝しています。

・Lens:SONY FE 50mm F2.5 G
コンパクトで軽量なので、非常に取り回ししやすいレンズです。ただ、現時点ではあまり活躍させることができていません。50mm、むずい。

・Filter:TOKYO GRAPHER OPF 480-L
最近のポートレート撮影ではこのフィルターを使うことが増えてきましたが、先日、映像案件でもはじめて使用しました。このフィルターが作り出すルックは、クライントにもなかなか好評でした。

・Filter:NiSi TRUE COLOR ND VARIO 
映像撮影では必需品ともいえるNDフィルターですが、可変タイプは回転させるだけで5段階調整が可能なので、本当に使いやすいです。このNiSiの可変フィルターは、可変NDの弱点ともいえるXムラが発生しづらいと言われており、私の周りでも使っているカメラマンが多い印象です。シルバーのリングがかっこいい。

・Filter:NiSi SWIFT BLACKMIST 1/4
上記の可変NDフィルターと合わせて購入しました。ワンタッチで装着できるので、撮影時の中断時間が短くすむというメリットがあります。

・CFExpressA:NEXTORAGE NX-A1PRO 160GB
4K120Pで動画を収録するには、SDではなくCFExpressが安心、というわけで全部で160GBのカード3枚で運用しています。このNextorageは日本メーカーということで信頼して購入しています。量販店では扱っていないためAmazonで購入していますが、価格がコロコロ変わるのでイライラします。

・SDXC:SONY UHS-II TOUGH SF 560GB
一応、予備として常に持参していますが、上のCFExpressAをダブルスロットに差しているので、あまり出番はないです。

・Monitor:Hollyland Mars M1 Enhanced
転送も可能な外部モニターです。転送機能がないモニターと比較するとかなり高価なのですが、iPadやスマホに簡単に転送できるので、クライアントモニターの設定が簡単に済むのが気に入っています。
また1000nitという輝度のため、晴れた日の屋外でもかなり見やすいです。また、モニター間でも映像転送可能なので、もう一台欲しいと考えています。

ポートレート撮影時には、MFオールドレンズのピント合わせにも重宝しています。小さなバリアングルモニターだけではピントが合う気がしません!

・Monitor Mount:SmallRig 2905B
上記のHollyland Mars M1 Enhancedを購入した当初はもっと簡易的なモニターマウント(Smallrig 3577)を使用していたのですが、どうしても横方向に緩んでしまうため、こちらの少し大ぶりなモニターマウントに変えました。これでモニターを装着すると、本当にガッチリと固定されるのでおすすめです。

・Cage:SmallRig 4184
ボディのケージだけでなく、ハンドベルトと、XLRハンドルの延長キットがセットになったものです。FX3本体を購入した際に同タイミングで購入装着したため、ずっとケージは装着したままです。自分のFX3の裸は、箱から開けた時しか見ていないことになります。
XLRハンドル延長キットの中間あたりに、コールドシューを追加で装着し、マウントアダプターを装着できるようにしてあります。

・Side Handle:SmallRig 3813
サイドハンドルの上部に、上記のコールドシューを装着し、ワイヤレスマイクの受信機を装着しています。手持ち撮影のときは、このサイドハンドルを使うことで安定します。
モニターやトップハンドルを装着したFX3には、このサイドハンドルがないとバランスが悪い気もします。

・Gun Mic:SONY ECM-XM1
ソニーのド定番ガンマイクです。家電量販店では扱っておらず、あくまでビデオカメラの部品として取り寄せる必要があります(システムファイブやフジヤカメラ動画館など機材専門店には在庫あり)。そんなマイクも扱っているなんてAmazonすげえ。

・Wireless Mic:SONY UWP-D21
業務用のワイヤレスマイクです。XLR端子を備えているので、受信機から直接FX3に入力できます。
このマイクを購入する前は「Rode Wirekess GO 」あたりを買おうかと考えていたのですが、同業の後輩に「業務用のこのマイクにしないとやばいっすよ、Youtuberじゃないんだからw」と言われ、これを選択しました。受信機はサイドハンドルの上に装着しています。

