Resonance Portrait Project

映像・デジタルコンテンツ制作会社代表であり、プロデューサー兼プランナーが、新しいチャン…

Resonance Portrait Project

映像・デジタルコンテンツ制作会社代表であり、プロデューサー兼プランナーが、新しいチャンレンジとして、ポートレートフォトグラファー/ビデオグラファーを目指し、作例をアップするアカウントです。

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SONY FX3を導入したら、いろいろ滾ってきた話

■ まずは自己紹介から はじめまして。 これまで、noteでは、クライアントワークとして某一般社団法人様の記事を何回か書いたことがありますが、個人としてははじめての投稿となります。 簡単に自己紹介をさせていただきますと、私は映像をはじめとしたデジタルコンテンツの制作会社代表として、企画・プロデュース(時々ディレクション)をしております。 これまで、ムービー/スチールという撮影ジャンルを問わず、餅は餅屋、プロに任せるのが常道と考えておりましたので、撮影に関してはプロのカ

    • ポートレート撮影 作例の紹介 (滾る感情を吐き出す):番外編

      ■ これまでのシリーズとは趣向を変えて これまで、急に「ポートレート撮影欲」が滾ってしまったので、この「滾る感情」を吐き出すために、ポートレート作例をアップしてきましたが、今回は撮影をするためではなく、たまたま通りかかった雰囲気のよい街並みで、特にテーマなどなくほんの数枚だけシャッターを押したので、「番外編」として少しだけ作例をアップします。 シリーズその8、11、12でモデルをお願いした知人女性との撮影です。 Model:なのちゃん https://www.insta

      • ポートレート撮影 作例の紹介 (滾る感情を吐き出す)その15:消えない何か

        ■ ポートレート撮影の現在地 ポートレート作例のご紹介、第15弾です。 モデルは第10弾、第13弾、第14弾と同じ知人女性です。 ポートレート撮影をはじめた今年の4月から7月ぐらいまでは「シネトーン」にこだわったカラーグレーディングをしてしていましたが、SONYでSIGMAのティールアンドオレンジの再現を経て、さらに新たな境地に達した気さえしています。 カラーグレーディングだけではなく、ポートレート撮影において現在の方向性を書いておきます(知人にモデル依頼する際に、In

        • ポートレート撮影 作例の紹介 (滾る感情を吐き出す)その14:揺れるなにかは写るのか

          ■ 感情の揺れは写真に写るのか ポートレート作例のご紹介、第14弾です。 モデルは第10弾、第13弾と同じ知人女性です。 最近では、本業の映像制作業において、企画・プロデューサー業以外にも、ディレクションや撮影する案件もあり、さまざまな葛藤や悩みという感情の揺れを抱えたままポートレート撮影当日を迎えることになってしまい(ただの睡眠不足ともいいますが)、モデルさんに迷惑をかけてしまわないかと心配だったのですが、ご本人曰く、「楽しく撮影できた」とのことだったので、胸を撫で下ろ

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        SONY FX3を導入したら、いろいろ滾ってきた話

          ポートレート撮影 作例の紹介 (滾る感情を吐き出す)その13:撮影中、擦り抜けていく何かを掴む

          ■ 撮影中、何かを掴みかける(暑さのせいかもしれない) ポートレート作例のご紹介、第13弾です。 モデルは第10弾と同じ知人女性にお願いしました。 前回は、ロケーションは都心で時間帯は夕方〜夜でしたので、今回は全て逆の方向性を狙って、ロケーションは海で時間帯は日中、という状況を狙って撮影させていただきました。 前回記事でこのモデルさんの「目力」について触れましたが、撮影に慣れてきたのか、レンズを射抜く目線にさらに磨きがかかったように思います。なるべく目線をはずした写真

          ポートレート撮影 作例の紹介 (滾る感情を吐き出す)その13:撮影中、擦り抜けていく何かを掴む

          ポートレート撮影 作例の紹介 (滾る感情を吐き出す)その12:高まる精度と風の演技

          ■ シャッターを押すたびに高まる精度 ポートレート作例のご紹介、第12弾です。 前回第11弾と同日、ロケーションを変えて撮影しました。モデルさんは8弾、11弾と同じ知人女性です。私の滾る感情(ポートレート撮影欲)に付き合っていただき、多謝であります。 Model:なのちゃん https://www.instagram.com/_petit._.poussin_/  雨が止んだこともあり、海沿い(または海上)へ移動しました。ここでは、風が予期せぬニュアンスを生み出し、揺