・Tripod:Leofoto LVC-253C + BV-20
老舗が多い印象の三脚メーカーのなかで、かなり新しいメーカーですが、いろいろ評判が高かったのでこれにしました。現時点では過不足はありません。

・Camera Bag:Manfrotto Pro Light TOUGH55 
映像制作の際には、だいたいこのキャリーケースに機材を入れています。某ペリカンにそっくりですが、それはそれとして。外部に三脚用アタッチメントを装着することができるので、運搬しやすいです。
最近ではポートレート撮影の際もこのキャリーで行きました。モデルさんには少し引かれたようですが。

この時は、ポートレート撮影時なので、
三脚はUlanzi TT09 VideoGo F38をアタッチメントを使って外付けしています

・ Camera Bag:PeakDesign Everyday Sling 10L
いまや定番となったカメラバッグです。訪日中のインバンドの皆さんもよく使っていて、渋谷では必ず背負っている人を見かけます。何度か「Nice Bag !」とサムアップしながら声を掛けられました。声を掛けてきた方も同じEveryday Slingを使っていたので、「お前のバッグもナイスだな!」と返事すればよかったのか、、。

最近では、上のマンフロットのキャリーバッグの上に乗せて使用する方法を覚えたため、最近また出番が多くなりました。キャリーは荷物を取り出すためにバッグそのものを倒す必要があるため、中に入っている機材を出し入れするが面倒なので、レンズやバッテリーなど頻繁に交換するものはEveryday Sling に入れておくことで、スムーズな撮影が可能になります。

マンフロットのキャリーとピークデザイン エブリデイスリングの組み合わせが、私にとっての現時点での最適解です。

※下記Amazonリンクは6Lモデルです。

・LIght:Aputure amaran 200d
知人ディレクターから薦められてこちらのライトにしました。正直に言って特にこだわりはありません。

・LIght:Aputure amaran COB 60ds × 2
上記の200と同じく知人ディレクターから薦められたライトです。

・LIght:Ulanzi Stick light VL119
機材系Youtuberに影響されて購入しました。撮影現場では、一度だけ背景の暗部を起こすために使ったのみで、まだそれほど活躍はしていません。

・LIght:Ulanzi mini LED light VL81
このライトも、撮影現場では、一度だけ背景を起こすために使ったのみで、活躍はしていません。

・LIght Stand:NEEWER Stainless Stnad
クルマ移動の際には、重さを気にせず、こちらのステンレス製スタンドを持参しています。

・ LIght Stand:Ulanzi TT43 LightWeight Stand
地方での撮影など、公共交通機関を使用する場合には、仕舞寸法がスーツケースに入るこちらのスタンドの出番です。

・LIght Stand:FOSOTO LightWeight
アルミ製のライトスタンドは、もう1本こちらも持参しています。2本のアルミライトスタンドをあえて同じモデルにしなかったのは、耐久性などがわからないので、いつか壊れるときが来たとしても違うタイミングであって欲しい、と考えたらからです。

・StandSoft Box:AMBITFUL P60
ソフトボックスはとくにブランドに拘らず、価格で選びました。


当社が購入した映像制作用の撮影機材は、以上となります。

今後の予定としては、ロケ撮影の際、カメラ本体だけでなく外部モニターも含めたバッテリーマネージメントに気を使うので、一括して長時間電源供給できるVマウントバッテリーを購入する予定です。ここまでほとんどのリグ系はSmallrig製品なので、VマウントバッテリーとバッテリーマウントもSmallrigを選ぶ気がします。

そして、メインレンズである「FE 24-105mm F4 G OSS」の前後を補填する意味で、同じGレンズでF4の「FE PZ 16-35mm F4 G」と「FE 70-200mm F4 G OSS 」を揃えたいと考えています。


■ ポートレート撮影時の機材

比べてみると、ガンマイクがないだけ、に見えますね
ホットシューにモニターマウントをつけるのは、
強度的に心配になってきたのでやめました

映像制作時の機材と比較すると、描写で遊ぶためのオールドレンズをはじめたとした個性的な(≒変な)レンズがいくつかあり、マイク関連と照明機材は使っていない、というのが差異でしょうか。