          ポートレート撮影 作例の紹介 (滾る感情を吐き出す)その12:高まる精度と風の演技

          ポートレート撮影 作例の紹介 (滾る感情を吐き出す)その11:異国情緒と反応速度

          ■ 2回目の撮影で反応速度が爆上がり ポートレート作例のご紹介、第11弾です。 第8弾でモデルをお願いした知人女性に、改めてモデルを依頼し、協力していただけることになりました。謝謝。 前回の撮影は、遅めの時間帯にそれほど時間をかけずに撮影しましたので、今回は日中、そして多少余裕を持たせたタイムスケジュールを組んで撮影しました。 Model:なのちゃん https://www.instagram.com/_petit._.poussin_/  前回はカメラマンとモデル

          ポートレート撮影 作例の紹介 (滾る感情を吐き出す)その11:異国情緒と反応速度

          ポートレート撮影 作例の紹介 (滾る感情を吐き出す)その10:影を探しながら夜の街を歩く

          ■ とうとう第10弾まで来ました ポートレート作例のご紹介、第10弾です。 何人かの知り合いに「すぐに飽きるんでしょ?」と言われてきましたが、滾りはじめてから(ポートレート撮影をはじめてから)約3ヶ月間のうちに、撮影回数は8回目、モデルさんは7人目を起用、記事としては第10弾となりました。Continuation is Power! 最近はあらゆる場所で「ポートレート撮影欲が滾っている」という話を繰り返し話しているのですが、モデルを依頼する際に、以下の作例アップ用Ins

          ポートレート撮影 作例の紹介 (滾る感情を吐き出す)その10:影を探しながら夜の街を歩く

          ポートレート撮影 作例の紹介 (滾る感情を吐き出す)その9:シャッターが生み出すリズムへの知覚

          ■ 写真を撮るという行為が生み出すリズムとグルーブ 第8弾の記事でも書いたように、最近はあらゆる場所で「ポートレート撮影欲が滾っている」という話を繰り返し話しているのですが、またしても知人女性がモデルとして協力していただけることになりました。感謝。 撮影の前日まで雨予報だったため、「雨に濡れず、奥行きがあるロケーション」という意図で、「大規模な建造物の中」という撮影場所を探しました。結果的に、撮影当日は曇りのち晴れという天候だったのですが、屋外はかなりの暑さということもあ

          ポートレート撮影 作例の紹介 (滾る感情を吐き出す)その9:シャッターが生み出すリズムへの知覚

          ポートレート撮影 作例の紹介 (滾る感情を吐き出す)その8:自作DIYフィルターやオールドレンズで都市の煌めきを写す

          ■ 新しいモデルの方とポートレート撮影 ポートレート作例のご紹介、第8弾です。 最近は公私を問わずに「SONY FX3を購入したらポートレート撮影欲が滾ってしまった」という話(初回投稿をご参照ください)をあらゆるところで繰り返しているうちに、モデルとして撮られることに興味を持っていただいた知人女性に、ポートレート作例制作にご協力いただけることになりました。 撮影は遅い時間からのスタートとなりましたので、都市部ならではのライトの多い場所でありながら、ある程度の奥行きや抜け

          ポートレート撮影 作例の紹介 (滾る感情を吐き出す)その8:自作DIYフィルターやオールドレンズで都市の煌めきを写す

          広角オールドレンズに慣れるために、浅草〜蔵前を1人でフォトウォークした結果

          ■ 仕事の合間に1人でフォトウォークを敢行 前々回の記事、作例の紹介第6弾にて「オールドレンズに手を出してしまった」ことを書きました。 ASAHI SMC Takumar 135mm F3.5と、ASAHI Super-Takumar 28mm F3.5の2本を入手したのです。 さっそくこの2本をポートレート撮影に持ち込んだのですが、28mmという画角とオールドレンズならではの描写に手こずりまして、Super-Takumar 28mm F3.5で撮影した写真は、第6弾の

          広角オールドレンズに慣れるために、浅草〜蔵前を1人でフォトウォークした結果

          ポートレート撮影 作例の紹介 (滾る感情を吐き出す)その7:再び、暮れ合いの海岸で撮影

          ■ 晴れた日の夕暮れを狙ったのですが・・・ ポートレート作例のご紹介、第7弾です。 第3弾、第4弾の記事と同じモデルさん(素人)と夕暮れ時のタイミングを見計らって近場の海岸に向かいまいした。 最初のカットは少し太陽を感じていますが、あとはあいにくの曇天でした。このモデルさんとは晴天時には撮影できないのか・・・。しかし、曇天には曇天なりの魅力があるのも事実。表情に影が乗らないので、今回もこのモデルさんの肌の美しさを強調することができました。 ■ 撮影機材紹介 <使用機

          ポートレート撮影 作例の紹介 (滾る感情を吐き出す)その7:再び、暮れ合いの海岸で撮影

          ポートレート撮影 作例の紹介 (滾る感情を吐き出す)その6:オールドレンズに手を出してしまった

          ■ オールドレンズに手を出してしまいました(沼の入り口を自覚)・・・ ポートレート作例のご紹介、第6弾です。 前回の記事の最後で触れたように、今回のモデルの方との撮影前日に衝動的に入手した、オールドレンズでも撮影しました。 今記事では、オールドレンズ購入の経緯と作例をご紹介したいと思います。 撮影の前日、翌日に控えたポートレート撮影のプランを考えていた際、唐突に「オールドレンズで撮影するのはどうだろう?」という考えが頭をよぎりました。これまであまり考えなかったジャンル

          ポートレート撮影 作例の紹介 (滾る感情を吐き出す)その6:オールドレンズに手を出してしまった

          ポートレート撮影 作例の紹介 (滾る感情を吐き出す)その5:モデルのバリエーションを求めて

          ■ これまでとは少し方向性を変えて ポートレート作例のご紹介、第5弾です。 これまでの作例を、本業の取引先のクリエイティブディレクターやカメラマンなどに見ていただいたところ、「(本気で)ポートレート撮影を事業化するのであれば、若い女性モデルの作例だけでなく、いろいろなバリエーションを増やした方がいい」というアドバイスをいただきました。そりゃそうだ、分かってる。 偶然にも、20代女性ばかりにモデルをお願いしてきましたので、今回は同世代(でいいよね?)の女性にモデルを依頼し

          ポートレート撮影 作例の紹介 (滾る感情を吐き出す)その5:モデルのバリエーションを求めて

          ポートレート撮影 作例の紹介 (滾る感情を吐き出す)その4:暮合いの公園にて

          ■ 晴天の夕景狙いだったはずが・・・ ポートレート作例のご紹介、第4弾です。 前回の第3弾では、小雨が降る直前の曇天での撮影となりましたので、今回は晴れた日の夕景狙いのつもりで撮影に挑んだのですが、あいにく今回も曇天気味の天候でした。 また、前回の投稿と同じ方にモデルをお願いして撮影しました。プロのモデルではないので、前回同様クレジットやアカウントなどは記載していません。 ■ 撮影機材紹介 <使用機材> Camera:SONY FX3 Lens:SONY FE 24

          ポートレート撮影 作例の紹介 (滾る感情を吐き出す)その4:暮合いの公園にて

          ポートレート撮影 作例の紹介 (滾る感情を吐き出す)その3:曇天の海岸にて

          ■ 曇天ローライトでのポートレート撮影 初回の記事で、映像制作会社の代表が自社の機材としてSONY FX3を導入したら、ポートレート撮影欲が湧き上がってしまい、通常業務である映像制作のクライアントワーク以外に、ポートレート撮影(静止画/動画)のクライアントワークを受注することを目指していく、という決意表明めいたものをお伝えしました。 そして、その勢いのまま書き上げた、前回と前々回の記事では、プロのポートレートモデルさんをハウススタジオで撮影した作例をご紹介しましたが、今回

          ポートレート撮影 作例の紹介 (滾る感情を吐き出す)その3:曇天の海岸にて