というのも、「ポートレートムービー」は撮らないことにしたからです。映像制作が本業のせいなのか、ストーリーの起承転結やメッセージがない映像、というものに違和感を感じてしまいました。

ポートレート撮影をはじめた初期のころはムービーも撮っていたのですが、実際にPremire Proで編集してみると「なんだかよくわからない映像」しかアウトプットできなかったのです。映像のセオリーとして、各カットに、そしてカットをつなぐ順番にも意味が発生し、意味のないカットというのは理論上存在しないはずなのですが、ポートレートムービーはすべてのカットに意味を見出せず、「生理的に気持ち悪い」というのが正直な感想でした。

私自身のアウトプットが悪いのか? とも考え、巷のポートレートムービーというものをいくつか視聴したのですが、どれも同じ、だったのです。

メーカーが発信するポートレートムービーは、目的がカメラやレンズの描写性能のアピールという意味においては理解できますが、メーカー以外が発信しているポートレートムービーの存在意義に疑問すら感じてしまい、私は触らないことにしました。というわけで、ここでのポートレート撮影機材とは、写真撮影を前提にしています。

<ポートレート撮影時の使用機材> ※は映像制作時と共通です
Camera:SONY FX3 ※
Lens:SONY FE 24-105mm F4 G OSS ※
    SONY FE 50mm F2.5 G ※
    ASAHI SMC Takumar 135mm F3.5
    ASAHI Super-Takumar 28mm F3.5
    ASAHI Super-Takumar 55mm F1.8(前期型)
    TOKINA SZX 400mm F8 Reflex
    GIZMON Utulens
Mount Adapter:K&F CONCEPT M42-E Ⅳ PRO
Filter:TOKYO GRAPHER OPF 480-L ※
     NiSi TRUE COLOR ND VARIO ※
     NiSi SWIFT BLACKMIST 1/4 ※
CFExpressA:NEXTORAGE NX-A1PRO 160GB ※
SDXC:SONY UHS-II TOUGH SF 560GB ※
Monitor:Hollyland Mars M1 Enhanced ※
Monitor Mount:SmallRig 2905B ※
Cage:SmallRig 4184 ※
Top Handle:SmallRig 3766
Side Handle:SmallRig 3813 ※
Strap:Peak Design SLIDE LITE
Tripod:Ulanzi TT09 VideoGo F38
Camera Bag:Manfrotto Pro Light TOUGH55 ※
         Manfrotto Advanced Active Backpack III
         PeakDesign Everyday Sling 10L ※
         Kenko Hessen CORNFORD Bag

ここからは、ポートレート撮影でしか使っていない(上記リストで※がついていない)機材を使ってみたショートインプレッションです。

・Lens:ASAHI SMC Takumar 135mm F3.5
オールドレンズに興味を持ってから最初に購入したレンズです。ポートレート撮影を翌日に控えたある日、唐突に「オールドレンズで撮影するのはどうだろう?」という考えが頭をよぎり、すぐにSNSやnoteで情報収集を開始し、秋葉原のオールドレンズ専門店「2nd Base」さんで購入しました。

「オールドレンズ、いいかも?」と考えてから実際に店舗で入手するまで約1時間というスピード感でした。

このあたりの経緯は「ポートレート撮影 作例の紹介 (滾る感情を吐き出す)その6:オールドレンズに手を出してしまった」に書いています。

・Lens:ASAHI Super-Takumar 28mm F3.5
上記のSMC Takumar 135mm F3.5と同じタイミングで購入しました。
28mmという広角に慣れるために、1人フォトウォークまで実施してみましたが、興味のある撮影対象が限定されていることに気付いただけの結果になりました。
このあたりは、「広角オールドレンズに慣れるために、浅草〜蔵前を1人でフォトウォークした結果」という記事に書いています。

・Lens:ASAHI Super-Takumar 55mm F1.8(前期型)
上の2点は勢いで購入したので、オールドレンズやタクマーシリーズについて、もう少し調べてから、タクマーシリーズのなかで一番人気と言われるこちらを購入しました。光源をフレームに入れるとゴースト&フレアが盛大に発生する面白いレンズなのですが、このレンズを持ち出した日に限って曇天になることが多いです。

私が所有するオールドレンズ、ASAHI Takumar 三兄弟
左:ASAHI Super-Takumar 55mm F1.8
中:ASAHI SMC Takumar 135mm F3.5
右:ASAHI Super-Takumar 28mm F3.5

・Lens: TOKINA SZX 400mm F8 Reflex
ミラーレンズという構造のおかげで、400mmという超望遠にも関わらず、小型化を実現したレンズです。ミラーレンズ独特のリングボケが強烈すぎて、もう少し慣れが必要ですね。

作例は、前記事「ポートレート撮影 作例の紹介 (滾る感情を吐き出す)その16」でご確認ください。

・Lens: GIZMON Utulens
「ローファイでエモーショナルな描写」ってことなんですけど、どういう意味なのかまだ理解できていないです。
このレンズの作例も、上と同じ記事にあげていますので、興味のある方はぜひご確認ください。

・Mount Adapter:K&F CONCEPT M42-E Ⅳ PRO
K&F CONCEPT のM42-E マウントの中では一番新しいモデル、ということでこの モデルにしました。

オレンジ色のリングに少し萎えています
このアダプターを見るたびに、黒く塗ってしまおうか、と悩んでいます

・Top Handle:SmallRig 3766
ホットシューに直接モニターマウントを接続するのは、強度的に心配になってきたので、ポートレート撮影時でもこのトップハンドルを装着したうえで、モニター&モニターマウントを装着するようにしました。

・Strap:Peak Design SLIDE LITE
ポートレート撮影時には外していますが、カメラをカバンに仕舞わない程度の撮影ポイント移動時に使うようにしています。

・Tripod:Ulanzi TT09 VideoGo F38
ポートレート撮影を始めたころは「ポートレートムービー」も撮っていたので、軽量トラベル三脚のなかで、ビデオ雲台がついたこの三脚にしたのですが、現時点ではムービーは撮影しないので、写真用雲台がついた他のモデルもよかったかもしれません。それでも、カーボン製の足がかっこいいので(カーボン萌え)、現時点でも使い続けています。

・Camera Bag:Manfrotto Advanced Active Backpack III
機材を入れる下部と、一般の荷物を入れる上部にセパレートしているので、とても使いやすいカメラバッグです。また、上記の三脚をサイドポケットに装着できるのも便利です。

このバッグを購入した経緯や特徴は「ポートレート撮影 作例の紹介 (滾る感情を吐き出す)その13:撮影中、擦り抜けていく何かを掴む」で書いています。

こちらの記事でも書いていますが、「すべてのカメラバッグは、少し小さいか、少し大きいか、そのどちらかしか存在しない」という真理に直面しています。

カメラバッグ沼にはまると誰もが一度は目にすることになる、「既存のカメラバッグはくそダサいので、全く新しいデザインのカメラバッグを作りました、という商品も同じようにくそダサいので、全く新しいデザインの、、、」という無限ループにハマらないために、大手メーカーのマンフロットを選びました。

シンプルで使いやすいです

・Camera Bag:Kenko Hessen CORNFORD Bag
「カメラとレンズ1本だけで軽快に撮影したい」と考えて購入しましたが、そんな撮影に出かけたことがないので、まだ使用していないです。小型ながらもクッション材が入っているので、十分にカメラバッグの機能を持っています。

以上、現時点での所有している機材と簡単なインプレションまとめでした。

■ 最後に

このnoteアカウントでは、滾る感情を吐き出すためのポートレート作例をご紹介してきましたが、少し趣向を変えた記事を書いてみました。

最初の記事でご紹介したように、このアカウントでは、映像・デジタルコンテンツ制作会社の代表兼プロデューサー/プランナーが、自らポートレート撮影のカメラマンとしてクライアントワークを受注することを初期目標に設定し、新規事業化を目指すべく、ポートレート撮影の作例をあげていきますので、よろしくお願い致します。

そして、こちらのnoteと同じく、ポートレート撮影の作例をあげていくInstagram アカウントも開設しました。是非ご覧になってください。

https://www.instagram.com/resonance_portrait/

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